山行日:2024.11.25
コース:大円地P(7:15)~古分屋敷の方へ~フジイ越への道が発見できず~大円地P(7:45)~健脚コース~奥久慈男体山(9:00)~大円地越(9:40)~櫛が峰巻く~小草越(10:25)~(11:10)フジイ越(11:20)~古分屋敷登山口~大円地P(12:15)


さすがに紅葉しているだろうと思い、奥久慈へ向かった。今回は、昨年、せとなさんに教わった古分屋敷からフジイ越のルートを辿ろうと思っていた。

大円地Pに到着すると、出発の準備をしているご夫婦がいらっしゃいました。見覚えがあるなぁと思い、「yamasanpoさんですか?」と声をかけると、はたしてyamasanpoさんでした。yamasanpoさんご夫妻は、本日裏縦走路のモミジ谷の様子を伺いに行くとの事。あいかわらず、マニアックな歩きを実践されておられるなぁ~と、感心しきり。大円地越の方へ歩かれていかれました。


大円地Pから奥久慈男体山。天気は上々。
IMG_4711



さて、俺は、フジイ越へ向かうべく、車道を戻り気味に登り、左折。古分屋敷最奥の民家の方へ進む。
IMG_4712



古分屋敷のPとWCを確認。進む。
民家の脇を覗きながら進むが、それらしき登山道がみつからない。最奥民家を過ぎて、なおも直進するとビールケースのようなものが置いてあり、とおせんぼ。先を見ると、ぺんぺん草が生えていて、人が踏んだようには見えなかった。戻る。



トンネル上のPの所まで戻り、もう一度道を捜しながら進んでみる。
IMG_4714



道はみつからない。民家が数件あるが、いまだヒッソリとしていて人の姿はない。唯一、道らしき踏み跡があり、違うだろうなぁ~と思いつつ、入り込んでみると、墓地があり、すぐに下り坂となり、なんと大円地Pに戻ってしまった。

大円地Pには新たに数人の登山者がおり、準備中だった。その中の一人に、「フジイ越への道」聞いてみたのだが、俺の聞き方が悪かったのか、軽くイラッとさせてしまったようで、話がかみ合わなくなってしまった。俺の不徳の致すところ。


こんなはずではなかったのだが、仕方ない、逆回りで歩こう。昨年、せとなさんのブログに追加で地図まで掲載していただいたのに、この結果。ふがいなし。


蕎麦屋の前から奥久慈男体山。
IMG_4715



ムムッ・・・、予想外に紅葉は進んでいない。青葉だらけ。
こんなはずではなかった
IMG_4716



部分的紅葉を見つけて写真を撮る。
IMG_4717



そして、ボーッと歩いていたせいか、
IMG_4719



前がパッと開けて、
IMG_4720



健脚コースへ入り込んでいた。
こんなはずではなかった③ 
一般コースを歩きたかった。
IMG_4721



鎖、ロープの連続。俺、険しい所は大嫌い。でも、もう後戻りできないよ。必死に登る。
IMG_4722



あずま屋が現れた。主稜線にようやく乗り上げることができた。ここで、爺さんにアッサリ抜かれる。
IMG_4724



奥久慈男体山に到着。
IMG_4725



富士山が見えたが、写真にはうっすらと写っている程度。
IMG_4727



太平洋かな? すぐに下る。
IMG_4728



主稜線上はカエデが少なかった。
IMG_4735



なんとなく、散り残り?
IMG_4737



冬枯れの道。
IMG_4738



大円地越が近づくと、いくらかカエデが増えてきた。そして、青葉多し。
IMG_4751



貴重です。
IMG_4752



でも、増えてきたような。
IMG_4755



大円地越に到着。
IMG_4756



登り返す。
IMG_4758



櫛が峰は巻いてしまった。
IMG_4759



ツツジが咲いていた。しかもツボミ多し。
IMG_4763



色付いたカエデ。
IMG_4765



赤と青葉が混在。
IMG_4768



おっ、赤が優勢。
IMG_4771



ヒヒヒッ・・・。
IMG_4774



こうでなくっちゃねぇ~。
IMG_4775



でも、あまり長続きしなかった。
IMG_4777



伐採地に出た。
IMG_4780



奥久慈男体山がよく見えるようになってきた。
IMG_4784



山腹は、けっこう紅葉しているように見えるのだが。
IMG_4786



左に日光男体山と女峰山。してみると、右は高原山?
IMG_4788



ん、同じ写真か。
IMG_4789



男体山の山腹。
IMG_4790



古分屋敷の登山口付近が真下に。どこに登山口があるのだろう。
IMG_4792



フジイ越に到着。林野庁の立派な標識が立っていました。以前は、古い標識に消えかかったマジックの字で「フジイ越」と書かれていたと思う。ここで、菓子パン休憩。
IMG_4795



さて、古分屋敷に向かって下りましょ。見上げるとソコソコの紅葉が。
IMG_4796



おおっ・・・。
IMG_4797



カエデではないけれど、いい色だ。
IMG_4799



ウワサ通りの急斜面。ロープ、ロープ、ロープと続く。だから、ここ下りたくなかったんだよねぇ~。まだ登りの方がマシだよ。ヒーッ、ツライ。


傾斜が緩んだと思ったら、山崩れ跡。道がみつからん!道は少し上にあった。
IMG_4800



奥久慈男体山を見ていたら、足を滑らせた。左側は断崖に近い。ヒーッ、怖かった。
IMG_4802



おっ、古分屋敷最奥民家が見えてきたぞ。登り口はどこにあったのか!この先は、竹林で、道が荒れていた。
IMG_4804



そして、登り口に到着!
ああっ、ここか~!
こりゃ、わからんは!

登り口は、最奥民家の駐車地の脇にあった。駐車地は狭く車一台分のスペースで、白い車が停められていた。下からやってきた場合、登山道は全く見えないので、白い車の脇を抜けてて登山道に入り込むのはかなり困難だろう。仮にそこが見つけられても、何の標識も無いし、その先は竹林でかなり道が荒れていて、登山道と判断するのは難しいかもしれない。朝、道を聞いた人はGPSを持っているか聞いてきたが、なるほど、GPSでも持っていなければ、竹林で登山道と判断するのは困難だな。
これで、次回からは安心して道を辿れるだろう。忘れなければ・・・。

登り口に着いたとき、そこの民家の方がちょうど庭先に出ていらっしゃいましたが、不審者と疑われることはなかった。


それにしても、今年の奥久慈の紅葉はどうなっているのだろう。男体山山頂近くは、なんとなく散り残りの風情だったのに、少し下ると青葉が多い。限られたスポットではそれなりの紅葉が見られたが、奥久慈のポテンシャルからすると、今回は少し物足りない感じがした。
yamasanpoさんご夫妻が向かわれた裏縦走路のモミジ谷はどんな具合だったのだろうか。