山行日:2024.10.12
コース:つくばTXつくば駅=つくバス=小田東部バス停(9:35)~小田城(9:40)~小田城コース入口(9:50)~中世城の道合流(10:10)~(11:20)宝篋山(11:35)~極楽寺コース~宝篋山入口バス停(12:30)=関鉄バス=JR土浦駅


長すぎる夏が終わったようだ。久しぶりに晴れ予報だ。それと引き換えに本日は25℃越えの予報となっている。まぁ、25℃なら仕方ないか。
と言う訳で、低山ハイクで宝篋山に向かった。


今日は、つくば市の「宝篋山トレッキングマップ」にある小田城コースを歩いてみよう。小田城コースといっても、小田城を起点として案内しているわけではなく、あくまで小田城近くからのスタートとなっている。
俺は、なぜか小田城から歩きたいと思った。小田東部バス停から「小田城→」には向かわず、バス通りを少し戻り右折。こちらから行った方がはるかに近いので。

最近、小田氏治が戦国最弱の大名として注目されている。何度も小田城は落城するもその度に奪還を繰り返してきたのだ。
小田氏は元々は下野の宇都宮氏に連なる八田氏であった。頼朝より常陸南部小田の地を賜り小田を名乗るようになった。数km北の北条の地には常陸平氏棟梁の多気氏が平安時代から割拠していたが、多気氏を騙し討ちにして滅ぼしている。常陸守護職にも任命されたこともある。



などと、妄想を巡らしながら、小田城に佇んだのだ。
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小田城から筑波山。
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小田城から宝篋山。
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小田城の掘り脇から宝篋山。儀式は済んだ。さて、登るぞ。
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宝篋山「小田城コース入口」を発見。細い道を進む。
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なんだか、赤い社。勘で左側をすり抜けた。
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国道125号を渡って、なおも進む。
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秋らしくコスモス。加川良の「コスモス」は海辺だったな。
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八幡神社鳥居。真っすぐ鳥居をくぐった。(左手に行くのが正解かもです。)
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八幡神社。社の左手をすり抜ける。
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ようやく山道にありついた。暑い!
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愛宕神社。ここは神社手前を左へ行くのが正解。
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そしたら、「中世城の道」と合流。ここからは以前歩いた事がある。ここで城の道からやってきた爺さんと一緒に歩いた。ペースが俺向きだったので。
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爺さんの後ろにへばりつき歩みを進める。爺さんから紅葉の綺麗な所を聞かれたので奥久慈を紹介したら、生瀬富士なら歩いた事があると言っていた。でも紅葉はしていなかったと。
爺さんが水を飲むといったところで、サヨウナラ。


前回見過ごした硯石。
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こういった道が好き。
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山頂近くにあった「関東富士見百景」の石板。国交省はこんなものに金を使わないでください、と言いたい。
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そして宝篋山、宝篋印塔。大勢の人々がいらっしゃいました。
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宝篋山から筑波山。
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宝篋山から、ギリギリ見えた霞ヶ浦。当然、富士山は見えない。
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山頂は人だらけで、少し下って「常願寺コース」と「極楽寺コース」の分岐付近で昼飯を食った。3回目にして両コースの分岐の案内をようやく見つけた。
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さっさと昼飯を食って、極楽寺コースを下る。
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アッサリと下りきったが、
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つくバスの時間に間に合わなかった。つくバスは安いのだ。
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今日は早く帰りたい。30分後に来る関鉄バスに乗ろう。
バス停のベンチで座っていると、いかにも「小田城見物」と思われるオッサンがやってきた。やはり城見物の方だった。しかも愛媛県からとの事。筋金入りの城好きの方なんだろう。明日は千葉県の佐倉城と本佐倉城に行くと言っていたので、近くの臼井城を勧めておいた。上杉謙信が大敗した城だが、はたして行かれるかなぁ~。