山行日:2023.11.14
コース:野岩鉄道川治湯元駅(9:00)~あじさい公園~南平山登山口(9:30)~あずま屋(10:45)~(11:05)南平山(11:15)~あずま屋(11:35)~南平山登山口(12:40)~川治湯元駅(13:15)


秋の南平山の情報は、yamasanpoさんのブログから得た。yamasanpoさんによると、先週の時点でまだ青葉が残っているとのこと。また、このまま紅葉しきれず落葉を心配されていた。とはいうものの、綺麗な紅葉写真が並んでいた。という訳で、南平山に向かうことにした。

始発に乗って各停で行けば最も早く歩き始められるのだが、あまりにも遠い。なので、あえて出発を遅らせて、春日部から特急に乗った。
車窓からは鬼怒川の流れが見え始めた。想像していたよりも河畔にカエデが少ないうえに他の木もあまり紅葉しているようには見えない。山腹もなんだか冴えない色をしていて、とても紅葉狩りに適した場所には見えなかった。近くの席に座るオバチャン連中のガッカリした会話が聞こえてくる。同感。

野岩鉄道川治湯元駅で下車。数人が降りたが、登山者風情は俺だけ。(ただし、他人から見たら俺が登山者だとは思わないだろう。)
なんと、ICカードが使えなかった。川治湯元駅下車の証明書を渡され、東武鉄道のどこかの駅で清算してくださいとのこと。秩父鉄道もICカードが使えないのだが、この時代に流されない姿勢がナイスです。俺、好きだなぁ~。

とかなんとか、減らず口をたたきつつ、出発。
野岩鉄道川治湯元駅は大分高所にある。鬼怒川まで下る。


大きく迂回して、下まで降りてきた。見上げる野岩鉄道の高架。
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野岩鉄道が東武線とJR田島線を結んで開通したのは、俺が就職してしばらくたってからだったので、かれこれ40年近く前のことだ。バブルとは気が付かず、会津地方でもリゾート開発にいそしんでいた頃だ。それでも野岩鉄道に大きな需要があるとは思えなかった。よくぞここまで頑張ってきたものだと思う。


などと、感慨に更けながら鬼怒川を渡る。ムムッ・・・、あまり紅葉しておらん。
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また野岩鉄道をくぐる。んっ、場所によっては紅葉しているなぁ。
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あじさい公園を抜けて。なんか、陽が当たらないと寂しい。
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南平山登山口の案内。ここで鬼怒川とオサラバ。
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残念ながら陽がかげってしまった。渋めの紅葉。
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いくらか明るくなってきたか。
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キノコのことは、サッパリ分からない。
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渋め紅葉。
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青葉多し。
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ややっ、なんとなくいい感じになって来たんですけど。
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うっすらと陽が当たって。いいよ、いいよ。
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フフフッ・・・。
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陽が当たった~。
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いいじゃぁないか!
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黄葉の向こうは高原山。
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樹間から高原山。山頂部が白くなっている。画像クリックで拡大可。
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この調子!
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陽が当たるとみちがえるねぇ~。
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先週のyamasanpoさん情報と変わらず、青葉多しです。
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地図上では急坂だが、実際は道がジグザグでユルイ登りが多い。ただし、落ち葉の堆積の影響なのか、踏み跡は薄い。平坦部などは、テープだのみで、テープを追うしかない。
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あずま屋に到着。一旦カエデが減る。
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高原山。たぶん鶏頂山。
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再び黄葉がよみがえって。オッサンが一人降りてきた。山中で会ったのは、この人だけ。
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南平山に到着。
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山頂付近(1000m)は、ほぼ落葉。菓子パンを食ってオサラバ。
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登りの時よりも明るくなって、綺麗に見える。写真では大して変わらないけど。
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なんかいい感じ。あんまり早く山を下りてしまうと電車の待ち時間が長くなってしまう。
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なので、ゆっくり下りましょ。
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ホホホッ・・・。
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なんか、いいねぇ~。でも、道がわがんねぇ~よ。テープだよりで下る。
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クククッ・・・。
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こうゆうの好き。
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これも好き。
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これも。
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背い比べ。
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黄色を主張している。
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赤も主張してくれ。
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赤。
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赤と緑。この緑が赤くなったら凄いよね。
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だいぶ降りてきた。
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あ~ぁ、降りちゃった。
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下りでの紅葉は光が当たってよかったな。



鬼怒川を渡って、野岩鉄道の高さを見てウンザリする。
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特急電車到着の30分前に駅に着いた。改札のオバチャンに特急券を注文するも、けげんな顔をされる。「調べてみますけど、多分空いていないと思いますよ」との事で、やっぱり満席。ゲゲッ~。バスで新藤原駅に行くしかないんかい!と、オバチャンが言うには、特急券無しでも新藤原までは乗れるとの事。新藤原まで各駅に停まる特急電車に乗って、自宅最寄り駅まで各駅停車を乗り継いで帰宅。すでに暗闇が広がっていた。


南平山の紅葉は山頂付近ではほぼ終了。900mではやや散り気味。800m以下では青葉多しでした。それにしても南平山はカエデが多く、紅葉ポテンシャルはかなり高いと思いました。