山行日:2023.11.8
コース:東武日光駅=バス=細尾入口バス停(8:10)~廃林道~廃林道終点・三宿沢渡渉点(8:55)
~(9:55)大木戸山(10:00)~三ノ宿山(10:50)~1047.8m峰・(13:10)ヤシオの湯分岐(13:15)~ヤシオの湯(13:10)~憾満ヶ淵(13:40)~東武日光駅(14:20)
先週、1500mの夕日岳と1400mの薬師岳に行った。薬師~夕日の紅葉は終わっていた。今週は1200mの大木戸山と薬師岳に行ってみた。先週の様子から、主稜線上の紅葉は期待薄と思っていた。登り、下りの途中で散り残り紅葉が見られればという思いだった。結果は、主稜線上でも1100m代でかなりの散り残り紅葉が見られ、予想以上の成果だった。
通学の高校生が真っ先にバスに乗り込み、二人シートの片側にバックをドカッと置いて座っている。外国人に注意されていた。悲しいのぉ~。
当然、細尾入口バス停で降りたのは俺だけ。細尾の集落に入ると、婆ぁさんが前を歩いていた。橋の所で追いつくと挨拶された。俺もペコリと頭を下げ朝の挨拶をした。この先憾満ヶ淵近くまで人とは出会わなかった。
廃林道入口。最初から車では入れないほど荒れている。杉林の中を歩きはじめる。
杉林が切れて。振り返ると男体山が。天気は上々。
荒れた林道には、ぺんぺん草どころか灌木が生えだしている。
920~930m付近の廃林道終点で三宿沢を左岸へ徒渉する。今回は水流があったが、チョロチョロ。写真はピンボケで無し。
チョット足場の悪い斜面を這い上がって、尾根に取り付く。
すぐにモミジが現れる。ヒヒヒッ・・・。
今年はカエデの赤味が強いと思う。寒暖差が大きかったからか?
先週お世話になった黄葉も良い。
チョット、スケスケだけど、いいでしょう。
完全に散り残り。
急斜面にアエイで、大木戸山到着。エネルギー補給にクリームパンを食う。
さて、三ノ宿山に向かいましょう。ここは、完全に冬枯れ状態。
しかし、大小松尾根を分け急降下すると、生きのいいカエデがチラホラと。
ヒヒヒッ・・・。
散り残りも。
佐ノ宿付近の金剛堂。
佐ノ宿付近の山神。
最低鞍部の三ノ宿峠からの登り返し。ここは急だ。
ヒーッ、キツイ。紅葉写真を撮りながら休む。
登るにつれ、散り残り気味となる。
ツツジ紅葉。
そして、三ノ宿山に到着。カラマツ黄葉は完全に落葉。残念。
菓子パン食って、オサラバ。男体山に雲がかかる。
三ノ宿山を下ると、再び紅葉が。
三ノ宿山を振り返る。この辺りより、晴れたり曇ったり。
陽が当たっている時に写真を撮る。
散り残り気味。
いい色のヤツも。
ヒヒヒッ・・・。
陽がかげる。
フフッ・・・。
陽が射すと、いい感じ。
ムフフッ・・・。
1047.8m峰を通過。ヤシオの湯に下る。落ち葉の堆積した急坂に苦しむ。紅葉は渋め。
散り残り感があるが、綺麗だ。
ヤシオの湯への道は、ほとんど踏み跡が感じられなくなっていた。枝尾根が多数ある上に屈曲部などもある。金・銀のテープを辿るしかないワサ。迷った時のために、ちゃんとした地図と磁石は必携。できれば高度計も。そういったものを扱いなれていない人はGPSがあったほうがいいかもしれない。そういや~、大木戸山~三ノ宿間も踏み跡が消えかかっている。最近、歩く人が減っているのかな。
プールに到着。ここで時計を見て、ビックリ!
ヤシオの湯からバスに乗って駅に向かおうと思っていたのに・・・。すでにバスの出発時間の1分前だった。ガクッ。
歩くの遅くなったよなぁ~。1047.8m峰で時間を確認して安心していたのに。
道は平たんになった。
ヤシオの湯に着いた時には、バスは10分前に出ていた。ど~すんべ~。
清滝の焼きそば屋に行くか。と歩き出したところで、先週水曜日に定休日の張り紙があったのを思い出した。あぶない、あぶない。仕方ない、駅まで歩くか。
日光高校グランド脇から大谷川に出て、
日光・宇都宮有料道路脇。
女峰山様がチョロリと。
久しぶりに見た化け地蔵。外人さんが多数いらっしゃいました。
憾満ヶ淵。
神橋。T字路の所は渋滞。
東武日光駅に着いて電光板を見ると、特急電車の発車1分前。最早、無理。諦めよう。各停の時刻を見る。無いワサ。次発も特急。あ~ぁ。
手書きで正確性に欠きます。
廃林道から大木戸山までは道はありません。大木戸山からヤシオの湯の間も以前に比べ踏み跡が不明瞭になっていました。特に1047.8mからヤシオの湯に下るのはかなりの注意が必要だと思います。
薬師~滝ケ原峠を歩くのがかなり厳しくなってしまった今日この頃(いや、最早無理かも)、お手軽に歩けるはずだった本コース。ここですらバスに乗り遅れるという失態。足が衰えてしまったのぉ~。足の衰えで、電車にも乗り遅れてしまったし。
まぁ、予想以上に紅葉が見られたので、よしとするねぇ~。
コメント
コメント一覧
いゃ~紅葉の季節もいいですね。
やしおの湯から歩いた時は問題なかったのですが下りに使った時は少し迷いましたね。
もう一度歩きたいと思っていますがその時はJPSを持参にしますね。
道迷いは怖いですから・・・
最近は歩ける時間が短くなってしまって、こんなコース取りになってしまいます。大木戸山からの下りは落ち葉も加わって稜線上も踏み跡が薄くなっていました。ヤシオの湯への下りは、ほぼ踏み跡無しと思った方がいいです。金、銀のテープを拾っての歩きでした。枝尾根もあり、屈曲部もあるので、テープが失われるとかなりヤバイコースとなっていました。春はもう少しマシかもしれません。GPSがあれば、安心ですね。
誰も居ない静寂の紅葉を堪能されましたね!
候補地として考えてたのですが、状況が確信もてずスルー・・来年の参考に致します。
おかげ様で土曜日の狙い標高が定まりました。公共機関利用は、
あらゆる外乱の微妙なズレが難しくうまく行ったときのピッタリ到着が醍醐味ですね。
ここは、ツツジ時季が定番になっているようですね。池田正夫さんの「三峯五禅頂~」も一段落して、訪れる人が少なくなったのかもしれません。
2019年に同じ時期に訪れていますが、その時は散り残りではなく最盛期に近かったように思います。今年は紅葉が遅れているとの事ですが、ここにきてそれほどでもないような。
今回は外乱ではなく、自身の内乱というか体力の衰えが原因でバスに乗り遅れました。