山行日:2019.4.21
コース:JR水戸線岩瀬駅=バス・やまざくらGO=雨引観音(9:30)~主稜線短絡路~燕山(11:40)~(12:10)加波山(12;40)~燕山(13:00)~(14:40)雨引山(15:10)~岩瀬駅(16:45)


前々日、深酒のため、快晴の日の山行を逃した。本日は「微妙な晴れ」予報。まぁ、仕方がないか。

雨引観音行きのバスの始発は遅い。それでもバスが運行されるようになったのは、ありがたい事だ。乗車は3名のみ。

桜川市よ、ガンバッテおくれ。多くの人々の乗車を乞う。俺からの切実なるお願いでした。



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雨引観音楽法寺。仁王門。



おおっ、八重桜満開。



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雨引観音。



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雨引観音。多宝塔。



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雨引観音。ヤマツツジ満開。



一旦、車道に戻り、2.5万図記載の主稜線への短絡を捜す。
あった、あった。標識は無いが、これに間違いないだろう。



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短絡路にて。



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短絡路にて。



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主稜線に出た。美しい森であったが、



シシの掘り返し跡とバイクだか自転車のワダチで、道は荒れていた。


いくつかの小さな登り下りを終えると、燕山への急登が始まった。ツライ登りである。オッサン二人に抜かれる。

ヘトヘトで燕山に辿り着いたが、先が長いので休まずに進んだ。


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車道のような所に出て。僅かに青空がのぞいているが、長くは続かなかった。



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親宮だろうか、鞍部にある立派な社。こから登り返し。



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いくつかの社があって、



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加波山山頂にヨレヨレで到着。



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山頂付近のこの辺りで握り飯を食らう。



実の所、加波山の山頂の雰囲気は好きではない。が、疲れていたので、30分程休憩した。

あまりグズグズしていると、日が暮れてしまうので、重い腰を上げた。来た道を戻る。


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おや、開きかけのカタクリではないか。登りでは全く気が付かなかった。


廻りをよく見ると、



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ポツラポツラとカタクリが咲いていた。



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鞍部の社まで戻ってきた。



そして、登り返し。登り返しは一部車道を使った。



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道々にて。



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燕山に戻った。休まず下る。


急斜面の下りは、足にこたえるのぉ~。


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樹間から桜を愛でる。


緩傾斜の登り下りとなって、


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伐採地から吾国山。


なんだ、なんだ。バイクの爆音が・・・。5、6台の集団だ。困った連中だ。先に進むと、道は掘り返されていた。シシよりヒドイワ。
ここ、環境省の「ふれあいの道」だと思うが、あんな石の銘板を設置するよりも、バイクよけの柵でも設置して欲しいワ。



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森は美しいのだが、道はバイクのワダチでヒドイ事になっている。



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道々にて。


午前中に登ってきた雨引観音への短絡路をやり過ごし、先に進む。392m峰の手前で、左側に道が分岐していた。迷ったが、オーソドックスに392mへの急斜面に取り付いた。なんだか薮っぽい。しかし、この薮急斜面もバイクのワダチで荒らされているのだから恐れ入る。
ヒーヒー言って392m峰を越える。と、左手から明瞭な道が合流。チェッ、なんだ巻けたのか。ついで雨引観音への正規ルートが分岐。
最後の登り、雨引山に向かう。


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雨引山に到着。長かったなぁ~。



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雨引山にて。うっすらと筑波山。



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雨引山にて。ヤマブキの背後に加波山。



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雨引山にて。


雨引山で菓子パンを食っていると、オッサンに話しかけられた。
このオッサン、なんと50km走ってここまで来たと言う。ええっ~。聞けば、谷和原の自宅から走って筑波山に登って加波山を越えて岩瀬までだそうだ。なんとまぁ~、信じがたい御仁である。たまたま、谷和原の知り合いを知っていたので、その知り合いの事を聞くと、屋号を言い当てたのである。いやはや何ともである。俺、多分15km位歩いているけど、ヘトヘトだもんな。

オッサン走って岩瀬の方に去っていった。俺は茫然と見送るしかなかった。

休み過ぎた体は動きがにぶくなっていた。ギクシャク下る。



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道々にて。



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道々にて。ここいらヤマツツジ多し。ツボミが殆どだが、当てればツツジトンネルかもしれない。


一旦、予想外の登りに出くわし、バテバテ。


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道々にて。



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御嶽山付近から岩瀬の町を見る。


有名なションベン滝を通過。


わずかで車道に出てホットする。


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車道をギクシャクと。



岩瀬駅が見えた所で、高校生らしき集団が、「間に合うかもしれないゾ~」と叫びながら走っている。俺もつられて走る。改札を通過した所で、小山行きの電車がやってきた。跨線橋を必死で登り、電車に滑り込んだ。ヒーッ。


電車に乗って、谷和原の知り合いにメールを送ると、「その人、一日に150km位走る人」なんだそうだ。
本当かい。にわかには信じられないが、そうなんだろうね。
そういやぁ、その御仁、帰りは水海道駅から自宅まで走ると言っていた。