山行日:2016.6.4
目的地:九輪草のこぼれ地。とある丸い緑の草地。
コース;千手ヶ浜バス停(10:05)~九輪草こぼれ地~大和田沢~1450m付近小尾根取り付き~1650m付近丸い緑の草地~1792m峰西方1690m付近・中禅寺湖南岸尾根(12:45)~(13:30)社山(13:50)~阿世潟(14:40)~中禅寺湖バス停(15:55)
目的地:九輪草のこぼれ地。とある丸い緑の草地。
コース;千手ヶ浜バス停(10:05)~九輪草こぼれ地~大和田沢~1450m付近小尾根取り付き~1650m付近丸い緑の草地~1792m峰西方1690m付近・中禅寺湖南岸尾根(12:45)~(13:30)社山(13:50)~阿世潟(14:40)~中禅寺湖バス停(15:55)
中禅寺湖南岸尾根を歩いていると、大和田沢に落ちる小尾根上に「丸い緑の草原」のようなものが見える。小湿原でもありはしないかと、以前から気になっていた。九輪草見物をからめて、行ってみる事にした。
赤沼バス停は大量の人々で満ち溢れていた。九輪草見物と思われる団体客もいた。ギューギュー詰めのバスに揺られて千手ヶ浜に着いたのは10時を過ぎていた。
多くの人々は九輪草園地に殺到した。俺は素通りした。
千手堂手前の沢に入り込み九輪草を堪能した。ここは、最近九輪草がはびこりはじめて、年々株数が増えているような気がする。
九輪草こぼれ地。
九輪草こぼれ地には、一人の美女がせせらぎを見つめていた。
俺は、無言で上流に向かった。
写真を何枚か撮って、戻る途中、
クダンの美女に話しかけられた。
千手ヶ浜のバスの混み具合を心配されていた。林道を歩いて戻るのにどれくらい時間がかかるのか聞かれた。湖岸を菖蒲ヶ浜まで歩く方が楽だと言った。車を赤沼に置いてあるのでそれは無理だそうだ。お付き合いして、一緒に林道を歩きたいものだが、そんな邪心を振り払って大和田沢に向かったのだ。
俵石付近より高山。
大和田沢を登る。
1450m付近。
アレレレ・・・、1450m付近より右岸側の小尾根に取り付こうと思っていたが、上の写真の通りで、とても無理。今日もGPSを携行。軌跡を見ると、先週同様、ほどいた毛糸のように軌跡がからまっちゃってる。現在位置もとんでもない所を指している。やっぱこのGPS使い物にならんは。
地図と高度計と磁石を総動員して、少し下の枝沢付近から尾根に取り着く事にした。取り付き部は御多分に漏れず、かなりの急斜面。手を着いてようやくに安全地帯に届いた。急だがそれほど密でない灌木があり、木を掴みながら登る。
地図と高度計と磁石を総動員して、少し下の枝沢付近から尾根に取り着く事にした。取り付き部は御多分に漏れず、かなりの急斜面。手を着いてようやくに安全地帯に届いた。急だがそれほど密でない灌木があり、木を掴みながら登る。
樹間から、温泉ヶ岳、五色山あたりが見えた。
ガーン!いきなりのシャクナゲさん。最近は「さん」づけが正しいようだ。
俺の大嫌いなシャクナゲさんがいきなり現れた。それも相当な密度に見える。左右に回避できず、突っ込む。10mほどで終わり。な~んだ、脅かすなヨ~。拍子抜けするも、俺としてはとても嬉しい。
やがて、ツツジ藪となる。白ヤシオが大量に落花。回りの木は、全て五葉が開ききっていた。あぁ、1週間で遅れたか!
おおっ、開けた。
ここが、目的の「丸い緑の草地」か?
丸くはないし、ただの乾ききった小さな笹原だった。
中禅寺湖が見えてきた。
ゆるゆると登る。
ようやく見つけた散り残りのシロヤシオと男体山。
中禅寺湖南岸尾根はすぐそこだ。
なんとも気持ちの良い小尾根をゆるく上がって、
中禅寺湖南岸尾根に合流した。
東進して1792m峰に到着。
1792m峰より、「丸い緑の草原」を確認。
やはり、あそこが「丸い緑の草原」であった。現地に行ってみれば、ただの笹原であったのだ。まぁ、それほどガッカリ感がなかったので、よしとしよう。
大日尾根分岐を通過。
社山鞍部。
中禅寺湖南岸尾根を振り返る。
社山山頂。
社山山頂に到着。
ん、展望が良くなっている。男体山が正面にクッキリと。なんと、山頂直下に最近切り倒されたと思われる木が転がっていた。余計な事をする人はアトを絶たないものですなぁ~。
遅くなったがアンパンを食って、オサラバ。
社山を下る。
ここまで、九輪草こぼれ地で美女と別れて以来誰とも会っていなかった。このまま、阿世潟まで誰とも会いたくないのぉ~、などと身勝手な事を思いだしたとたん、下からアベックがやってきた。
阿世潟峠にて。
ムジナ窪にも咲いていた。
湖畔道は長いねぇ~。
歌ヶ浜に着くと、すっかり曇っていた。
中禅寺湖のバス停のそばで、バスのシッポを見てしまった。
取り敢えず、バス停のベンチにドッカと座っていると、クルワ、クルワ。あっと言う間に大行列。特に外人さんが多い。立ち客がでるほどの混雑であった。
コメント