山行日:2014.1.13
目的地:筑波道、筑波山女体山
コース:北条大池入り口バス停(7:40)~北条大池~平沢官衙跡~筑波道~普門寺(8:15)~一の鳥居(9:00)~筑波神社~女体山(11:00)~御幸ヶ原~筑波神社(12:10)~筑波道~北条(14:50)~北条大池入り口バス停(15;15)
目的地:筑波道、筑波山女体山
コース:北条大池入り口バス停(7:40)~北条大池~平沢官衙跡~筑波道~普門寺(8:15)~一の鳥居(9:00)~筑波神社~女体山(11:00)~御幸ヶ原~筑波神社(12:10)~筑波道~北条(14:50)~北条大池入り口バス停(15;15)
1/11は、お仕事。1/12は社山を予定していたが、急用が勃発。1/12の夜に天気予報を見たら、栃木県北部に大風の予報がでていた。う~ん、雪のある山で吹かれたくないのぉ~。
と言う訳で、行き場所を変更。お正月に散歩がてらに訪れた草加女体神社が筑波山と関連がある事を知り、急激に筑波山に行きたくなっていた。新年早々の通勤途上、駅で入手した筑波山のパンフレットにあった「筑波道」を知り、行きたい感に拍車がかかっていたのである。
通勤定期券を使えて、電車賃がかからないのも良いのだ。
通勤定期券を使えて、電車賃がかからないのも良いのだ。
(草加)女体神社は、草加市柿木町の中川ベリにある。
柿木地区は草加市にあって異端である。市制施行前、草加の町は北足立郡に属していたが、柿木地区は南埼玉群に属していた。江戸時代においては、草加は天領であったが、柿木地区は行田忍藩の飛び地であった。
柿木地区は草加市にあって異端である。市制施行前、草加の町は北足立郡に属していたが、柿木地区は南埼玉群に属していた。江戸時代においては、草加は天領であったが、柿木地区は行田忍藩の飛び地であった。

(草加)女体神社。
(草加)女体神社は、茨城県旧石毛町の豊田氏の一族が室町時代に移住して建立したとされている。
豊田氏は地頭職を務めていたが、多賀谷氏に急襲され当主が死亡、夫人と子供らが、草加市の柿木地区に落ちのびたとの事。豊田一族は、信仰のあった筑波山を偲び女体神社造営したという。
現在も柿木地区には豊田姓の表札が非常に多い。
豊田氏は地頭職を務めていたが、多賀谷氏に急襲され当主が死亡、夫人と子供らが、草加市の柿木地区に落ちのびたとの事。豊田一族は、信仰のあった筑波山を偲び女体神社造営したという。
現在も柿木地区には豊田姓の表札が非常に多い。

下妻街道の石碑。
女体神社のすぐそば、中川の低い堤防(自然堤防?)沿いに下妻街道の石碑が立つ。あまり古そうには見えないが、取り敢えずここにそんなものがある。
下妻街道は古道とされ、現在の東京区部から茨城県下妻、さらには栃木県喜連川に至る道とされている。豊田氏の夫人達は、下妻街道に沿ってこの地にやってきたのだろうか?石毛からの道のりは、旧鬼怒川、旧渡良瀬川、旧利根川・旧荒川などの大河川を越えなければならい。
ちなみに、柿木地区の中川は旧利根川と旧荒川が合流した下流域にある。従って故郷下総の国は川向こうで、目と鼻の先なのであるが。
下妻街道は古道とされ、現在の東京区部から茨城県下妻、さらには栃木県喜連川に至る道とされている。豊田氏の夫人達は、下妻街道に沿ってこの地にやってきたのだろうか?石毛からの道のりは、旧鬼怒川、旧渡良瀬川、旧利根川・旧荒川などの大河川を越えなければならい。
ちなみに、柿木地区の中川は旧利根川と旧荒川が合流した下流域にある。従って故郷下総の国は川向こうで、目と鼻の先なのであるが。
などと、お正月に妄想的に思いを馳せていたら、筑波山に行きたくなったのだ。
なげー、前置きだ~。
なげー、前置きだ~。
つくばTXつくば駅で、便意を催した。便所が見つからん。バスの発車までは10分。タバコもスイタシ、クソもしたい。喫煙所を見つけ、タバコに火を着けるが、便圧が急上昇。再び駅に入り便所を捜すも見つからない。内股でバス停に行くと、バスはすでに来ていた。どーすんベー。
取り敢えずバスに乗ってしまった。ムムッ・・・、まずい。乗客は俺一人。油汗が、たら~り、たら~りと流れ落ちる。
早く、北条バス停に着いてくれ~。悲痛な叫びをあげそうになった。
早く、北条バス停に着いてくれ~。悲痛な叫びをあげそうになった。
しかし、北条は街中のはず。どーすんべー。
そうだ、手前の北条大池で降りよう。公園化した大池には便所があるはずである。
そうだ、手前の北条大池で降りよう。公園化した大池には便所があるはずである。
40分後に、内股で下車。大池を一周するも便所無し。
野グソか!
いや、釣り人が結構いるじゃぁないの。
野グソか!
いや、釣り人が結構いるじゃぁないの。

クソを我慢しながら。北条大池。その先に平沢官衙跡が見える。
そうだ、平沢官衙跡に便所があるはずだ!内股で、急ぎ足!オカマっぽいかも。
平沢官衙跡で便所の看板を発見!やった~!
ところが、便所の鍵が閉まってやがる!
クソッタレ。
クソッタレ。
野グソをするしかないワサ。
しかし、サイクリングのアンチャンやら犬の散歩のご婦人などが現れる。
しかし、サイクリングのアンチャンやら犬の散歩のご婦人などが現れる。
内股で、平沢官衙跡を去る。
平安に野グソのできる場所を求めて。
平安に野グソのできる場所を求めて。
長い、長い旅だった。
筑波道に入ったようだ。
普門寺という寺があった。
参道入り口にトイレの案内があった。
「どうぞ、ご使用ください」と。
なんと、ありがたいお言葉。み仏にオスガリいたします。
ズボンを下ろして、5秒で極楽浄土へ。
普門寺という寺があった。
参道入り口にトイレの案内があった。
「どうぞ、ご使用ください」と。
なんと、ありがたいお言葉。み仏にオスガリいたします。
ズボンを下ろして、5秒で極楽浄土へ。

普門寺からの筑波山。手前の建屋が便所だった。
普門寺は、常陸守護小田氏ゆかりの寺だった。小田氏の本拠地小田城は宝篋山麓にありすぐそばである。現在国指定の城跡として整備中。南北朝時代には、東国の南朝方の拠点として奮闘していた。
普門寺も現在修復中のようだった。
普門寺も現在修復中のようだった。
み仏のおかげをもちまして、身も心もスッキリと晴れ渡りました。境内で、ピザパンとコロッケパンを頂きました。

筑波道。普門寺あたりから、一端下り加減となる。

下りきると、田園が広がる。筑波山は近いが、ここから登るとなるとエラク遠く感じてしまう。

そして、登り出して。一の鳥居。

石垣のある街並み。

句碑が多い。

最後は石段が続き、ようやく筑波山神社へ到着。
筑波山神社は帰りに寄るとして、神社の右手を行く。

今回のテーマ、女体山。
女体山の石碑の先から「白雲橋コース」に入る。2.4kmとある。
200m毎に標識と残りのkmがでているのだが、kmがちっとも少なくならずバテる。
山ガール様も多い。見栄をハリ、ズンズン登るが心臓バクバクである。やっぱり、人の多い山はいやだよ。
200m毎に標識と残りのkmがでているのだが、kmがちっとも少なくならずバテる。
山ガール様も多い。見栄をハリ、ズンズン登るが心臓バクバクである。やっぱり、人の多い山はいやだよ。
色々な岩が出てきて、ポンと山頂に飛び出した。

女体山から、男体山を望む。女体山の方が高いのだ!(はじめて知った。)
狭い山頂に人々がごったがえす。最高点に行こうとして、強風に煽られる。長居は無用と直ぐに降りる。

山頂の女体神社。山頂が狭くて全体を写せない。寒くて、すぐに去る。
犬ブナと化したブナを見て、御幸ヶ原に下る。強風で人影は少ない。人々は店に逃げ込んでいるようだ。俺も男体山には無用で、すぐにケーブルカー脇の道を下った。
前を歩く一団のオッサンが「筑波山は褶曲山脈なんだよ」と言っていた。ホントかね?つい最近、職場のオバサンが自然博物館に行って「筑波山て、火山だったんだって」と言っていたから。
まぁ、いいや、後でで調べておかなければ。
まぁ、いいや、後でで調べておかなければ。

チンタラ下って、筑波山神社。人波をカット。
再び筑波道を下る。

筑波道唯一の食い物屋。「いだ」という手打ちソバ屋に入る。
「いだ」というソバ屋の「い」の字は「る」という字に似ている「イ」。「だ」は、達筆過ぎて読めない。
このソバ屋、どうやら人気店のようで、大勢の人々が居た。大きな囲炉裏のような座席の四辺の一辺だけが空いていた。奥の座敷は一杯のようだった。
品書きが達筆過ぎて読めない。唯一読めた「冷やしソバ」とビールを注文した。驚いた事に、ピールが来る前に抹茶と和菓子が出てきやがった。抹茶など飲んだ事が無い。ドロンとした無味のものだった。べろりと飲んでしまったが、作法を知らないのでしょうが無い。和菓子は煎餅に似ているが、甘いので煎餅では無い。口によくヒッツイた。
ビールはエビスピールだった。陶器のコップにも驚かされた。
このソバ屋、どうやら人気店のようで、大勢の人々が居た。大きな囲炉裏のような座席の四辺の一辺だけが空いていた。奥の座敷は一杯のようだった。
品書きが達筆過ぎて読めない。唯一読めた「冷やしソバ」とビールを注文した。驚いた事に、ピールが来る前に抹茶と和菓子が出てきやがった。抹茶など飲んだ事が無い。ドロンとした無味のものだった。べろりと飲んでしまったが、作法を知らないのでしょうが無い。和菓子は煎餅に似ているが、甘いので煎餅では無い。口によくヒッツイた。
ビールはエビスピールだった。陶器のコップにも驚かされた。
肝心のソバなのだが、こいつが一風変わっていた。極太麺で短いのである。口に入れるとゴワゴワしていた。かなり噛まないと飲み込めない。まずい訳では無い。何回噛まなければ飲み込めないのか数えたら、20回であった。
もしかしたら、クセになりそうな予感がある。
もしかしたら、クセになりそうな予感がある。
ビールを飲んでヨタヨタと筑波道を下る。
北条の街に着いた。バス停に向かう。バスは折よく直ぐに来たが・・・。アレレレ・・・、通り過ぎて行っちゃった。直ぐに後続の関鉄バスがやって来た。こちらは止ったが土浦行きで用は無い。
バス停を良く見たら「関鉄」のバス停だった。まいったね~。
北条の街に着いた。バス停に向かう。バスは折よく直ぐに来たが・・・。アレレレ・・・、通り過ぎて行っちゃった。直ぐに後続の関鉄バスがやって来た。こちらは止ったが土浦行きで用は無い。
バス停を良く見たら「関鉄」のバス停だった。まいったね~。
「つくバス」のバス停を捜しあてると、次のバスは1時間後だった。
酒屋で缶ビールを買って、ビールを飲みながら次のバス停「北条大池入り口」までノソノソと歩いた。
酒屋で缶ビールを買って、ビールを飲みながら次のバス停「北条大池入り口」までノソノソと歩いた。
北条大池のバス停で寒風に吹かれつつ、次のバスを待った。
はたして、今日の日光はどうであったのだろう。風は吹いたのであろうか。女体山からは日光の山々がうっすらと見えていた。
はたして、今日の日光はどうであったのだろう。風は吹いたのであろうか。女体山からは日光の山々がうっすらと見えていた。
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