滝尾神社から仮称天狗沢左岸尾根を1700m付近の崩壊地まで登った。
そのすぐ先に小岩峰があった。

ありゃりゃ、もう雲がかかりはじめちゃったヨ。
日が射したり陰ったり。めまぐるしくガスが行き交う。

青空がまた現れた!思っていた通り、とても美しい尾根だった。

たまりませんのぉ~。

左。夢にまで見た尾根を振り返る。窪みは天狗沢の源頭部。
傾斜が増してきた。笹を掴みながら登る。

黒岩尾根にデター。男体山のお出迎え。
1860m付近で黒岩尾根に合流。目の前に屋根だけの石祠が転がっていた。んっ、唐松金剛か?と思ったら、僅か先に健全な唐松金剛の石祠が建っていた。
やや急な笹尾根を登り、黒岩到着。

黒岩から前女峰の赤いバンド。

黒岩付近にて。

遙拝石に到着。散り残りの桜が僅かに。
遙拝石に10:20に到着。10:00着なら女峰山様に登ろうと思っていた。う~ん、微妙な時間。どーすんベ~。
取り敢えず握り飯を2個食った。食っている最中にどんどんガスがやってきて真っ白けになった。最早これまで。誰もいない砂地で大の字にひっくり返った。
取り敢えず握り飯を2個食った。食っている最中にどんどんガスがやってきて真っ白けになった。最早これまで。誰もいない砂地で大の字にひっくり返った。
なんの未練があろうか、と開き直り、黒岩尾根を下った。これまで、この尾根の下りはとても苦しいものであったが、今回は何と楽に歩ける事か!遙拝石から女峰までのアルバイトがコタエルのだねぇ~。
八風で、天狗沢左岸尾根が霧の中チラリと見えたが、すぐに真っ白け。
八風の下で期待したアカヤシオは影も形も無し。シロヤシオが満開だった。
八風の下で期待したアカヤシオは影も形も無し。シロヤシオが満開だった。

水飲み場上部の草原から、僅かに鳴虫山が見えた。男体山は雲の中。
一組、3人がお食事中。

水場付近。乱れ咲きだぁ~。
一組、約20人がお食事中。
あとは、だぁ~れもいなかった。

ムヒヒ・・・。一人ホクソ笑む。

レンゲツツジが咲くと、他のツツジは終わりかな。
稚児ヶ墓で、シオレタ山ツツジを見て下る。ツツジトンネルはすでに終了。
行者堂で左に折れて滝尾神社に帰着。
腹が減ったので清滝に廻って焼きソバを食う。何と昔所属した山の会の方がいた。
「どこ行ってきたんですか~。」
「女峰山ですよ。遙拝石で戻っちゃいましたが・・・。」
「女峰山ですよ。遙拝石で戻っちゃいましたが・・・。」
その時、何故かむなしさがシノビ寄ってきてしまったのである。
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