山行日:2011.7.14
目的地:白桧岳
コース:湯元(5:20)~外山尾根(7:00)~前白根山(7:45)~白根隠し山(8:45)~(9:20)白桧岳(9:40)~隠し山鞍部~窪地~白根山避難小屋(10:50)~五色沼(11:00)~五色山(11:50)~国境平~湯元(13:50)

あまりにもの快適さからか、三本松駐車場で目覚めたのは4:50だった。出発予定時間を大幅に過ぎている。あせって湯元駐車場に向かう。快晴だ。

菓子パンを1個だけほおばり、便所に急行。スッキリと排泄。なにはともわれ出発。

昨年、宿堂坊山から前白根まで縦走した折には、肝心要の「天空の回廊」で雨に降られてしまった。今回は、栃木が誇る「天空の回廊」を堪能しようと、湯元から白桧岳の往復を計画した。晴れていなければ意味は無い。
ここのところ、北関東山岳地帯は連日の雷雨に見舞われているようだ。今日とて、例外ではあるまい。だから4:00出発を予定し、三本松で車泊したのだ。熱帯夜から開放された一夜はあまりにも快適だったのだ。

結局、出発は、5:20。

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湯元スキー場より、金精山を望む。とりあえず、快晴。この天気、いつまで持つのか?

湯元スキー場で、アンチャンに追いつく。気が焦る。

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外山尾根取り付き。山ガールでも出没しているのだろうか。山ガールにお会いしたい!

のっけから、急登に次ぐ急登。1時間程歩いた所で汗ダクになり休憩していたら、高齢(の下)G4人組みに抜かれた。おいらは、一応中齢の上くらいか。高齢者の体力は恐れ入る。
外山尾根に上がった所で、高齢の下の4人組みに追いつく。さらに中齢の下が1名上がってきた。アンチャンは現れなかった。

高齢の下、中齢の上、中齢の下の順番で出発。汗ダクながらも、外山尾根は美しい。

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岳樺の尾根をユルユルと登る。この辺りの雰囲気は得も言われず良い。

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そして、前白根に到着。

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前白根にある石祠。金属製の扉がある。扉付きは男嶽の宿の他は、ここでしか確認していない。
後方の帽子のお方は、中齢の下のお方。これから錫ヶ岳往復との事。チト時間が遅いのが気にかかるが、がんばって頂きましょう。栃木百名山を目指していらっしゃるようです。「栃木には、道の無い山ばかり歩いている人がいる」とおしゃっておりました。きっと、たそがれさんやハイトスさんのサイトも見ているのだろうな、などと思いながら見送った。

さて、一服後は、女王様謁見の儀である。

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今年もお会いすることができた。株数も増えているようだ。

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そして、「天空の回廊」が美しく手招きしているではないか!

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「天空の回廊」入り口。

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まずは、天然柴と岳樺の疎林。いいねぇ~。石楠花は清楚に咲いていた。猛寧さは無い。

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良く判らない小屋。男体山は雲がまとわりついていた。

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白根隠し山が見えてきた。

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隠し山到着。この山、人が来ないのが不思議。先に見えるのが白桧岳であろう。その奥は錫ヶ岳。

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ムムッ。雲行きが怪しくなってきた。この写真の先端で行き詰まり、左下に見える砂礫帯に回避。登山道と合流した。

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白桧岳は近い。天候はめまぐるしく変わる。

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白桧岳と思われる小広いピークに到着。石楠花が清楚に咲いていた。辺りを捜したが、山名板などは無かった。縦走路を少し先に進んだが、先に錫ヶ岳以外、顕著なピークは無かった。
石楠花に囲まれ、握り飯2個を食う、ソウケンビ茶500ml、カルピスウォーター500mlが空になった。

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白桧岳より、白根隠し山。
ここから見ると、結構な登り返しに見える。

そこで、ネット上でしばしば現れる近道、白根山~白桧岳~隠し山に囲まれた窪地を経由してみることにした。隠し山の基部まで尾根を辿り、そこより窪地に下った。鹿道が縦横に走り、歩くには困難は無いが、意外に時間がかかる。
窪地に降り立つと、いきなり重低音が轟いた。落石だ。県境の尾根から薙ぎに沿って大きな岩が落ちていくのが見えた。


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窪地の底。ここより白根山避難小屋までだらだら登り。結局、時間的短縮は望めない事が判った。ただ異常空間に身を置く快感は捨てがたい。

満足して、五色沼に到着。クダンのアンチャンから声をかけられた。
五色山に登り返し、中曽根を下った。途中小雨がぱらつくも、広葉樹の下。そのまま歩き続けると、雨も上がった。異常に歩きずらい道を水をガブ飲みしながら歩く。もうイヤ、と思ったら林道に出た。そして、雷鳴がかすかに聞こえた。

栃木が誇る「天空の回廊」は、確かによかった。ただ、錫ヶ岳に立ち寄ってこその「天空の回廊」なのだなぁ~、との思いも湧いてしまったのだ。