山行日2010.3.14
目的地:大白森山
コース:羽鳥湖スキー場(8:40)~鎌房山~大白森山(11:45)~鎌房山~羽鳥湖スキー場(15:45)
目的地:大白森山
コース:羽鳥湖スキー場(8:40)~鎌房山~大白森山(11:45)~鎌房山~羽鳥湖スキー場(15:45)
白河の町は強風が吹き荒れていた。町は晴れていたが、那須連山には雲がかかっていた。
徒然草子さんからお誘いを受け、今日は大白森山に行くのだ。徒然草子さんからは、日どりの決定を一任されていたので、少々責任を感じないわけではなかった。
徒然草子さんとは、初対面。黒のヘルメット・白い上着との事。そんな方が居たので「徒然草子さんですか」と声をかけると、「えっ」と言っていぶかしげな顔をする。人違いだった。スキー場の階段を昇り、あたり見回していると、後ろから声をかけられた。徒然草子さんだった。
徒然草子さんからお誘いを受け、今日は大白森山に行くのだ。徒然草子さんからは、日どりの決定を一任されていたので、少々責任を感じないわけではなかった。
徒然草子さんとは、初対面。黒のヘルメット・白い上着との事。そんな方が居たので「徒然草子さんですか」と声をかけると、「えっ」と言っていぶかしげな顔をする。人違いだった。スキー場の階段を昇り、あたり見回していると、後ろから声をかけられた。徒然草子さんだった。
リフト券を購入し、スキー場トップに。
やや密な潅木帯を突破し、林道に出る。雪は締まり歩きやすい。アンテナをやり過ごし、林道終着へ。しばらく山へ行っていなかったのでややバテたが、ここまで順調。ここで、一回目の休憩。ただ、風は強い。この後、高気圧が真上に来るはずである。風の強い那須であるが時間が経てば風も収まるのではないかと、長めの休憩を採った。いや、徒然草子さんの優しさか。
やや密な潅木帯を突破し、林道に出る。雪は締まり歩きやすい。アンテナをやり過ごし、林道終着へ。しばらく山へ行っていなかったのでややバテたが、ここまで順調。ここで、一回目の休憩。ただ、風は強い。この後、高気圧が真上に来るはずである。風の強い那須であるが時間が経てば風も収まるのではないかと、長めの休憩を採った。いや、徒然草子さんの優しさか。
再び、森に入り少し登ると尾根に出る。ドーンと三本槍方面が見えるはずであるが、山頂部に雲がかかっていた。相変わらず風が強い。帰りの目印に赤布を木に縛りつける。
鎌房山に到着したが、風が強く休まず進む。
鎌房山に到着したが、風が強く休まず進む。

曇天、強風の中を進む。こんな日を選んでしまって、徒然草子さんに申し訳ない。
一旦下った唐松林で再び大休止。山の話やら、身の上話など。朗らかな徒然草子さんの人柄が偲ばれる。
徒然草子さんとは、この大白森山のブログ記事で知り合った。そもそも大白森山のスキー登山の記事は、そうは多くない。ここで人を見かけたのは、今回の徒然草子さんと会津のもう一組だけだ。だから、対面前から親しみを感じていた。
徒然草子さんとは、この大白森山のブログ記事で知り合った。そもそも大白森山のスキー登山の記事は、そうは多くない。ここで人を見かけたのは、今回の徒然草子さんと会津のもう一組だけだ。だから、対面前から親しみを感じていた。
やや、空が明るくなってきた。

見上げると、青空が急速に広がっていった。

ブナの梢に霧氷が網目のように。
大白森山の木立の少ない最後の急登に差し掛かる頃、青空が広がった。徒然草子さんの歓声が上がる。
三本槍から旭岳のパノラマが広がったのだ。
三本槍から旭岳のパノラマが広がったのだ。

旭岳。よくもまぁ、こんなに天気が回復してくれたものだ。
そして、大白森山の一角に登り付いた。

盆栽型の樹氷と旭岳。

満開の樹氷と三本槍・スダレ山方面

南会津の山々
一度小さく下り、登り返し、大白森山山頂に到着。12時少し前だった。燧ケ岳・会津駒が見える。さすがに飯豊は見えなかった。安達太良・箕輪山も雲に隠れていた。しかし、大満足ですぐに下山。
シールを剥がし、大斜面に滑り込む。徒然草子さんは、連続ターンで軽快に下る。おいらは、重いプルークボーゲンで何とか下る。すぐに林となり、鞍部で昼飯とする。
おいらのガスは、不調で、徒然草子さんのガスを借りる。ここで、まだ行ったことの無い沢筋を下ろうと言うことで意見が一致した。
コースはひとつピークを越えた所の沢筋からスキー場東に出る林道を行くものである。不精をこいて、ピーク北面から巻こうと、これまた意見が一致した。スキーを斜滑降気味に滑らせ、余り高度を下げすぎないように進んだ。
疎林から、密林へ。そして、石楠花の密林にぶち当たった。石楠花の密林にはこれまで何度も泣かされてきた。今回はスキーを着けているので、おいらはギブアップ宣言をした。徒然草子さんは快く受け入れてくれた。元のコースに四苦八苦し、復帰。この間、木に引っかかり何度も転倒。バテました。
時間もおして来たので、安全を期して鎌房山に戻る事で、ここでも意見が一致。
コースはひとつピークを越えた所の沢筋からスキー場東に出る林道を行くものである。不精をこいて、ピーク北面から巻こうと、これまた意見が一致した。スキーを斜滑降気味に滑らせ、余り高度を下げすぎないように進んだ。
疎林から、密林へ。そして、石楠花の密林にぶち当たった。石楠花の密林にはこれまで何度も泣かされてきた。今回はスキーを着けているので、おいらはギブアップ宣言をした。徒然草子さんは快く受け入れてくれた。元のコースに四苦八苦し、復帰。この間、木に引っかかり何度も転倒。バテました。
時間もおして来たので、安全を期して鎌房山に戻る事で、ここでも意見が一致。

振り返ると、朝見えなかった大白森山がクッキリと。シュプールも見える。そして、右側に黒々とした亀裂が見える。この亀裂は、初めて見るものであった。クワバラ、クワバラ。

元気に鎌房山への尾根を進む徒然草子さん。

そして、山頂で見えなかった飯豊の山並みが見えているではないか。
鎌房山に復帰、ここからは下り一方。勇んで滑りはじめるも、ガリガリのモナカ。とても快適な滑降にはならず、プルークで凌ぐしかない。さすがの徒然草子さんも慎重な滑りとなる。最後の林道も同様。スピードは出るが、全く曲がらない。最後までプルーク体勢で足が悲鳴を上げて帰着。
滑りは満足のいくものでは無かったが、すばらしい景色を拝めた。また、来年、新しいコースの課題もいただいた。なにより、徒然草子さんと同行できたことが楽しかった。ツレヅレさん、ありがとうございました。
帰りの高速は、信じられないような渋滞にはまってしまった。栃木県内は全て渋滞。徒然草子さんから別れ際に手渡された「かんそ芋」の大袋は車中で食べつくしてしまった。
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