山行日:2011.9.10
目的地:横岳
コース:杣添尾根入り口(8:20)~枯れ木帯(10:30)~稜線(11:30)~(11:50)横岳奥の院(12:50)~杣添尾根入り口(15:20)
目的地:横岳
コース:杣添尾根入り口(8:20)~枯れ木帯(10:30)~稜線(11:30)~(11:50)横岳奥の院(12:50)~杣添尾根入り口(15:20)
先だってから、一般的な山に行きたくなっていた。青年小屋泊で編笠・権現に行こうかと計画したが、折り悪く、テレビ東京で同じようなコースが放映された。ほとぼりが冷めるまでやめとこう。
そんな訳で、まだ辿った事の無い杣添尾根から横岳に行く事にした。横岳は30年ぶり位か。八ヶ岳自体、10年程前に東天狗・西天狗に行って以来だ。

なかなかの上天気ではないか!
杣添尾根入り口の標識を見つけ、登りだす。標高が高い割には暑い。体も重い。すぐに不調である事がわかった。スリットダムで軽い渡渉。さらに小沢を渡ると杣添尾根に乗ったようだ。道はしっかりしている。小沢渡渉後は、笹が全く無い。笹の無い山があったんだ!

ゴロゴロの岩、針葉樹とひねくれた岳樺の森をユルユルと登る。
寝不足か、頭痛がする。足が重いワイ。などと思いながら歩いていると、先行の屈強5人組みに追いついてしまった。道を譲られてしまったが、「ゆっくり行きますから」とお断りした。しかし、「どうしても」と言うので前に出た。まずいなぁ。汗ダクで登る。
すると、またしてもアンチャン2人組みに追いついてしまった。「ここは、どこですか?」と聞かれた。
「ん、知らん」 おいらは、ザックを下ろし休憩した。これ以上抜きたくない。俺は不調ナンダヨ!
タバコを吹かし、立ち上がる。10分もたたずに追いついてしまった。奴ら、休憩してやがる。仕方ない、脇をすり抜ける。
すると、またしてもアンチャン2人組みに追いついてしまった。「ここは、どこですか?」と聞かれた。
「ん、知らん」 おいらは、ザックを下ろし休憩した。これ以上抜きたくない。俺は不調ナンダヨ!
タバコを吹かし、立ち上がる。10分もたたずに追いついてしまった。奴ら、休憩してやがる。仕方ない、脇をすり抜ける。
やがて、潅木と石楠花となる。相変わらず展望0。潅木が道に覆いかぶさる。腰の悪いおいらは、腰を曲げて歩くのが苦手。なんか、手こずるなぁ。スピードがさらに鈍る。
が、前方からチリンチリン音が聞こえてきた。這い松帯に出た所で、陽気なオッサン2人組みに追いついてしまった。おいらはザックをホッタリ投げた。オッサンらもザックを下ろしてしまった。ここは、絶対先行せんぞ、との気合を入れ、タバコを吸いまくった。
が、前方からチリンチリン音が聞こえてきた。這い松帯に出た所で、陽気なオッサン2人組みに追いついてしまった。おいらはザックをホッタリ投げた。オッサンらもザックを下ろしてしまった。ここは、絶対先行せんぞ、との気合を入れ、タバコを吸いまくった。

這い松帯から、上を見る。どうやら稜線は近そうだ。まてよ、赤岳が見えないではないか!山はガスに覆われてしまっている。
オッサン2人が出発してから、腰を上げる。しかし、なんと一名が靴紐を結び直している。あ~ぁ、結局また先行。後ろからのプレッシャーはいやなのヨ。鈍足のおいらが人様を抜くことは殆ど無いのだ。まして、体調不良なのに。どうかしているヨ。
這い松帯から稜線までは、わずか10分少々だったような気がする。稜線に立ち安堵する。人々が行き交っている。あいかわらず、頭がガンガンしている。

おおっ、あれが横岳本峰か?すぐに本峰に向かう。

ハシゴを2つ登ると横岳本峰奥の院に達した。大勢の人々がいる。

人が多すぎてかなわん。大同心・小同心をカメラに収めて直ぐにおさらば。
隣りの閑散とした小ピークで、一人握り飯を食った。赤岳を楽しみにして来たのだが、ガスで全く見えない。無風。9月の2800mにしては暑い。などと思っていると、いくらか風が出てきた。行者小屋などが見え出した。少しネバッテみよう。と思う間も無く、霧が動き出した。

御小屋尾根が見え出したと思ったら、直ぐに阿弥陀岳が現れた。

次いで、赤岳も姿を現しだした。いい感じだねぇ~。

権現岳だぁ~。

そして、赤岳が完全に現れた。

横岳本峰もスッキリ。
満足して杣添尾根を下った。とは言え、下りは油汗となった。

杣添尾根の這い松帯からは富士山が良く見えた。
油汗に悩ませられながら、休み休み下った。2名の方に抜かれた。本来のパターンに戻ったようだ。
中央道の激渋滞にハマリ、藤野より和田峠を越え圏央道に出て帰宅。疲れましたなぁ~。