カテゴリ: 日光・鳴虫山~滝ヶ原峠

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山行日:2018.4.14
コース:東武日光駅~ガスト日光店(8:20)~日光金谷ホテル・星の宿~松立山(9:30)~化星ノ宿(10:00)~合峰(10;40)~(11:00)鳴虫山(11:30)~神主山~東武日光駅(14:10)


ななころびさんの4/8のブログ記事を見て、鳴虫山山頂付近でもアカヤシオが咲き始めているとの情報を得て、予定変更でこちら方面にでかけて見る事にした。

東武日光駅で煙を吹かして出発。
国道沿いのコンビニで、朝飯と昼飯を買う算段であったが、なんと休業中。ムムムッ・・・。東武日光駅に戻り、駅弁を購入。朝飯は抜きかな。途中、ガストの看板を見て吸い込まれる。


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星の宿。日光金谷ホテル正面玄関右手。



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日光金谷ホテル。



この奥より三峯五禅頂のルートに侵入。



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700m付近よりアカヤシオが現れる。奥に丸山。右に外山。



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869m峰・松立山。



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アカヤシオは断続的につづく。



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桜が現れて、



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化星ノ宿に到着。



めずらしくも、上から降りてくる御仁がいらっしゃいました。中ソネ経由との事。




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急斜面の所で。



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鳴虫山山頂付近。



鳴虫山山頂には3人いらっしゃいました。



早めの昼飯を食った。
いつ雨が降って来てもおかしくないような空模様。神主山経由で下る事にした。


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こちらの尾根もアカヤシオが賑やか。


写真撮りが忙しいものの、大した写真は撮れず。



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道から少しだけ外れて送電鉄塔台地に寄ると、金剛堂があった。(ななころびさんの記事にもあった。)



あえて、遠回りの左側の道に入ると、


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桜の密生。



車道をユルユルト下って、



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街の桜を見ながら、



東武日光駅に帰着。



缶ビールを買って、電車に乗り込んだ。

山行日:2017.6.17
目的地;山王二宮、馬頭石付近の石祠
コース;東武日光駅=バス=日光総合会館前(7:50)~銭沢不動尊~ルート間違え~銭沢本谷源頭850m付近~北上~正規の銭沢不動尊降り口~山王二宮840m圏(9:20)~化星宿北方890m圏~西方の張り出し尾根を下る~860m付近・馬頭石・金剛堂(10:10)~890m圏に戻る~化星宿~合峰(11:00)~(11:20)鳴虫山(11;40)~神主山(12:30)~天王山~東武日光駅(13:00)


鳴虫山山中にある石祠のうち、いくつか未見のものがありそれを捜しに歩いてみた。一つは化星宿北方の山王二宮である。随分前に銭沢不動尊に下る途中で失念し未見となっていた。もう一つは化星宿東方の馬頭石の傍らにあるという石祠である。こちらは、前回尾根を一つ間違ったようで到達できていなかった。

まぁ、素人が石祠を見たからと言ってどうなるものでもないのだが、他に歩く所も思い当たらず、お気楽に歩いてみた。


日光総合会館前バス停で降りて、適当に大谷川畔の道に出る。「銭沢不動→」があり、これに従う。


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発電所の路傍にて。


大谷川を渡り、沢沿いの道を緩く登る。


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銭沢不動尊。


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銭沢不動尊にて。


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銭沢不動尊にて。



銭沢不動尊で、朝飯代わりの菓子パンを食う。社にかかっていた温度計は13℃。半袖でちょうどいい。

腰を上げて、辺りを見回すも道は無し。すぐに谷は二股に分かれる。広めの左を選択。少し登って磁石を当てると、微妙に方向が疑わしい。戻る。
右の谷に入る。枯葉の堆積した沢床をズブズブと登る。水流無し。


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銭沢。


しばらく登り岩の間を越えると、日光特有の赤/黄のプレートを発見し安堵する。しかし、道型と言えるようなものは無い。以前下った時はどうだったのか、覚えていない。

傾斜がきつくなり、四足で登ると上が見えた。おかしいな。確か最後はロープが長々と垂れていたと思う。それだけは覚えていた。
尾根上に出た。尾根に道はあるものの、「銭沢不動→」の標識が見当たらない。高度計を見ると850mを示していた。登り過ぎダワい。途中で支沢に入いるのが正規のルートのようだ。

まぁよい、この尾根を下ればいいはずだ。
小尾根を北に下る。途中「ソウメン滝→」の古い標識を見る。そこはスルーし、下る。んっ、何の気なしに不安を感じ磁石を確認。ややっ、方向が違うじゃぁないの。樹間から右手に尾根が見える。ムムムッ・・・。トラバース。尾根を移ると明瞭な道となる。ホッ。

すぐに「銭沢不動→」が現れ、谷にロープが垂れているのを発見。ヤレヤレ。


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銭沢不動尊への降り口に佇む、首なしの石像。


尾根を北上。大岩を右から越えると、



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山王二宮の石祠。


山王二宮の石祠の左側には石製の扉があった。精巧な作りであった。
五葉ツツジに囲まれたここは、中々雰囲気がよろしいな。
煙をバキュームし、オサラバ。

下った尾根を登り返す。

星の宮~合峰の尾根に合流。
お次は馬頭石だ。
890m圏のピークから東に緩く下る尾根に入った。藪無し。
僅かで、


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馬頭石と思われる小振りの石体が現れ、


その僅か下の木の陰に


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お坊さんのような陽刻が入った石祠が佇んでいた。


ここでも、煙をバキュームし、オサラバ。
890m圏に戻る。

ここからは、もう迷う事はないだろう。呑気に歩く。


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化星宿。



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化星宿の上方にある石祠。屋根右側の黒っぽい所は地面に落ちていた。載せて撮影。安定が悪いので、戻しておいた。


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合峰。


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鳴虫山。朝は晴れていたが・・・。女峰山は雨か?


鳴虫山には何組かいた。端っこで握り飯を食い、オサラバ。
本日は、普通に神主山の方へ下ってみた。歩きにくい。


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神主山を越えると、コアジサイの花園となる。


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天王山。



日光駅に着き、ピールを買って乗車。
早い時間に帰る事ができた。

イノシシ尾根を登り、イノシシ像が元の位置に戻されていた事を確認。

次の目標の馬頭石とその近傍の石祠捜しに向かうも発見できず、アッサリとあきらめて、取り敢えず鳴虫山に向かった。



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日光修験道の拠点、気生ノ宿・化星ノ宿。



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急斜面に差し掛かって、再びアカヤシオが現れる。依然、花付きは悪い。



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せめて、これくらいじゃぁないと。しかし、アカヤシオは点在程度。



合峰手前で、人々の声が聞こえる。まずいねぇ~。
人々が去るまで、身をひそめる。


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合峰の先で。



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凄い数の人々で満ち溢れている鳴虫山に到着。


写真を2枚撮ってオサラバ。


合峰手前で、人々がいないのを確認し、日光修験道ルートに入った。


斜面が急になって木につかまりながら下ると、



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清楚ですなぁ~。


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山の神。



ここからは、なだらかに、笹の道を・・・、行くはずだったが、


笹無し!


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ここは、スズ竹密生地だったが、スズ竹は全て白骨化していた。ダニ地帯らしいが、これではダニもはびこれまい。


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千載宿・御千菜に到着。笹が全く無く、すつかり様子が変わってしまった。



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969m峰を越え、滝ヶ原峠に下った。

合峰から滝ヶ原峠の間にはアカヤシオはほとんど見られなかった。



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滝ヶ原峠付近から、女峰山様と大真名小山。



車道を下る。


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もしかして、今日は桜がメインだったかな。


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道々にて。


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道々にて。大真名小山。


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道々にて。男体山。



九桜沢の小道から、「日光植物園」バス停に辿り着いた。バス停には、オッサンがお一人。オッサン曰く「2本前のバスが、まだ来ない」。ムムムッ・・・。ところがドッコイ、それからすぐにバスが来た。アキ席は2席で、平和だった。
東武日光駅では、残り1席の特急券が買えた。
歩きは遅いが、交通機関がラッキー続きで、思いのほか早く帰宅できた。


イノシシ像は、取り敢えず安心した。が、取り敢えずである。なにか、今後も動きがありそうな気配を感じる。
馬頭石と石祠は、次の機会にという事になった。まぁ、いつになるかわからないが。
アカヤシオは、世間のウワサを信じて出かけたが、少しだけガッカリ気味だった。年較差なのか、タイミングが悪いのか、世間の評価が高すぎるのか。はたして・・・。


合峰から先の笹の消滅も気になる所。奥武蔵、長沢背稜につづいて、日光よ、おまえもか!

山行日:2017.4.30
目的地:瑠璃殿南方の愛宕(イノシシ像)、気生ノ宿(化星ノ宿)東方の馬頭石と石祠。
コース;東武日光駅(7;45)~瑠璃殿~869m峰・松立山(9:10)~897m峰~戻る~東方の小尾根を下る~790m付近まで下る~馬頭石発見できず~戻る~897m峰~気生ノ宿(10;20)~合峰~鳴虫山(11;20)~少し戻る~日光修験道ルート~山の神~千載宿~969m峰~滝ヶ原峠付近(12;40)~日光植物園バス停(13:40)=バス=東武日光駅



今年の一月に、ななころびさんのブログで愛宕の石像がおかしな事になっているとの報告があった。特にイノシシ像が台座から消えているとの情報は衝撃的であった。その後、イノシシ像は雪に埋もれていた事が判明したようだが、やはり台座からは降ろされているとの事。イノシシ像ファンとしては、現状を見ておきたい所である。

愛宕のイノシシ像を見に行くならば、気生ノ宿東方の馬頭石とその近傍にあるという石祠も訪ねてみたい。

それに、なんと言っても、評判の高いこの時季ならではの鳴虫山のアカヤシオを堪能しようではないの。

などと、課題山積で鳴虫山に向かったのである。



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まずは、瑠璃殿。ここは、近年、大分整備されたように感じる。


日光市庁舎裏にある瑠璃殿の右手の小尾根を登る。



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おおっ、隣の尾根は桜にまみれておる。



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わずかな登りで愛宕に到着。ややっ、イノシシ像は、・・・。



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元の台座に戻されている。



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一見、健全のように見えたが・・・。



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「ん像」の足が欠落していた。特に後ろ足は最近の欠落に見える。



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「あ像」の尻尾は欠落。ケツの穴は大丈夫。このケツのラインがなんとも美しい。



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仁王像は、以前の位置とは異なり、騎馬将軍の収まる石祠に立てかけてあった。



周辺は、以前は草ボーボーだったが、今はかなりスッキリしている。なにかしら、異変があったのは事実のようで、今後の成り行きが心配である。


タバコを吹かせて、オサラバ。



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イノシシ尾根の前半は桜が咲き誇っていた。



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ヒヒヒッ・・・・、足が前に出ん。



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余禄にしては、禄高が大きい過ぎる。クククッ・・・。


鳴虫山の桜などとは、トント聞いた事がないが、ラッキーだ。全然先に進まん。


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869m峰・松立山に到着。ここらよりアカヤシオが現れはじめる。


松立山で、朝飯代わりの菓子パンを食う。


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女峰山様をパックに。花数は少ない。



ユルユルと登って897m峰に到着。

HP「Welcome to Nikko」によると、897m峰の手前から東に伸びる尾根に、半ば土に埋まりかけた石祠があるという。これに従い少し戻り、


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顕著な小尾根を東に下った。


目を皿のようにして、石祠を捜しながら下った。やがて杉林となり傾斜が緩んだ。石祠は見当たらない。もう少し下ってみよう。

結局790m付近まで下ってみたが、馬頭石も石祠も見つからなかった。

登り返しで、見つかるかもしれないと思い、キョロキョロしながら歩いたが、主尾根まで戻ってしまった。


実は、「全踏査 日光修験 三峯五禅頂の道」にも馬頭石と石祠の記述があるのだが、「Welcome~」の記述とは微妙に異なっていたのだ。「全踏査~」は概念図なのではっきりはしないが、「welcome~」の記述の尾根よりも1本南の尾根を示しているように見える。

しかしながら、いつものように、「今日は、もういいや」の「あきらめ節」が頭をもたげて、そのまま気生ノ宿に向かった。



つづく。

山行日:2013.1.3
目的地:気生ノ宿、滝ヶ原峠
コース:東武日光駅(7:50)~星の宮~日光金谷ホテル~松立山869m(9:10)~気生の宿~合峰(10:20)~鳴虫山(10:40)~藪入り~山の神(11:20)~千載宿~969m峰(11:50)~滝ヶ原峠(12:20)~清滝1丁目バス停(13:00)


年末の川歩きで、足の裏に大きな水泡が出来てしまった。長い歩きは出来そうもない。
余り変わり映えもしないが、正月でもあるし鳴虫山に行く事にした。

始発電車を乗り継いで、日光駅に降り立った。出すものを出して缶コーヒーを飲んで出発。
登山者らしき人の姿は無かった。


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星の宮で、新年のご挨拶。今年も日光の山で楽しませて頂きます。


星の宮のすぐ上が、日光金谷ホテル。ここの通過が本日の最難関。と思われたが、本日は正面玄関に蝶ネクタイの方はいらっしゃらず、ホッとして敷地に侵入。すぐ右手に折れ、そそくさと奥の駐車地に向かう。
駐車地の奥にある尾根に取り付く。道は無し。やや急な尾根に藪は無い。すぐにふくらはぎが痛くなる。一旦アキレス腱伸ばしを行って再度歩きだす。


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日光の社寺。あれは絵なのか?今だ工事中のように見えるが?



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送電鉄塔付近。男体山、大真名、小真名は見えるが、

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女峰山は雲の中。


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急坂を登りつめると、デコボコの山頂松立山869m峰。

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松立山より、薄い踏み跡がある。傾斜が緩み歩き易い。


尾根通しの道が山腹を絡み小ピークを少し下ると、


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気生ノ宿。ここも日光修験道の一大拠点であったようだ。

少し下に小広い棚部などがあり、宿の存在を暗示するのであるが、どうなのであろうか。


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気生ノ宿の少し上にある金剛堂。一昨年は、確か屋根が落ちていたような気がするのだが、誰かが修復したのかな?



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こういった所は歩き易いのだが、


やがてトラロープが懸かる急斜面となり、ヒーコラ言ってこなすと、


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合峰に到着。


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そして、誰もいない鳴虫山に到着。風が強いので、すぐにオサラバ。


合峰の方へ戻り、合峰手前の小ピークから、誰もいないのを確認し、ロープをくぐり滝ヶ原峠へのルートへ侵入した。(このコース、全体を通して、何故か後ろめたい気分が覆うのである。)

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侵入したルートは歩き易い。

正面に少し白い夕日ヶ岳が鋭角に聳えている。茶の木平付近は白く見える。

少し急な斜面を下ると、


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山の神が鎮座している。


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浅い二重山稜を右の尾根に乗る。なんとも気持ちの良い所。


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千載宿(御セン菜)に到着。


千歳宿の先からスズ竹藪が現れるが、かえって踏み跡が鮮明となる。アキ爺さんの話によると、この辺りでダニが出るそうだ。温かい時季はよした方がいいかも知れない。

少し急な斜面を登ると、尾根のT字に出くわす。右手にピンクリボンが「おいで、おいで」をしているが、滝ヶ原峠は左が正解。すぐに969m峰に到着。樹間から鳴虫山と合峰が見える程度。展望は宜しくない。昼飯を食おうと思ったが、けっこうな寒風が吹いている。すぐにオサラバ。

磁石で方向を確認して下山。すぐに薄い踏み跡が現れる。
再び尾根のT字路となる左下に滝ヶ原峠の舗装道が見える。少し左に行ってから強引舗装道に出られる。足の裏が痛んできたので、本日は軟着陸コース、右の尾根に下った。僅かで舗装道が九の字に曲がる所に出た。出たが、少し斜面が崩れていた。尻を着いて舗装道に降り立った。


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滝ヶ原峠付近より。今日の女峰山は一日中曇っていた。


舗装道を下っていると、足の裏がかなり痛んできた。日光駅まで歩けんワイ。最寄りのバス停清滝1丁目に向かった。

バスに乗り、昼飯を食っていない事に気がついた。神橋で下車。外国人御用達のいつものラーメン屋でラーメーンを食った。店は大勢の人々が居た。たいてい店の婆さんと長話になるのだが、今日はそうもいかない。店を出ようとすると、婆さんが厨房から顔を出して、「来年も来てねぇ~」だって。まだ、1月3日だよ。

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