山行日:2008.12.7
目的地:蕎麦粒山
コース:浦山大日堂(7:30)~広河原谷・逆川林道~ワサビ田(道迷い9:40)~蕎麦粒山北尾根(仮称)~蕎麦粒山(11:40休)~仙元峠(12:00休)~仙元尾根~浦山大日堂(14:20)
目的地:蕎麦粒山
コース:浦山大日堂(7:30)~広河原谷・逆川林道~ワサビ田(道迷い9:40)~蕎麦粒山北尾根(仮称)~蕎麦粒山(11:40休)~仙元峠(12:00休)~仙元尾根~浦山大日堂(14:20)
今週も浦山大日堂に来てしまった。今回は、蕎麦粒山から北に伸びる尾根から都県境を目指した。
悪名高き広河原谷・逆川林道を辿り、林道が広河原谷を離れる所から、ワサビ田への作業道へ入った。
悪名高き広河原谷・逆川林道を辿り、林道が広河原谷を離れる所から、ワサビ田への作業道へ入った。

ワサビ田作業道入り口
作業小屋を何軒かやり過ごすと、一番目の橋で右岸に渡る。

一つ目の橋
すぐに二番目の橋があるが、これを渡らず、作業道を進む。

二つ目の橋
やがて三つ目の橋があり、これを渡り左岸に出る。登山道を探すが見つからないのでさらに作業道を進む。

三つ目の橋
すぐにせん道となり、小滝が現れた。

せん道

これを過ぎるとワサビ田があり、右に行く道があったが、谷沿いの道で目的のルートではないと考え、引き返した。
結局、二つ目の橋を渡った所にある東電の黄色い支柱「新秩父54号」に従って登ることにした。
結局、二つ目の橋を渡った所にある東電の黄色い支柱「新秩父54号」に従って登ることにした。

二つ目の橋に戻り、このポールを頼りに登った。
初めは落ち葉の中にかすかな踏み跡があったが、すぐになくなった。見上げると、黄色いポールが見えるので、これを追った。やがて尾根型がはっきりしてきて、尾根上を行く。かすかな踏み跡も再び現れた。
すると上から二人の登山者が降りてきた。そしてこう聞かれた。「この尾根はどこに出るのですか」と。
よく聞くと、二人は、今朝一杯水を出て川苔山を目指したのだが、途中道が崩落しているので、蕎麦粒山から山を回りこむように進もうとしたらしい。
「この尾根は浦山川に出ますよ」と言うとキョトンとしていた。武甲山などを説明すると驚き、秩父側に出たことをようやく理解したようだった。昭文社刊奥多摩の地図しか持っていないようなので、浦山大日堂バス停までのルートを教え、分かれた。
その後ルートは杉林となり、黄色ポールが無くなるとともに再び踏み跡が消えた。尾根上を外さないように登る。昭文社刊奥武蔵・秩父では二工場谷源頭部にルートが取られているが、尾根上を行くことに決めた。僅かだが赤・青のテープが散見される。
急登に次ぐ急登が少し緩むと、左から明瞭な道が合わさった。これが正規ルートか?この後、鮮明な踏み跡となる。
再び急登となり、右手に仙元峠が見えてきた。木の枝、笹をつかみながら登ると、ヒョッコリ蕎麦粒山山頂に着いた。30年ぶりの山頂だ。
カヤトの頂上と思っていたが、勘違いだった。雑木林のあまり展望の無い山頂だ。それでも木の間越しに富士山が見える。
広河原谷への下山路 テープがまいてあるが、笹に覆われ、ほとんど分からない
すると上から二人の登山者が降りてきた。そしてこう聞かれた。「この尾根はどこに出るのですか」と。
よく聞くと、二人は、今朝一杯水を出て川苔山を目指したのだが、途中道が崩落しているので、蕎麦粒山から山を回りこむように進もうとしたらしい。
「この尾根は浦山川に出ますよ」と言うとキョトンとしていた。武甲山などを説明すると驚き、秩父側に出たことをようやく理解したようだった。昭文社刊奥多摩の地図しか持っていないようなので、浦山大日堂バス停までのルートを教え、分かれた。
その後ルートは杉林となり、黄色ポールが無くなるとともに再び踏み跡が消えた。尾根上を外さないように登る。昭文社刊奥武蔵・秩父では二工場谷源頭部にルートが取られているが、尾根上を行くことに決めた。僅かだが赤・青のテープが散見される。
急登に次ぐ急登が少し緩むと、左から明瞭な道が合わさった。これが正規ルートか?この後、鮮明な踏み跡となる。
再び急登となり、右手に仙元峠が見えてきた。木の枝、笹をつかみながら登ると、ヒョッコリ蕎麦粒山山頂に着いた。30年ぶりの山頂だ。
カヤトの頂上と思っていたが、勘違いだった。雑木林のあまり展望の無い山頂だ。それでも木の間越しに富士山が見える。


広河原谷への下山路 テープがまいてあるが、笹に覆われ、ほとんど分からない
山頂には何人かいた。後から人も来たので早々に退散する。
仙元峠で昼飯としたが、誰も来ない。皆、巻き道を行くのだろうか。此花咲くや姫を祭る祠のお神酒の中には雨水がたまり、凍っていた。
帰路は先週歩いた仙元尾根だ。途中噴煙を上げる純白の浅間山が見えた。
仙元峠で昼飯としたが、誰も来ない。皆、巻き道を行くのだろうか。此花咲くや姫を祭る祠のお神酒の中には雨水がたまり、凍っていた。
帰路は先週歩いた仙元尾根だ。途中噴煙を上げる純白の浅間山が見えた。

遠く浅間山が見えた。
ずんずん下るとコースアウトした。ピンクリボンに引き込まれたのだ。少し登り返し、ルートに戻る。やがて杉林の中、九十九折れの道となれば浦山大日堂の屋根が見えてくる。
市営バス最終便(14:20)が出発しようとしているところで帰着。
市営バス最終便(14:20)が出発しようとしているところで帰着。
本コース(のぼり)は、昭文社刊奥武蔵・秩父の中で破線の登山道として示されているが、同じ地図内の破線道に比べ、難易度が比較的高いと思います。
仙元尾根を降りに使う場合、ピンクテープに引き込まれないようにしてください。登山者用の目印は紅白のリボンおよび、紅白のテープのようです。