カテゴリ: 寺社めぐり、城めぐり

行った日:2022.12.6


家を出た時は霧雨が降っていた。天気予報ではもうやんでもおかしくない頃合いだった。
新座駅でターさんと落ち合う。久しぶりにお会いした。道々での話題は、お互いの体の悪い所自慢だ。



霧雨が降っている。
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紅葉時期としては、人影は少ない。
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拝観者は年配の女性Gか夫婦が多い。
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ジジイの二人組は我々くらいなもの。
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霧雨からシトシト雨へ。
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俺は傘をさす。
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ターさんは俺より一回り年長なのだが、いまだ傘をささない。
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立ち入り禁止区域が増えてしまった。
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歩ける範囲はだいぶ減ったなぁ~。
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それでも寺域は広い。
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モモヒキをはいてきたが、かなり寒い。
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実は、いまだに青葉が多い。
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寒みぃなぁ~。
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などと、言いながら、
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赤いものを求めてジジイが徘徊している。
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戻ってきてしまった。
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寒いので、これにてオサラバ。
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道向こうに食堂があり、けんちんうどんを食った。3年ぶりに食堂に入った。

食堂を出ると、ようやくに雨があがっていた。



平林寺向かいの睡足軒によって、
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新座駅に戻る。

行った日:2022.11.22
コース:東武東上線高坂駅~岩殿観音正法寺~物見山~物見山周辺徘徊~埼玉県立平和資料館~こども動物園バス停=バス=高坂駅


奥久慈を予定していたが、濃霧発生との事で、急遽行先を変更。急な事だったので、いい思いつきがあろうはずもなく、高坂の岩殿山正法寺と物見山を訪ねた。紅葉狙いであったが、岩殿観音はようやく色付き始め、物見山周辺は見頃であった。ちなみに物見山はたかだか100mチョットの山で、公園と言った方が実態に合っている。



高坂駅から歩いて、足利基氏館跡に向かうも、途中電気工事中とのことで迂回を強いられる。尤も足利基氏館跡といっても、今はそれらしきものは何もない。



岩殿観音正法寺の長い門前町を歩いて、参道の石段に取り付く。
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参道を登って、鐘撞堂からの眺め。
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坂東十番霊場岩殿山正法寺。通称岩殿観音。
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岩殿観音。
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岩殿観音の大イチョウ。色づいているようだが、
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引きで見ると、まだまだ。
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トンネルをくぐって、バス通りを渡る。向かいのトイレが使えなくなっていた。
バス通りから5分弱で物見山山頂。



カエデの大木が真っ赤になっていた。
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カエデの大木はもう一本あって、こちらは少しだけ青葉混じり。
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物見山山頂から。あの谷筋に下ってみよう。
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物見山下の谷筋にて。こちらも見頃。
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谷筋にて。
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谷筋から這い上がって。
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埼玉県立平和資料館に向かう。
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いい塩梅のモミジだぁ~。
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ヒヒヒヒッ・・・・。
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紅葉が激しくなってきた。
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どぎついほどの赤。
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このくらいの方がいいか。
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二人組の青年が、モミジにはしゃいでいた。まぁ、それでも人は少ない。
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埼玉県立平和資料館の不要な展望塔が見えてきた。邪魔者以外の何者でもない。無駄遣いの象徴。館内に入場して、クソだけして出てきた。
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近くのベンチに座って菓子パンを食う。
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もう少しだけ歩いて、
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バス通りに向かった。
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こども動物園バス停からバスに乗って、帰路についた。

行った日:2021.12.5


久しぶりに新座市の平林寺へモミジを見に出かけた。



新座市平林寺門前にて。
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入っていきなりの紅葉。
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平林寺は南北朝時代に創建。元々は岩槻にあった。現在でも岩槻に「平林寺」の地名が残っている。
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戦国時代に戦禍を受けたが、江戸時代に現在の地に移転。松平信綱一族の菩提寺となる。
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寺域は広く、東京ドーム9個分に相当するとのこと。
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建物群を過ぎると広大な境内林となる。
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境内林は国天然記念物。
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武蔵野の雑木林の趣を残すといわれている。
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紅葉は終盤を迎えつつある。
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深紅のモミジに西日が当たる。
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明日から天気が崩れかげんという事で、日曜日ではあったがやってきた。
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筋子のようなモミジに目が奪われる。
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境内の散策モデルコースは2kmに及ぶという。ここら辺りは寺の雰囲気は無い。
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ムフフッ・・・。
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野火止塚。
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この季節、散策する人は多い。人が切れた所で、パパッとシャッターボタンを押す。
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西日に助けられて。
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ムフッ。
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1時間ほど歩き廻って、総門に戻ってきた。以前より歩ける所が制限されているような。
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それでも満足して、最後の一枚を撮って、オサラバ。
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予定を早めて来てよかった。

すでに平林寺の紅葉は終盤を迎えているように感じられた。

山行日:2020.12.13
コース:五丈の滝入口駐車場(8:00)~前沢林道~380m付近から引き返す(道間違え8:30)~五丈の滝入口駐車場(9:00)~前沢林道~五丈の滝観瀑台(9:20)~滝見の松(9:30)~倒木帯(9:40)~敗走~五丈の滝入口駐車場(10:00)
=車移動=金蔵院(10:40)~(11:20)アド山・阿土山城(11:50)~金蔵院P(12:15)
=車移動=正雲寺公民館・豊代城跡・佐野源左衛門常世館跡


「とちぎの景勝100選」という佐野市の五丈の滝を見に行った。もちろん、その上にある岳ノ山、大鳥屋山にも行くつもりだった。帰りには、みー猫さんの紅葉情報にあった金蔵院にも寄るのだ。

結果から言えば、道間違えと倒木帯のおかげで岳ノ山は敗走。道間違えは頭の衰え、倒木帯での敗走は体の衰えに他ならない。なさけないのぉ~。
時間があったので、金蔵院からアド山に登った。アド山は阿土山城でもあるのだが、これが結構いけている山城遺構だった。取り敢えず、ご機嫌を治しての帰宅となった。


①-1 岳ノ山道間違え
登山ガイドによると、五丈の滝入口駐車場のすぐ先で、道が2分するとでていた。が、実際には3分していた。真ん中の林道には前沢林道の標示があった。確か前沢林道を行くはずだと思い、中央の林道に入った。
なんか、ガイド本に出ていた様子と違うなとは感じたが、昨年の大雨の影響かなにかで、道が荒れているのかと思った。林道が尽き沢筋の踏み跡を辿るもすぐに倒木で前に進むのが面倒な状態になった。う~む、ど~すんべ~。地図を見て、このあとかなりの急斜面になるようなので、この荒れようでは労が多すぎようと思い撤退する事にした。

林道に出て、沢筋を振り返る。
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荒れた林道を戻る。
すると、子供連れの5、6人のグループが登ってきた。
そこで、山の様子などを伺うと、何とこの道は五丈の滝へ向かう道ではない事を知らされた。ムムムッ・・・・。駐車場から一番右の道を行かなければ行けなかったと。トホホホ・・・。
で、撤退ではなく、戻る!


駐車場に戻って、道を確認。なんと立派な標識があった。ガクッ・・・。
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そして、正しい道には「前沢林道」の標識が斜めに倒れかけていた。



①-2 岳ノ山敗走
気を取り直して、五丈の滝に向かう。1時間の時間ロスだ。
さっきの林道よりややマシな道を行くと、「観瀑台→」が現れた。やけに人通りが少な気な小道を谷に下る。倒木があったりして歩き難い。
そして、人の訪れた気配を感じさせない観瀑台に到着。

五丈の滝はご覧の通り、ショボイものであった。
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ガイド本には、五丈どころではなく40mの滝、と出ていた。水量が少ないのか、地形が変わってしまったのか、とても「ちちぎの景勝100選」には見えなかった。


ガイド本にでていた「滝見の松」に到着。ここからは滝は見えなかった。
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「滝見の松」から少し進むと、どうやら五丈の滝の落ち口らしきものがチラリと見えた。
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そして、道は細くなった。すぐに杉の倒木帯にでくわした。
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倒木はおびただしいものであった。いくつかまたいで越えた。先を見てもどこまでも倒木が続いていた。
諦めよう。
敗走じゃぁ~。



②金蔵院とアド山
金蔵院にて。金蔵院は佐野氏代々の祈願所と伝わる。
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金蔵院。
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なにか咲いていた。
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一応秋らしく。
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参道にて。
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参道には、僅かに散り残りモミジがあった。
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参道起点のすぐそばに。
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檻のような所に入ってアド山の西尾根を辿る。
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道記号は無いが、かなり明瞭な踏み跡がある。往時も登城路はここだったらしい。
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わずかな散り残り紅葉。
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250m付近(正確ではありません)の尾根を切断する堀切。
DSC03411堀切1



300m付近の堀切。
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320m付近。
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石垣。
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340m付近の竪掘りを伴った堀切。
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やがて斜面が急になり、連続して段切り跡が現れる。


段切り3段目上の平場に石祠が。その上の段切りを乗り越すと4段目、
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アド山山頂・阿土山城跡最高地点だった。山頂は細長くとても本郭とは言い難い。しかし、中世の山城としては、素人目にもわかる遺構の数々に魅せられた。阿土山城は麓の豊代城の詰め城と考えられている。
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ハイキングコースが標されていた。
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山頂から葛生方向。
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山頂には先客がお一人いらっしゃいました。
地元の方で、佐野のヤブ山城をたくさん訪れているとの事でした。足止めしてしまって、いろいろ伺ってしまいました。上の上の写真のハイキングコースをグルッと一周するそうです。


先客が去り、俺も菓子パンを食ってオサラバ。俺はもと来た道を引き返した。
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下ると、パラパラと雨が降ってきた。お天気雨である。
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そして、山頂でお会いした方がちょうど金蔵院の駐車場に現た。
俺は次に訪れたい豊代城の正確な位置を知らなかったので、しめたと思い豊代城の位置をお聞きした。しかし、興味の対象は山城なので平城の豊代城は名前しか知らないとの事。残念。
まぁよい、出たトコ勝負だ。豊代城捜しに車を走らせた。




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③豊代城・佐野源左衛門常世館
県道より東寄りの道を南下すると、「佐野源左衛門館200m」の標柱がチラリと見えた。ゆっくりと車を進め、右折すると、
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正雲寺公民館駐車地に佐野源左衛門館跡の解説板があった。
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近くに方形の土塁遺構があるとされるが、捜しても見当たらなかった。
現在公民館内に位牌があるらしいが、さすがに館内への侵入ははばかれた。



これで今回の旅は終了だ。
前半はなんだかハチャメチャで面白くも無かったが、アド山で何とか挽回できた。アド山山頂で出会った方からは、「岳ノ山は375mから東尾根を辿ると石祠などが散見され楽しい」とのアドバイスをいただいた。またの機会に岳ノ山を考えてみようではないの。




18580歩

山行日:2020.11.16
コース:東武伊勢崎線足利市駅=足利市営バス=行道山(8:50)~行道山浄因寺(9:20)~寝釈迦~石尊山(9:50)~毘沙門天(10:30)~(11:40)両涯山(11:50)~モミジ谷~織姫神社(12:40)~鑁阿寺~足利市駅(13:30)


なにやら低山の紅葉が一気に進んでいるような気配を感じ、アセル気持ちを抑えきれずに足利観光に向かった。

足利市駅から市営バスに乗った。乗客は5~6人の登山者Gと生活利用者らしき人々数人が乗った。
登山者Gはしきりに「牛奥の雁ヶ腹摺山」の話をしていた。どうも牛奥から石丸峠に向かう計画のようだ。俺は、「そっちでは無く、白谷の丸へ行けばいいのに」と激しく思ったのだが、黙っていた。



終点の行道山バス停で下車。しばらく車道を歩く。
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浄因寺の駐車地から石の階段道を登る。モノレールは休業中との事。参道脇の石仏などを見ながらヒーヒー言って登る。今日は暑い!
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浄因寺着。一応紅葉していた木が僅かにあった。下の写真いいトコ撮り。実態は色付き始めの感じ。清心亭は閉鎖中との事。
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浄因寺のイチョウ。ほぼ黄色くなっていたが、下の方は緑が残る。浄因寺の紅葉は今週末あたりからかなぁ~。

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寝釈迦まで上がってきた。汗ダクである。
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石尊山で菓子パンを食った。山頂にあった温度計は18℃を示していたが、体感はもっと暑い。着ているものを脱いでオサラバ。


褐葉の森を行く。
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毘沙門天山門。カエデは紅葉していなかった。イチョウがなんとか。
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たまに鮮やかな黄色が。
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削平平坦部があり郭跡かと。足利城北側だろう。そして堀切状。
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堀切を登り返すと、足利城・両涯山。山頂のベンチはオバサマGに占領されていた。
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一段下って。カエデが赤くなりはじめ。ここでも菓子パン食ってオサラバ。
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足利城・両涯山からは人々の往来が多くなる。



おおっ、モミジ谷だ。なんかクスンでいるけど赤く紅葉している。早速、モミジ谷に下った。
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モミジ谷に入ると、光線の具合がいいのか、クスミは全く感じず。
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真っ赤なモミジを見て、鼻血ブー。
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ヒヒヒッ・・・。
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ここまでの行程で、真っ赤な色合いは諦めていたので、喜びもひとしお。
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たまりません。しかし、モミジに興奮したせいか、便意を催す。なんでまた、こんな時に~!
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織姫神社に急行す。そこで便所を捜すしかあるまい。
神社入口駐車場に便所を発見し、事無きを得る。
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織姫神社のモミジは赤くなりきっていなかった。残念。鑁阿寺へ向かおう。
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鑁阿寺にて。鑁阿寺の側門から入山。いきなり熟しきったモミジが現れる。写真家がロープの内側に侵入し、写真を撮っていた。蹴飛ばしてやりたかったが、その際自分もロープ内に入る事になるので、やめておいた。ジジィ、どきやがれ!
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鑁阿寺にて。大イチョウが見事に黄色くなっていた。
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鑁阿寺にて。角度を変えて。
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鑁阿寺にて。
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鑁阿寺のカエデの多くは赤くなっていた。鑁阿寺で2回目の鼻血ブー。
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鑁阿寺にて。
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鑁阿寺にて。
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鑁阿寺山門。
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渡良瀬川にて。夕景にはチト早い。特に森高千里のファンではないが。
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足利市駅に着くと、特急りょうもう号は10分待ちだった。

足利の紅葉は、
・浄因寺、毘沙門天、両涯山、織姫神社が色付き始め。
・モミジ谷は最盛期。
・鑁阿寺は最盛期直前。
という印象でした。

足利では以前も感じたのですが、「標高の高い所から順番に紅葉する」とは言えないのでした。そして、残念ながら、浄因寺ともみじ谷の紅葉を一回で堪能する事はできないという事がはっきりと判りました。





25901歩

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