山行日:2021.11.5
コース:東武日光駅=タクシー=寂光の滝(8:00)~芦沢~ロックガーデン(9:20)~聖天岩(10:00)~女峰山登山道(10:20)~石祠・休憩~若子神社・寂光の滝(11:30)~東武日光駅(12:50)
体調不良のため、山歩きから遠ざかって11ヶ月。現状、山を歩くに自信がない。でも紅葉は見たい。
と言う訳で、人が居なくて、短時間で歩けて、紅葉の綺麗な所を考えた。昨年行った日光芦沢の紅葉が見事だったので今年も。
芦沢は短時間で歩けるが、それでも体力が心配だ。なのでタクシーを使った。
タクシーに乗ると、すでに日光市内のカエデは真っ赤に色付いていた。タクシーの運チャンによると、今年の紅葉ははじめ遅れたが、その後一気に冷え込んで、アッという間に紅葉して、上の紅葉は2、3日で散ってしまったとの事。今は中禅寺湖はお終い、東照宮辺りの黄葉が見頃だそうだ。ムムッ・・・。
運チャン曰く、「あんた、渋い所へ行くねぇ~」
若子神社より寂光の滝に下る。上部のみ切り取る。
若子神社に戻り、女峰山登山道を少し登り、寂光の滝落ち口付近へ。ムムムッ・・・。去年と様子が違う!昨年は谷の廻りが見事に黄色く色付いていたのだが、今年はサッパリだった。カエデの葉が茶色く縮んでいた。手で触るとカサカサだった。
こんな感じ。ガッカリ。
しかし、不思議な事に赤色から燈色のカエデは色付いていた。
でも赤いカエデは多くはなく、同じ木の写真。
実態はこんな感じ。
たまにいい色のものが。
ここは、昨年、黄色で満ち溢れていた所。
逆光でなんとか。
透過光でなんとかなっているが、実態は茶色く縮れている。
芦沢の水量が多かった。枝沢からも滝状に大量の水が流れていた。
貴重な黄色が鮮やかだったので近づいてみた。
同じ木。なにしろ貴重なもので。
もう一丁。
赤いものはある。
でも、なんだか少し状態が良くなってきたみたい。
ムフフフッ・・・。
そして、ロックガーデンに到着。不思議な事にロックガーデンの色付きは昨年以上であった。
ロックガーデンにて。天気のせいもあるかもしれない。
先へ進もう。黄色が回復気味。
そして、燈色。
やっぱり、渋めか。
いやはやなんとも。しかしこの木はカエデではなく、三つ葉カエデ(メグスリノ木)であった。
このコースのランドマーク。yamasanpoさんの記事からこの滝が「扇滝」であると知った。
聖天岩手前のカエデの巨木。天気が良く、いい色合いだった。
聖天岩に到着。
聖天岩の基部には登らず、手前のカツラの木のそばの岩に腰かけて菓子パンを食ってオサラバ。疲れちゃいました。
女峰山登山道に向かう。
草に覆われつつある女峰山登山道は、金属プレートやテープ無しには追いきれない所がでてきている。カラマツが尽きた石祠の所で、握り飯を食い、胃薬を飲む。この薬、効かんのぉ~。
やがて急斜面の下り坂となると、意外にも素晴らしい紅葉に恵まれた。
ヒヒヒッ・・・。
赤と黄色のコラボ。黄色はカエデではない。
いいねぇ~。
こちらは、三つ葉カエデ。ここの主役であった。
カエデも黙ってはいない。やっぱり黄色はカエデではない。
ここは、昨年以上にいい塩梅。
ムフフフッ・・・。
そして、ハイライトが終わると、間もなく若子神社・寂光の滝に帰着。県道をノソノソと歩く。住宅地の黄葉が美しいな。
国道に出ると、すでに帰り車の渋滞が発生中。渋滞は神橋のT字路まで繋がっていた。歩くより少し早いぐらいには流れていた。西参道からバスに乗ろうと思っていたが、この渋滞ではいつバスが来るかも知れず、東武日光駅まで歩いた。
今年の芦沢の紅葉は寂光の滝からロックガーデン手前まで黄色カエデが全くだめで、冴えないものであった。しかし、ロックガーデン付近は綺麗に紅葉していた。また、女峰山登山道の三つ葉カエデは今まで気が付かなかったが、素晴らしいものであった。毎年三つ葉カエデの赤が楽しめるのかは分からない。
短時間歩きではあったが、楽しかった。明日、筋肉痛が心配だ。
カテゴリ: 日光散策・周辺の山
日光の小流 芦沢の紅葉
コース:東武日光駅=バス=田母沢御用邸(8:00)~寂光の滝(8:40)~芦沢~聖天岩(10:20)~東へトラバース~女峰山登山道~寂光の滝(11:50)~田母沢御用邸(12:20)~東武日光駅(13:00)
電車の車窓からは雲に覆われた女峰山が見えた。そして、中腹まで雪に覆われているようだ。ど~うすんべ~。
まぁ、運よく三段染めが見えるかもしれない。でも雪が現れたら撤退しよう。そう心に誓って寂光の滝へ向かった。なにせ運動靴とチノパンでは、雪が現れたらどうにもなるまい。
車道を歩き若子神社の駐車地に着いた。ここまでは晴れている。先を見るに、雲がかかっていた。
若子神社脇から寂光の滝に下る。ろくな写真が撮れずガッカリ。神社に戻り、女峰山登山道を登る。すぐに、左手の芦沢に下り、寂光の滝の落ち口に向かう。
寂光の滝落ち口より。ムフッ・・・。

芦沢の左岸に沿って登る。

時に真っ赤なモミジが現れる。

しかし、ここでは曇り空。

いい感じなんだけど。

時折り、雲の間から陽が射す。

陽が射した時。逆光だけど。

陽が射すとうれしい。

この調子で陽が射してちょうだい。

真っ赤なカエデも陽が射さないとねぇ~。

ロックガーデンにて。

ロックガーデンにて。ヒヒヒヒッ・・・。


おっ、陽が射した。

小滝を右から越えるも、水分が多くてズブズブ。そして小雪が舞い始めた。

芦沢源流の先の平坦地にカエデの巨木があった。

そして、聖天岩に辿り着いた。ここは(落石が)危ないので長居は無用。おっ、晴れているじゃぁないの。小雪はやんでいた。この辺りは雪は積もっていなかった。ホッ。

聖天岩から東にトラバースして女峰山登山道に出た。

女峰山登山道は、以前にも増して笹に覆われ始めていた。

場所によっては、テープや赤/黄プレートを追わなければ道が判然としない所もあった。

また曇った。雪が舞った。

対岸の尾根(羽黒尾根)の山腹に穴を発見。

薄日が射す。

大分下って、陽が射す。

ヒヒヒッ・・・・。

青空が。

フフッ。

結構当たったかもね。

黄金色に輝いていた。

若子神社に戻り、車道を下る。
鳴き虫山方面もかなりの色付き。

田母沢御用邸前のカエデも真っ赤。

金谷歴史資料館もいい色に。

紅葉はすでに日光市内に降りていたのだ。
国道が渋滞していたので、日光駅まで歩いた。
東武日光駅前から赤薙山と外山。プチ三段染め(二段染め)になっていた。

遅れていると言われていた紅葉は、ここにきて、駆け足で山を下っているようだ。
23197歩
中禅寺湖の紅葉 2020
コース:歌ヶ浜(7:20)~阿世潟~大日崎(9:10)~松ヶ崎(9:35)~(10:40)白岩(10:50)梵字岩(11:10)~大和田沢~俵石(11:50)~千手ヶ浜船着き場(12:20)~熊窪(12:40)~栃窪~赤岩~竜頭ノ滝~菖蒲ヶ浜船着き場(13:50)=バス=立木観音入り口~歌ヶ浜(14:30)
最近、山行日前日に必ずと言っていいほど寝付けなくなってしまうのである。
10/29にモミジ狩りに行こうと思ったのだが、前夜とうとう一睡もできなかった。従ってモミジ狩りは一日順延。日延べしたにもかかわらず、前夜あまり眠れなかった。
高田渡の代表曲に「生活の柄」という曲があって、
「近頃は眠れない。おかをひいては眠れない。・・・・・」
というフレーズがある。「おかをひく」とはどういう事なのだろうか?などとくだらない疑問が床の中で浮かんできてしまうのである。
俺は強烈なフォーク少年だった。俺が好きだった高田渡、加川良、坂庭省吾は若くして死んでしまった。遠藤けんじやドックワトソンもそれなりに年をとって死んでしまったな。アメリカ人と唯一ブルーグラスのインストで渡りあえた国本武春(浪曲師)も若くして死んでしまったな。などとくだらない事が次から次へと浮かんできてしまうのである。
そして、歌ヶ浜の駐車場で居眠りをするのであった。
本日も天気は上々。男体山の裾野は先週よりも色合いが深まったような気がする。

社山と八丁出島。

八丁出島。

黄色が主体だが、先週から一気に黄葉が進んだ。

ハウチハカエデが黄金色になっていた。

赤くなったものもある。

実は凄く寒い。

手袋をはめた。

ヒヒヒヒッ・・・・。

松ヶ崎。


太郎山。

ヒヒヒヒッ・・・・。

たまりませんなぁ~。

白岩から。ここで菓子パンを食う。

赤いものを見ると興奮する。

梵字岩の岬。

この辺りからモミジは最高潮となる。

ムフッ・・・。

岩場にて。

中禅寺湖南岸で最も美しい大和田沢が近づく。

ヒヒヒヒッ・・・・。

大和田沢付近にて。

大和田沢の広い氾濫原。

千手ヶ浜は近い。

千手ヶ浜。

千手ヶ浜にて。

千手ヶ浜にて。

熊窪。ここで握り飯を食う。だぁ~れもおらん。

栃窪付近にて。

赤岩。

最後に。

ダメ押しの赤いヤツ。間もなく竜頭ノ滝の車道に到着。

今年の中禅寺湖の紅葉は、北岸はまずまず。日当たりの悪い南岸は残念ながら葉っぱに黒いハンが入っていました。霜にでもやられてしまったのかなぁ。それでも晴れていたので遠目には綺麗に見えました。
国道はガラガラ。
時計を見て、13時50分の船に間に合うかもしれんと、国道を走った。乗船券売り場のそば屋に駆け込んで、「遊覧船の切符くださぁ~い」と叫ぶと、「今日は運休ですよ」ときたもんだ。ガク。
10分遅れでやってきたバスに乗った。バスに乗ってすぐに居眠り。なんとか「立木観音入り口」バス停で降りた。
国道は大鳥居から華厳の滝の短い区間のみの渋滞だった。なんだ電車とバスで来ればよかった。
イロハ坂も上から下まで紅葉にまみれていた。
薬師~鳴虫の山波も紅葉しているように見えました。
33868歩
初秋の奥日光を散策
行った日:2020.9.29
コース:東武日光駅=バス=赤沼(9:00)~小田代(9:50)~泉門池(10:20)~湯滝~湯ノ湖~湯滝~泉門池~光徳入り口(12:15)=バス=清滝=バス=東武日光駅
山を眺めに奥日光へでかけた。
日光駅では曇っていたが、明智平のトンネルを抜けると真っ青に晴れていた。「中禅寺湖より上に梅雨は無い」という伝説があるが、そんな伝説を思い浮かべるほどの天気の変わりようだった。
赤沼にて下車。
ゆるやかな道を小田代を目指して進む。
思いのほか涼しい。
小田代ヶ原の一角に出る。
大真名子山、小真名子山、太郎山、山王帽子山。見慣れた風景だが清々しい。
小田代ヶ原にて。
小田代ヶ原にて。男体山の方角はいくらか白んでいた。
男体山。
男体山、大真名小山、小真名小山。
泉門池と太郎山。ここで菓子パンを食う。
泉門池。
泉門池から湯滝に向かうも、道整備の為通行止め。幸い迂回路があり、それを辿る。
湯滝。
湯滝。
湯滝。脇の階段を登りバテる。
湯滝落ち口。
落ち口から10mでのどかな流れに。
湯ノ湖。久しぶりに金精様を拝んだ。菓子パンを食ってオサラバ。戻る。
湯滝を側面から。
湯滝側面。
湯滝観瀑台より。
湯滝に「オサラバ」。
泉門池まで戻る。泉門池からは戦場ヶ原中央の木道を歩こうと思っていたが、ここも大規模な木道付け替え工事が行われている模様で通行止め。
仕方ない、光徳入り口に向かおう。
光徳入り口に向かう道でも戦場ヶ原の雰囲気は僅かでも味わえた。
ズミの実が成っていた。
ズミの実で赤く染まった森。
ズミを一粒味わってみようか。と思ったが、思った頃に国道に出てしまった。
バス停に着くなりバスがやってきた。
清滝でバスを下車して、焼きソバ屋で焼きソバを食った。6テーブル中、5テーブルが埋まっていた。コロナ禍の中、心配していたが、ソコソコの客入りで安心した。
焼きソバ屋から出ると、バス停にバスが止まっていた。走り込んでセーフ。
なぜか、帰りのバスに恵まれ、トントン拍子で帰宅。
21427歩。
秋の日光大山トレッキングコース
コース:東武日光駅=バス=霧降高原バス停(8:00)~大山(9:40)~マックラ滝(10:30)~玉簾滝~丁字滝~隠れ三滝入口バス停(11:40)=バス=東武日光駅
この夏、隠れ三滝を訪れて紅葉時季もよさそうと思いでかけてみた。
東武日光駅でのバスの乗り継ぎ時間は、たった4分しかない。クソを割愛し、喫煙所に急行するも、なんと喫煙所は廃止。吸い殻入れのあった所には、「禁煙」の張り紙があった。俺にとって、死活問題!
予報に反して、天気はよろしく無い。
終点霧降高原で下車するなり、タバコに火を着けたのは言うまでもない。
ところで、道路状況はというと、全く混雑は無かった。
さて、山下りだ。本コース八割方、緩い下りという、俺向きのコースだ。
呑気に下る。
ツツジが多いのだが、残念ながら紅葉する種類のものは少ないようだ。あっても曇り空では鉄錆色で、どーもイマイチである。

それでも、チョット光が射すと、赤く染まるものもある。基本北東の空は晴れ。その他は曇りがちで、時折り穴ボコの青空が去来する。

なので、基本、カエデ類も鉄錆色が主体。

かすかな光が当たった時にシャッターを押す。

こういうのは、時々。

小さな谷の切れ間が現れる毎に、いい感じの紅葉スポットがあるのだが。

ヒヒヒッ・・・。

ムフフッ・・・。

完全に落葉したツツジ高原。春にも来たくなった。

少ないチャンス。

大山の斜面。牧場に出た所。

大山より。女峰山様は雲の中。広大なツツジ斜面に興奮する。

ノソノソ下って、マックラ滝。

マックラ滝の上には赤いモミジが見える。

しかし、期待していたサイドのカエデは色付き悪し。ちょうど上空は雲に覆われてしまった。

玉簾滝。暗くて、脇のモミジが泣いていた。

玉簾滝。

道々にて。

丁字滝にて。この葉っぱ、どこから落ちてきたの?赤いカエデの木は見当たらなかった。

丁字滝を脇から。
少々、消化不良であった。

隠れ三滝入口バス停に着くと、なんと晴れあがったのだ。バス停脇にて。
バス停に座り込み、排ガスを浴びながら握り飯を食った。