カテゴリ: 上越・新潟・群馬の山

山行日:2020.11.12
コース:JR吾妻線群馬原町駅(8:40)~不動滝(9:00)~第三石門~平沢登山口(9:30)~沢コース~一の木戸~尾根コースへ~本郭北虎口~櫃の口~(10:40)岩櫃山(10:50)~櫃の口(11:20)~十二様通り~郷原城跡(12:00)~潜龍院跡(12:05)~JR吾妻線郷原駅(12:30)


昨年、岩櫃城を見に行ったついでに岩櫃山に寄った所、思いのほか素晴らしい紅葉に恵まれた。今年は岩櫃山メインで好天気が約束された日に出かけてみるのだ。

前日の天気予報では、全国的に晴れ予報。しかも、ほとんど雲のマーク無し。ヒヒヒッ・・・・。前夜は寝付かれず、超寝不足で家を出た。ウッ、星が出ておらん。天気予報では雲が無く放射冷却で冷え込むと言っていたのに。

群馬原町駅に降り立ったものの、完璧なる曇天。青空のかけらも無いワイ。まぁ、そのうち晴れるだろう。

今回は不動滝に立ち寄る事にした。案内に従い、車道をユルユルと登る。



不動堂に到着。ここを下ると、
DSC02200



不動滝が現れた。周囲の木々が紅葉しているのだが、曇天でチト締まらない写真しか撮れない。
DSC02199



滝の右岸側に小道があり、これを辿ると、縦方向の洞窟があり、ハシゴがあり、鎖が垂れていた。
DSC02206第三石門



振り返るとこんな感じ。上から下の外の様子。
DSC02210



洞窟の中を鎖などにつかまりながら登りきると、外に出られる。第三石門と書いてあった。洞窟の中はかなり閉塞感があった。
DSC02215



洞窟をくぐり抜けると再び車道歩きとなり、僅かで、岩櫃山平沢登山口に着いた。
DSC02217



ここには、案内所の建物がある。昨年は休日でごった返していたが、本日は平日で誰も居なかった。品のいいオバサンがいろいろと説明してくれた。オバサンによると、今年の紅葉は著しく早いのだそうだ。なんか、ここにきて、低山の紅葉が近年になく早い紅葉になっているようだ。


案内のオバサンによると沢コースの途中から尾根コースへ出られるとの事で、沢コースに入った。いきなり、横掘り状が現れる。と思ったら、やはり横掘りだった。埋もれかかった竪掘りがあった。やはり沢コースに来て正解だった。昨年はここを見ていなかった。
DSC02218



郭なのか、帯郭なのか、削平された平面が何面か見える。途中より尾根コースへの道に入る。
DSC02220



本郭北升型虎口とあった。ここは昨年見過ごしていた。ただ、素人目には升型虎口には見えなかった。
DSC02221



いよいよ紅葉地帯に侵入だ。しかし、紅葉しているのに光が足りん。
DSC02225



光があれば、黄金色だろう。
DSC02227



残念。
DSC02232



いい色してんだけど、写真にするとクスンでしまう。
DSC02239



それでも、なんとか。
DSC02242



透過光は得られない。
DSC02254



昨年のメイン会場。なんとも残念。
DSC02258



「櫃の口」の狭隘部。
DSC02265



残念だなぁ~。
DSC02269



山頂手前九合目から岩櫃山。二人いるな。
DSC02272



岩櫃山から浅間山。
DSC02274



ズームを一杯にして、上越国境。
DSC02275



お隣の山。この天気ではねぇ~。山頂の人も「快晴を信じて」やってきたそうだ。
DSC02278



菓子パンを一個食って、オサラバ。


櫃の口付近をギクシャク下っていると、アレレレ・・・。青空が少しだけ顔を出している。
DSC02286



櫃の口から、今年は「十二様コース」を下ろうと思っている。ど~すんべ~。晴れつつあるので、紅葉のメインの所に戻りたい気がしてきた。しかし、「十二様コース」にも素晴らしい紅葉があるかもしれない、と思い、予定通り「十二様コース」に向かった。


すると、またたく間に完璧なる青空に変わった。
DSC02288



うひょ~、いい感じだぁ~。しかし、このコースのモミジは単発であった。
DSC02291



昨年、台風の影響で通行止めになっていたが、ここには真新しい鎖が施設されていた。この辺がヤラレていたのかな。鎖が無いと、結構ヤバかった。
DSC02292



単発ながら、陽が当ったカエデはいいよねぇ~。
DSC02295



ヒヒヒッ・・・。
DSC02298



今日は一日中晴れているはずであった。
DSC02303



十二様コースは残念ながら、単発紅葉であった。
DSC02308



十二様コースを選んだ理由の一つに、郷原城の存在があった。
DSC02314



郷原城本郭。他に三段ほど削平地が見られた。小規模ながら城の雰囲気は感じられた。
DSC02316



郷原城からわずか5分で潜龍院跡(武田勝頼居住予定地?)に到着。朝からこんな天気を期待していた。
DSC02320



潜龍院跡地より。
DSC02322



潜龍院跡からは舗装道となり、郷原駅に向かう。
DSC02337



チョットお疲れ気味ですけど。
DSC02336



JR郷原駅に到着。
DSC02330



電車は1時間10分待ち。
タバコは約1カ月吸っていない。タバコを吸わないと電車の待ち時間がやけに長く感じる。近くに食い物屋も無い。ピールも無い。駅から岩櫃山が見えるのが、唯一の救いだったかもしれない。




20607歩

山行日:2019.11.16
コース:JR吾妻線群馬原町駅(8:40)~番匠坂~岩櫃城~尾根通り~櫃の口~渋滞~(11:10)岩櫃山(11:20)~櫃の口~赤岩通り~潜龍院跡~JR郷原駅(13:20)


今回は岩櫃城がメインで岩櫃山は行きがけの駄賃のつもりであったが、予想だにしなかった紅葉に恵まれ、完全に逆転してしまった。

JR群馬原町駅で、岩櫃城と岩櫃山のパンフレットを仕入れ、出発。なにせ2.5万図では、登路の記載が1ルートのみで不安を感じていたのである。


DSC08726番匠坂
パンフレットに従い番匠坂をユルユルと登る。


人工池に出る。
この辺りで、すでに岩櫃城内に入っているようだ。


DSC08741岩櫃神社
道脇にあった岩櫃神社。






DSC08743
ネギ畑の向こうに岩櫃山。


岩櫃城案内所のような所が現れる。人々が多くタムロしていた。
ガイド人らしき人が、10名くらいの人々を引き連れて出発。後ろに付く。


DSC08752中城跡
間もなく、中城跡の緩傾斜地に出る。


中城平坦面の脇に竪掘りと思われる底道に沿って登る。爺さんが喘いでいた。


DSC08768
二の丸付近より。折れを伴った竪掘り。


DSC08773
岩櫃城本丸。


ガイドのオッサンが、「ここは、紅葉の色付きが悪い山なのですよ」と言っていたが、後にとんでもない誤りである事が露見した。



DSC08776
本丸付近。

岩櫃城の歴史に関してははっきりしないようだが、江戸時代に成立した書物によって異伝が多数ある。その中で面白いのは、「古今沼田記」「羽尾記」の筋書きだ。井上靖もこの筋書きに沿って「海野能登守自刃」という小説を書いている。

岩櫃城は、越後上杉方斉藤摂津守(越前守とも)が武田方から乗っ取り在城(実は本拠は嵩山城とも)していた。近隣の国衆からの信頼は薄く孤立しかけていた。そんな折、豪勇と謳われた海野長門守・能登守兄弟が羽尾付近で浪人している事を知り、客人として岩櫃城に招き入れる事にした。兄弟は岩櫃城で厚遇された。
12月大晦日。能登守の娘が亡くなり、亡骸を抱えて城門から退出しようとしたが、松飾りの据えられた大手門を通る事は「折柄悪しく」と、城門を閉じられた。怒った能登守は、松飾りを散々に切り散らす。恐れた番人は逃げ去り、斉藤摂津守に事態を告げた。
明けて、正月2日。海野能登守は年始の祝儀をのべに出仕する。斉藤摂津守と盃を汲みかわし、
「それがし、旧冬珍しき刀を求め候。ご覧候へ。」と、氷の如くなる刀を引き抜き、摂津守の額へ。摂津守曰く「天晴れ気散じの打ち物かな、皆々見物せよ。肴参らせん。」と内所へ姿をくらます。
震え上がった摂津守は、その夜越後へ落ち行く。
岩櫃城は無主に成り、海野兄弟は真田安房守(昌幸)に顛末を報告。安房守は「兄長門守に城代」を任命。
  ~おおよそ古今沼田記より~


DSC08807
本丸付近を抜けると、激しい紅葉の道となった。


そして、道は尾根を外れ、山腹を緩く登るようになった。前方に岩峰が見え、


DSC08816
キレット状の先に紅葉が見えた。


DSC08818
おおっ、すごい紅葉だ。


DSC08822
本日のハイライト紅葉景観だった。


DSC08825
ヒヒッ・・・。


DSC08826
足が前に進まんワイ。


DSC08832
なおも紅葉の道は続く。南側だけは晴れている。


DSC08838
こんな感じも好ましい。


櫃の口という所で、岩の狭隘部に入り込む。暗く急な斜面を登って、再び尾根に出ると、


DSC08840
岩櫃山手前の岩峰に着いた。妙義山だろう。


DSC08843
岩櫃山山頂。オッカサンが必死で下っている。


岩櫃山手前の岩峰から、岩櫃山であろう岩峰が見えた。大勢の人々が山頂に居て、一人ずつ岩場を下っているのが見える。後で聞いたら、13名だそうだ。今行ってもしょうがない。待つ。


DSC08844
待っている間に、北側の様子。


DSC08846
20分待ちのち、岩櫃山に到着。真下を見る。後で分かったが、下の緑は潜龍寺跡のようだ。潜龍寺の敷地には武田勝頼が住む予定だったという伝承があるようだ。


DSC08847
山頂より、密岩コースを覗きこむ。ヘルメット姿の人が見える。


密岩コースを覗きこみ、こりゃぁ、俺が下れるような所ではないな、と思う。



DSC08848
岩櫃山から浅間山。


DSC08851
岩櫃山から、手前の岩峰。また、あんな所で滞っている。


DSC08870
櫃の口に一旦下って、赤岩コースに向かう。こちらも紅葉は絶好調。


赤色の岩の長い鎖場を過ぎ、写真撮りに夢中になっていると、向こうの斜面で、何かゴソゴソと音がする。斜面を観察すると、ムムムッ・・・・。まずいねぇ~。デッカイヤツが2頭いる。幸い、ヤツらは俺に気付き、とんでもない急斜面を登り、消えてしまった。



DSC08877
熊かと思った。家に帰って写真を拡大して見ると、どうやらカモシカのようだ。アセッテ損をした気分。それにしても目が悪いは。現状カメラのピントは自力では合わせられない。自動焦点にお任せ。


DSC08881
ホットして、モミジ狩りにいそしむ。


DSC08884潜龍院跡
潜龍院跡に到着。


DSC08893
潜龍院跡付近からは、岩櫃山の岩峰群が見上げられた。


何度も振り返りつつ、JR郷原駅に到着した。





山行日:2017.7.8
コース:谷川岳ロープウェイ駐車場(7;50)~西黒尾根~(12:00)肩の小屋(12:50)~天神尾根~天神平(14:20)=ロープウェイ=駐車場


本格的な夏になる前に谷川岳に行きたかった。梅雨の晴れ間が訪れるようだ。新潟の天気もよさそうだ。千載一遇のチャンスとばかりに勇んで出かけてはみたものの・・・。


のっけから暑い。西黒尾根下部の樹林帯を汗みどろで登った。「ラクダの背」には1時間半ほどで着いたので、暑いとはいえまずまずのペースだった。


イメージ 1
ラクダの背付近から。


一休み後、歩き出す。ここからは日陰が全く無い。あまりの暑さに頭がクラクラする。



イメージ 2



イメージ 3
チョット歩いては一休みが続く。



尾根上には多くの人々の姿が見えた。



イメージ 4
花の写真を撮ったりして休む。休むたんびに水をガブ飲み。



イメージ 5
やっと氷河痕跡に着いた。ここでペットボトル大の水を飲み干した。後はペットボトル小の水があるのみ。


全然歩けない。
やっとこザンゲ岩。帰ろうかとも思ったが、ここでペットボトル小の水に手を着けてしまった。水無しでここから下るのも地獄だろうと思われた。もはや肩の小屋で水を購入するか、上部の雪渓で水を汲むしかあるまい。重い足を引きずった。


イメージ 6
この時季にしては残雪は豊富だ。最悪、雪渓の雪にかじり付くか。



イメージ 7
おおっ、頂上は近い。しかし、凄い人だかりが見える。



イメージ 8
マチガ沢。この辺で、ペットボトル小の水がカラになった。



イメージ 9
雪田を渡って、山頂へ・・・、とはいかず、



凄い人波を見て、肩の小屋に直行。
ペットボトル大の水を2本購入。800円也。一本をまたたく間に飲み干した。

時間を確認すると、ちょうど12時だった。ムムムッ・・・、ここまで4時間10分を要してしまった。昨年と時間的には大差無いが、バテ方が尋常ではなかった。


イメージ 10
肩の小屋付近にて。


肩の小屋付近は凄い人の数。最早、山頂に行く気なし。


イメージ 11
肩の小屋付近より。



イメージ 12
肩の小屋付近より。



人混みを避け、天神尾根側に少し下って昼飯を食う。

当初の予定では西黒尾根往復であったが、このバテようでは危ないと思い、天神尾根を下った。



イメージ 13
天神尾根上部には雪田が長々と残っていた。ようやく涼しい風にあたった。



イメージ 14
オジカ沢の頭と川棚の頭。



雪田が終わると、登山道に雪解けの水が大量に流れていた。



また、暑くなってきた。休む。そして水を飲む。



イメージ 15
樹間より西黒沢。



イメージ 16




イメージ 17
そして、フィナーレは近づいた。


次善の策として、田尻尾根を下ろうと思っていたが、もうフラフラでそんな余力は無かった。ロープウェイ駅に直行した。

山行日:2016.6.11
目的地:谷川岳
コース:ロープウェイ駐車場(7:20)~西黒尾根~(10;50)谷川岳トマの耳(11;30)~天神尾根~田尻尾根~ロープウェイ駐車場(14:30)


(保湯ドンさん、ナイスありがとうございます。記事投稿に異常をきたし、一度削除しました。あしからず)


奥武蔵の藪山に行こうと思っていたが、30℃超えの予報を見て、急遽行き先を谷川岳に変更した。残雪少なし、の情報ではあるがそこそこは残っているだろうし、花々も咲き始めたに違いない。



ロープウェイ駐車場に着くと、「本日、ロープウェイ運休」との事。ラッキーだ。あの大混雑の山頂には、居所が無いからねぇ~。



イメージ 1
樹間より。天気は良いが、こう暑くてはねぇ~。



鉄塔台地に着く頃には、早くも汗みどろになっていた。暑いのぉ~。



イメージ 2
森林限界のラクダの背に到着。想像以上に雪が少ない。


暑くて、早くも水をガブ飲み。



イメージ 3





イメージ 4




イメージ 5
ガレ沢の頭を越えて。




イメージ 6
天神尾根コースが激減の影響か、本日はソコソコの人々が西黒尾根を歩いている。




イメージ 7




イメージ 8




イメージ 9




イメージ 10




イメージ 11
氷河痕跡。だいぶ上がってきた。ここでも水をガブ飲み。





イメージ 12




イメージ 13




イメージ 14
もう少しだ。



イメージ 15
肩の小屋と川棚の頭・俎グラ。



イメージ 16
谷川岳トマの耳付近よりマチガ沢。えらく雪が少ない。


山頂には数人がいた。近年、いつ来ても足の踏み場もないほどの混雑ぶりだったが、本日はやはり少ないほうだろう。

久しぶりにオキの耳に行く気になった。



イメージ 17
両耳の鞍部にて。


鞍部まで来て、オキの耳を見ると大勢の人々でひしめいているのが判った。ここで引き返した。



イメージ 18
肩の小屋前。ここで握り飯1個を食ってオサラバ。


気が変わって、天神尾根を下る事にした。

ところが、天神尾根の下降で大苦戦となった。右足がシビレており感覚がほとんど無いのである。道は良いが、ゴロゴロの石の道が続く。足の感覚が無いので、石の上の右足が安定せず、足首がカックン、カックンしてしまう。多くの人々に抜かれる。



イメージ 19
眺めは良いのだが、ツライ下りとなった。




イメージ 20




イメージ 21
ようやくゴロゴロ石から解放されて。





田尻尾根にはゴロゴロ石は無かった。はじめて下ったルートであった。急だがよく整備されていた。


水筒の底水が尽きかけて、ロープウェイに到着。



兎に角、雪が少なかった。

下りではゴロゴロ石の上をまともに歩けない事が判明。困った足である。


ロープウェイは、「6月30日」まで運休だそうだ。谷川岳登山のチャンスかもです。

山行日;2014.10.11~12
目的地:阿寺山
コース:10/11 八海山ロープウェイ山上(10:30)~女人堂(11:30)~千本檜小屋(12:15泊)
10/12 千本檜小屋(6:40)~迂回路~大日岳基部(7:20)~入道岳(7:50)~五竜岳(8;45)~神生池(9:40)~阿寺山(10:20)~蛇バミ沢(12:30)~竜神碑(13:15)~広堀登山口(14:15)~山口バス停(14:50)=バス=八海山ロープウェイ


     =急告=
10/11に千本檜小屋に同宿された女性2人組の方へ。
私は、阿寺山コースを推奨致しました。
本日、同コースを歩いたところ、蛇バミ沢に降り立った所から広堀登山口の間の登山ルートが非常に不明瞭になっていました。初心者だけでの通行は道迷いの危険があると思いました。阿寺山コースの推奨を取り消すとともに、軽率な言動を反省しております。



たぶん20年ぶりくらいで阿寺山に向かった。20年前の記憶では、池塘の点在する美しい所。歩くのに不自由した記憶はなかった。
そんな、訳で、夕食時隣り合わせた女性二人に阿寺山を推奨してしまった。実際歩いてみて、下部の沢沿いに道らしきものが少なく、道標も乏しく、間延びした赤テープを追わなければならない所が多かった。さらに、勘を働かせる必要もあった。
20年の間に、道型が失せたのか?記憶が定かでない。女性二人組には申し訳ない事をしてしまった。



10/11
朝寝坊と渋滞で、現地到着が大幅に遅れた。急遽コースを反対廻りに変更するとともにロープウェイを利用する事にした。


イメージ 1
紅葉は熟していた。


この上の鎖場で、肩痛がひどく苦戦してしまった。



イメージ 2
とは、言え、12時過ぎに千本檜小屋に着いてしまった。


やる事も無く、ピールを飲んでから、辺りをうろついた。

千本檜小屋のロケーションはすばらしい。
眼前に越駒がドーンと見え、小屋裏からは巻機山が同じくドーンと見える。


かなり昔に何回か泊まった事がある。当時、秋の小屋じまいは早く10月初旬には閉めていたと思う。期間外開放部屋にも2回ほどお世話になっている。現在は、もう少し営業しているようだ。

盛り切りのカレーを食って、すぐに寝た。



10/12
昨日は一番で小屋に入っていたので、日の出が見える窓際に陣取っていた。


イメージ 3
越駒の肩から日が登った。小屋の窓から。


朝飯を食って出発。

前日の鎖場での肩痛では、とても八ッ峰の通過は無理。迂回路を行った。迂回路も斜面が常に左側にあるので、痛い左腕を使わなければならず、涙目は収まらなかった。


イメージ 4
屏風道の尾根。現在こちらは、下り禁止となっていた。


イメージ 5
入道岳手前より。


入道岳からは妙高・火打、白馬、上越国境の連嶺、上州武尊、日光白根、尾瀬燧、浅草、守門などなどが見えた。その他未踏の越後の山々が数限りなく見えた。

入道岳付近からは刈り払いがされていた。刈られた草木は膨大な量であった。刈られた根曲がり竹に足を滑らせて転倒。こらえきれずに泣いた。



イメージ 6
五竜岳より阿寺山。奥に巻機山。


五竜岳付近から天嶮・オカメ覗きを見て、あそこには絶対行きたくない、とあらためて思った次第である。


イメージ 7
五竜岳より、少しづつ標高を下げて。


イメージ 8
お目当ての神生池。神生池と入道岳。


この先、次々に池塘が現れる。


イメージ 9
中ノ岳。


イメージ 10
池塘の先に阿寺山。


この付近、湿原に土足で上がり込む感じ。木道など無いが、特に荒れた様子は無い。それだけ人の訪れが少ないのか?とりあえず、入道岳の先からは人っ子一人いない。


阿寺山の山頂標識は阿寺山鞍部にあった。僅かな距離で山頂が見える。昭文社1995年度版には黒い点線で山頂への道記号がしるされているが、そのような道型は全く見えなかった。凄まじい灌木藪が目の前に広がるだけだった。


阿寺山からの下りは歩きにくい。刈り払いの草木がゴロゴロ石の上に残置されている。文句は言うまい。刈り払いして頂いた方に申し訳ない。次いでテリテリの赤土と続いた。下りの苦手な俺は閉口した。

やがてブナ林となり、蛇バミ沢に降り立った。石に赤ペンキがあった。しばらく沢筋を下る。見えずらいテープに導かれ右岸の小道に入った。再び河原歩きとなる。道型は無し。時折赤テープ。なんとか竜神碑に辿り着いた。道もある。もう大丈夫と思ったが、再び河原に出る。
砂防堰堤(日光などで床固と銘板に書かれているタイプ)が現れる。左岸から簡単に通過できるのだが、ここでルートを失った。堰堤の所にテープはあるのだが、その先に何も無し。道型も無し。ど~すんベ~。歩けるのは、砂防堰堤から下流側に繋がるコンクリート製の護岸の上だけ。仕方ない、取り敢えず護岸の上を行ってみよう。

やがて護岸が尽きて、左岸から沢が流れ込んでいる。その沢の上になにやら壊れかけたコンクリート製の何かが架かっている。辺りを歩き廻って、古いテープを発見。えーっ、こんな所を通るノ!といった感じで、壊れたコンクリート塊の脇から水流を渡って・・・。などと、とても一般コースとは思えない状態で、最後に赤テープの所で河原から這い上がると林道に出た。林道を下りはじめて、すぐに「五竜岳・広堀登山口」の標柱があり、そこから河原の方へ草深い踏み跡が続いていた。


ああっ、気軽に阿寺山などを紹介してしまって、しまったなぁ~。

後悔しつつ、山口のバス停に向かった。

↑このページのトップヘ