カテゴリ: 日光・社山、中禅寺湖南岸尾根

山行日:2020.10.21
コース:歌ヶ浜(7:30)~大日尾根ショートカットコース取り付き(8:30)~中禅寺湖南岸尾根標識(10:30)~(11:00)社山(11:10)~阿世潟峠~阿世潟(12:25)~歌ヶ浜(13:30)


テレビで複数の気象予報士が、「赤城山、中禅寺湖の紅葉が見頃。今年は台風の直撃を受けず健全な葉っぱで色付きが良い」と。
そんな折、たそがれオヤジさんの「赤城山記」がアップされた。たそがれさん曰く、「クスンだ紅葉」とのご評価て゜あった。ムムムッ・・・・。
幸い、10/21は晴れ予報。特段の用事も無いので、中禅寺湖に行く事にした。以前、平日でもひどいバスの遅延で、とんでもない目にあっているので、今回は自家用車ででかけた。

さて、結果から言っておこう。
「中禅寺湖の紅葉は見頃」は、全くのでまかせ。よくぞ気象予報士様がここまでのでまかせを正々堂々とのたまわったものだ。多分、付近で異常に早く色付く竜頭ノ滝の情報だけをたよりにでまかせを言ったのだろう。カエデ類は90%以上が青葉であった。
現状赤く色づいているのはツツジ類が大半。たそがれさんの言う「クスンだ」葉っぱも多かった。とは言え、中禅寺湖ではカエデ類が今だ色付いていないので、今後急速に挽回する可能性もあるので、全面的にガッカリするのはまだ早い。


車に乗って山に行くのは気が重い。電車・バスの方が圧倒的に楽だし、金銭的にも安いのである。

道は、渋滞はしていなかったが、歌ヶ浜の駐車場は9割ほど埋まっていた。アブナイ、アブナイ。
10日ほど前からタバコをやめた。やめ続けられるかは判らない。ある日タバコを求めにコンビニへ行き490円を出したら、「えっ」と言うような顔をしてコンビニのネぇチャンに「540円ですけど」と言われた。何故か、俺は非常に腹立たしい感情に襲われたのだ。それ以来、タバコを買っていないのだ。従って、今までのルーチンが変わってしまったのだ。タバコを吸いながら缶コーヒーを飲んで、クソをする。それが山での俺のルーチンだ。タバコを吸わずに便器に座っても、何故かデが悪い。それに、タバコを我慢するために、ガムをかんだり甘いものを食ったりするようになってしまい、ねんじゅう胃のあたりがムカムカしている。俺、タバコやめて病気になるかもね。とりあえず、出切らない残便感を感じつつ出発した。



女峰山の方は曇っているが、中禅寺湖周辺はほぼ快晴。
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男体山も快晴。
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しかし、赤い紅葉は無い。黄色はソコソコ。
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阿世潟まで、青々とした湖畔道を歩いた。実は湖畔で紅葉していれば湖岸の歩道を千寿ヶ浜まで歩こうと思っていたのだが、全然ダメで社山に登る事にしたのだ。


大日尾根ショートカットコース下部。一応色付いてはいるが、カエデ類は無い。
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上野島コースと合流。赤い色はツツジ。
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プチ三段染め。男体山の山頂付近に雪が見える。写真クリックで拡大可。
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赤い色は、全てツツジ。ツツジの赤も美しい。
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樹間より黒檜岳。
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プチ三段染め。写真をクリックして、白根山の雪を確認してね。
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大日尾根の平坦部。
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笹の急斜面で、急速にばてる。心臓バクバク。心臓に危険を感じ、休む。タバコをやめた効果は今だ無し。
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ツツジ紅葉がメインだ。
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ツツジの写真を撮りつつ、心臓を休める。
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大日尾根最上部の展望地。笹が濡れており、ズボンがビチョビチョとなる。ちなみに、ズボンはチノパン。靴はワークマンのズック。上着は使い古しのワイシャツ。ザックは街歩き用のデイパック。誰もいないのでこれで良いのだ。
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白樺は完全落葉。
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社山鞍部に下る。
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社山鞍部から阿世潟沢。
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赤いツツジ列と中禅寺湖南岸尾根の笹原。急速に雲が出てきた。たそがれさんが言うように光が当らないとツツジの赤はドス黒くくすんでしまう。残念。
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社山手前展望地。黒檜岳が雲に覆われる。ここには多くの人々がいた。
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社山山頂。男体山の展望が一段と良くなっていた。違法伐採者は、いい事をしていると思ってやってんだろーか?醜い伐採跡が残されていた。ここからは阿世潟峠に向かう。
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また、晴れてきた。社山南東尾根。
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社山南東尾根のボンボン。
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手前の尾根を登ってきた。
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八丁出島。
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ここでも赤の主役はツツジ。
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足尾側のボンボン(ツツジ)が美しかった。
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ようやく見つけたカエデの赤。
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湖岸に到着。握り飯を食う。
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八丁出島と白根山。
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イタリア大使館にて。ハウチハカエデはご覧の通り。ほとんどがこの状態。
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社山を振り返る。
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これが見頃の紅葉であれば、史上最悪の紅葉であろう。ほぼ確実に見頃はこの先にあるはずである。テレビに踊らされてしまった。しかし、さすがに社山。晴れていれば、いつ行っても清々とした気分にさせてくれる。





23158歩

山行日:2019.6.6
コース:東武日光駅=バス=日光レイクサイドホテルバス停(8:40)~歌ヶ浜~阿世潟(10:00)~阿世潟峠(10:15)~(11:20)社山(11:50)~(12:40)仮称白樺平(12:55)~(13:40)黒檜岳(14:10)~千手堂(15:30)~(15:35)九輪草こぼれ地(15:55)~千手ヶ浜バス停(16:20)=バス=赤沼=バス=東武日光駅


平日だし、久しぶりに中禅寺湖南岸尾根を普通に歩いてみる事にした。



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イタリア大使館別邸付近。新たに観光船の船着き場が出来ていた。



自転車のオッサンに抜かれる。


今回は、普通に阿世潟峠を経由した。



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阿世潟峠付近にて。ヤマツツジが咲いていた。


なんか体調が悪いのぉ~。吐き気がするのである。


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アンテナピークを越えて、シロヤシオ。



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どんどん青空が広がっていく。でも気持ち悪りぃ~。



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社山に到着。先着者2名。


石に腰を降ろし、つ大休止。タバコをたて続けに3本吸ったら、気持ちが悪いのが治った。


先着2名の内のお一人から話しかけられた。正面に見える中倉山に登ったと言っていた。このオッサンとは、着かず離れずと言った塩梅で、結局赤沼までご一緒した。


気持ちが悪いのが治ったので、予定通り黒檜岳に向かった。


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社山鞍部のシロヤシオ。



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南岸尾根の笹原。



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朝、雲の掛かっていた白根さんもクッキリ。



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同じような写真だが、ツツジが咲いていたので。



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同じツツジで、太郎山。



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仮称白樺平に着いた頃には、再び気持ちが悪くなっていた。握れ飯は食えなかった。タバコは吸える。


白樺平で、ダラッとしていると、件のオッサンが追いついてきた。長話となる。


ヒーコラ言って、黒檜岳に到着。再びオッサンが追いついてきた。長話となる。
オッサンは、黒檜岳のピークに行くと言っていた。俺は、そこには何の興味もないので、下山にかかる。



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ナゲさんが、たくさん咲いていた。



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尾根を離れて、シロヤシオ。


黒檜岳からの下山路は、大分様子が変わっていた。沢を渡る所が崩れて、ロープが垂らされていたりした。



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九輪草こぼれ地に到着。



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九輪草の写真を撮って、歩道に戻る所で、オッサンが降りてきた。千手ヶ浜のバス停までご一緒した。



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湖畔を呑気に歩いていたら、



最終バスの時間が迫っていた。

千手ヶ浜の九輪草こぼれ地から梵字岩へ向かい、梵字岩尾根に取り付いたつづきです。

下部で石楠花薮に捕まった。ふみふみぃさんだったら、この程度の石楠花薮など軽くこなされるのだろうが、俺の場合はそうもいかない。そもそも、石楠花に出くわすと、必ずや「あ~ぁ」とため息を漏らすのがお決まりであり、できることならば石楠花の姿など見たくも無いのだ。それに石楠花のヤツときたら、無愛想にも殆ど花が着いていないもケシカラン。それでいて俺をからかうようにピシピシと顔面を打つのも不快である。などと、勝手な憤りを感じつつモタモタとアガクノである。

まぁ、そうは言ってもここの石楠花は断続的であり、個々の集団はそれほど大きくないのが救いではあるのだが。

1450mを越えるとシロヤシオの落花が収まり、部分的にはシロヤシオトンネルとなる。



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ムヒヒヒッ・・・。



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シロヤシオは期待以上に咲いていた。



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針葉樹の密林を抜けると、県境の山々がようやく見えた。でもまだ先がある。



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もう一段上の展望地から。シロヤシオはさらに矮小化。



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黒檜岳。


もう一回、石楠花薮に突っ込んで、


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ようやく中禅寺湖南岸尾根に辿り着いた。1792m峰。お一人社山方向へ下っている姿が見えた。
握り飯を食ってオサラバ。



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社山方向へ向かった。曇天とは言え、風が通りさわやかであった。


しかし、この天気では社山向かう気にはならなかった。「もういいや」と、いつものクセが出て、途中より大日尾根に進路変更。


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大日尾根最上部の展望地より。



大日尾根には、完全に踏み跡ができていた。以前のように鹿道を辿る雰囲気は全く消滅していた。



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梵字岩尾根ほどではないが、こちらでも。しかし、この程度が適正かもね。



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天然芝が好き。



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ショートカット尾根に移ると、山ツツジが点在。


ショートカット尾根の呼称は、デイダラボッチさんのブログではじめて見たような気がする。デイダラボッチさんの顔がチラッと浮かんだりする。


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思えば、今年は山ツツジには恵まれなかった。



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ここで、生きの良い山ツツジを見る事ができて幸いだった。


でも、今回もミツバはほとんど見られなかった。


などと、思っていると、中禅寺湖の湖岸に出た。



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曇天ではあったが、かなり楽しめた山歩きができた。



中禅寺湖のバス停近くで、バスの尻尾を見てしまった。
バス停先頭で座り込んでいると、外人さんが来るわ来るわ。
木屑だらけ全身に気が付いて、あわてて木屑を払い落した。

山行日:2018.5.27
コース:東武日光駅=バス=赤沼=バス=千住ヶ浜(9:50)~九輪草こぼれ地~梵字岩(10:45)~梵字岩尾根~中禅寺湖南岸尾根1792m峰(12:50)~社山分岐~大日尾根~ショートカット尾根~阿世潟(14:30)~中禅寺温泉バス停(15:35)=バス=東武日光駅


九輪草を見に、千手ヶ浜に向かった。
自宅から千手ヶ浜までは遠い。始発電車に乗っても、着いたのは10時少し前。


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九輪草こぼれ地。




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九輪草こぼれ地。




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九輪草こぼれ地。




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九輪草こぼれ地。




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九輪草こぼれ地。




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九輪草こぼれ地。



九輪草こぼれ地には、だぁ~れも居なかった。残念。



ひとしきり写真を撮って、大和田沢に向かった。



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中禅寺湖南岸から高山。



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途中、1本だけシロヤシオが咲いていた。



この白ヤシオを見て、気が変わった。当初、大和田沢の奥から枝尾根を登るつもりでいた。ここでシロヤシオが咲いているのであれば、上の方ではもっと咲いているのではないかと。ならば沢沿いよりも尾根筋の方がよかろうと、梵字岩尾根にコース変更。


梵字岩の岬の手前で、薮の無い斜面が梵字岩尾根に向かっているように見えた。ここを登る。登ってみるとかなりの急斜面。木の根につかまり這いつくばるようにして梵字岩尾根に出た。素直に岬から登ればよかったと後悔。

バネのような石楠花に苦戦。それでいて咲いていないからシャクにさわる。


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申し訳程度の一輪ざし。



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1450m付近よりシロヤシオ尾根となる。



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東側の尾根にもシロの密生地が見えた。



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シロヤシオ単色の世界。



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どこまで続くのか?




つづく。

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明智平から半月山駐車場までやってきた。
そこそこの観光客はいたが、たいした賑わいではなかった。
赤倉山の方にはピンク色が点々としていた。



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半月山展望所に向かおう。



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横目にアカヤシオ。



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横目に皇海山とアカヤシオ。たまりませんなぁ~。



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だぁ~れも居ないのが不可思議。クククッ・・・。



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足尾側の谷。



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なんか天気も良くなってきちゃったよぉ~。ヒヒヒッ・・・。





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ここでアカヤシオ一人占めとは思ってもいなかった。


さすがに半月山展望所には人々がひしめいていた。すぐにオサラバ。




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南岸尾根は、いつ来てもいいよなぁ~。



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半月峠から中禅寺湖に下ろう。



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中禅寺湖湖畔にて。



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またしてもドンヨリ空に早変わり。でも社山は外せません。



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中禅寺湖湖畔にて。本日最後アカヤシオ。



イタリア大使館のベンチで遅い昼飯を食って、中禅寺湖バス停に向かう。


バスは待ち時間0分で飛び乗って、

東武日光駅でも滑り込みで電車に乗れた。ピールが買えなかった。


取り敢えず、今年最後になるであろうアカヤシオを堪能したのでした。

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