山行日:2019.12.4
コース:大円地(8:30)~一般コース~大円地越(9:30)~(10:00)奥久慈男体山(10:20)~地震に怯える~大円地越(10:50地震)~大円地山荘(11:30)=車移動=(12:50)上山周辺を徘徊(13:50)


11月の末は雨続きだった。予定していた山歩きは繰り延べした。よって奥久慈を訪れるのも12月に入ってしまった。さすがに紅葉の盛りは過ぎているだろう。まぁ、散り残りぐらいは見れるのではないか。今回は、奥久慈男体山から鷹取岩まで縦走するつもりであったが、途中で地鳴りを伴う地震に何回か見舞われ、恐れをなして大円地に下ってしまった。


大円地の駐車地には数台の車が停まっていた。


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大円地より奥久慈男体山を見上げる。


大円地に来るのは30年ぶり位か。
大円地山荘を通過すると、30年前の記憶にある風景となった。なにせ、30年前には駐車地もパノラマラインも大円地山荘も無かったはずだから。


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30年前は健脚コースを登ったはずだが、今回は迷うことなく一般コースに進んだ。紅葉は残っていたが、薄暗い谷間には今だ陽が当らず、冴えない風景であった。


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大円地越に到着すると、落葉したケヤキの明るい森となった。


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ノソノソと歩いて、奥久慈男体山。
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奥久慈男体山山頂から。富士山も見えていたが、写真では霞んでしまった。日立の街と海岸線が見えた。数名の人々がいた。


菓子パンを食ってオサラバ。


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大円地越に戻ろう。


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ここら辺を歩いていたら、物凄い地鳴りととともに揺れを感じた。落石の音がする。ひぇ~。


大円地越に戻りタバコを吹かせていると、またしても地鳴りと地震だ。
う~む、よからぬ事でも起こっているのか?
なんとなく、なにかに、不安を感じ、・・・・、
山を降りる事にした。
まぁ、主稜線上は完全落葉だし、また来年だな。



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大円地に向かって下る。


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やや、谷間に陽が射して、ウヒヒヒッ・・・。


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散り残りにしては上出来過ぎる。


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フフフッ・・・。


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透過光の力を借りてはいるけれど。


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結構なモノですなぁ~。


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いやはや。


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クククッ・・・。笑いが止まらんワ。



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そして、大円地山荘に到着。

頃合いも宜しく、ザル蕎麦大盛りを注文。暑いので、外で食う。
客はいない。
山荘のオッカサンが出てきて、長話となる。
今秋のお客は、例年の半分以下だそうだ。久慈川も台風で大分ヤラレたと報道があった。ここいらは大きな被害は無かったそうだが、風評のためかお客は来なかったと。そして、10月の長雨の影響か、モミジの色付きは悪かったそうである。そんな話に夢中になっていたら、蕎麦の味を味わう前に蕎麦を食い終わってしまった。
オトッツァンによると、さっきの地震でガスの安全装置が作動したとの事。そんなそばから、またしても地震が。クワバラ、クワバラ。

駐車地に戻り、時間を見ると、まだ早いのぉ~。
標高の低い上山なら、まだモミジが残っているかもしれないと思いたち、車で上山に向かう。

上山に着くと、急速に曇ってきやがった。昨日の天気予報では、水戸12:00~15:00に限り曇り、なっていた。こんな時に限ってご丁寧に予報が当たらなくてもいいのにねぇ~。



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取り敢えず、上山周辺を徘徊する。


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篭岩~明山の縦走路まで上がってみた。葉数は少ないが、散り残り多し。陽の光が欲しいのぉ~。


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上山周辺にて。


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薮尾根にチョットだけ入ってみる。


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惜しいねぇ~。


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篭岩展望台にて。陽が当たった一瞬。


散り残り紅葉に満足して、帰途に着く。