山行日:2022.1.4
コース:栃木駅=バス=国学院前(11:15)~太山寺観音堂~錦着山分岐(11:35)~錦着山方向へ~車道~ゴルフ場(11:45)~実線道記号~藪入り~大平山北尾根190m付近(12:00)~北尾根を下る~160m付近~戻る(登り直し)~北尾根220m付近・岩屋~(12:50)太平山(13:00)~太平山神社(13:10)~謙信平~客人神社(13:40)~新大平下駅(14:00)
栃木市太平山ばかり行っているが、俺にとってちょうどよい山なのである。
今回は太平山の北尾根を登ってみた。
以前、太平山の北尾根末端付近に城跡があるという情報を何かで見たような気がしている。そんなおぼろげな記憶もあって出かけた。結論からいうと、城跡は発見できなかった。捜し方が不十分だったのかもしれない。もしくは、全くの記憶違いだったかもしれない。
今日も国学院前から出発。すぐに車道を右折して、太山寺の階段を登る。
太山寺観音堂。
車道に出て、車道T字路まで登る。車道T字路付近は太平山神社に向かうと思われる車で渋滞中。一台が降りてきたが、狭い車道でかわしきれずに、ゴンとニブイ音。枯葉に埋もれた側溝に前輪を落としてしまったようだ。
T字路向かいにある錦着山→に従い下る。わずかで車道に出て、なおも下る。
やがて右手が開けて、ゴルフ場。さらに少し進むと、
左手にもゴルフコースが現れて、そこに実線記号の小道があった。そこはゴルフのTの目の前で、数人がクラブを振っていた。一人が俺と目があった。汚らしく怪しげな俺の姿をいぶかしげに見ていた。俺はかまわず、下の写真のような藪っぽい所に突っ込んだ。
薮っぽかったのは入口のみで、明瞭な道となり、青いテープが何個かぶら下がっていた。ただ、実線記号とは思われない狭さで、いまや使われずに藪化が進行中のようであった。しばらく右手に段切りがあった。段切りが無くなった所で右手の太平山北尾根の支尾根に取り付いた。
照葉樹の低木がうるさいが、足元は特に問題無し。
支尾根に上がると小岩が露出する尾根となった。矮小木が少しうるさいだけで、特に問題無し。
しばらくすると、登り易いスッキリとした尾根になった。
190m付近で北尾根に合流した。ここから城跡を捜しに北に尾根を下った。
なんだか、木が密になってきた。160m付近まで下ってみたが、そこまで城跡の気配なし。このロケーションでは素人の俺に城跡を発見する事は困難だろうと思い、城跡捜しをあきらめる。もっとも、もともと城跡なんて無いのかもしれない。
登り返すと、うるさい低木は影をひそめた。踏み跡かなぁ~と、思ったが、獅子の足跡のようにも見える。
220m付近にあった岩屋。
結構深そう。
この付近西側が落葉樹主体で、
東側は照葉樹が卓越。
やや、またしても穴が。他にもう一つあった。付近の石が白っぽかったので、石灰岩の浸食か。とも思ったが、それだったらもっと大きな穴になっていそうだ。判らん。
250m付近の唯一の展望地。ここからは西の小尾根上に、やや明瞭な踏み跡があった。ただ、行きつく先はゴルフ場なので、どうなっているのだろう。
そして、この先。やや、藪か!
いや、そんな事は無かった。矮小木をチョット掻き分けると、それで終わり。徐々に踏み跡が明瞭化しはじめた。そして、地面にやや大ぶりのまっ黒なクソが!獅子のものだろうか?それとも・・・・、まさかねぇ~。
そして、アッサリと、太平山山頂の社が見えた。いや、アッサリがよい。
太平山山頂の浅間神社。後からきた爺さんが、わけの分からぬ呪文を長々と唸っていた。聞き覚えのある祝詞とは全然違う。
菓子パン1個と握り飯1個を食って、オサラバ。
太平山神社。もう少し混んでいるのかと思いきや、短い行列があっただけだった。
大平神社より筑波山。
筑波山は今日も良く見えていた。
謙信平より、富士山。アレ、富士山の左下の山は奥多摩の大岳山かな?
謙信平より晃石山。
謙信平から筑波山~宝篋山あたり。
少年自然の家から新大平下駅に向かう。歩きやすい!まさに俺向き。
途中の展望地から晃石山。
途中の展望地から太平山付近。
客人(まろうど)神社。昨日まで「きゃくじん」と読んでいた。パソコンで「まろうど」と入力し変換すると「客」の字になった。自分の不明に恥じ入る。
新大平下駅に着くと、10分待ちで電車がやってきた。
今日もバテルことなく、そこそこ楽しい歩きができた。城跡は発見できなかったが、まぁ、こんなもんでしょう。
本日、前半に歩いた所。GPS、スマホなど位置情報を取得する道具を持っていないので、あくまで目安で赤線を引きました。