2021年12月

山行日:2021.12.28
コース:栃木駅=バス=国学院栃木高校前(11:00)~太山寺~錦着山分岐(11:15)~下る~太平山北東尾根230m付近(11:35)~太平山・浅間神社(12:00)~ぐみの木峠(12:20)~晃石山~(12:40)晃石神社(12:50)~桜峠(13:30)~清水寺(13:40)~東山道~栃木市歴史民俗資料館(14:10)=栃木市営バス=栃木駅


山歩きを再開したのが11月。それから僅かな期間で4回目の太平山歩きとなった。
今回は2.5万図記載の太平山北東尾根上の小道記号を辿ろうと思った。

国学院栃木高校は冬休みに入ったのだろう。バスに乗ったのは俺だけ。終点で降りて、いきなり寒風に痛めつけられた。手袋をして出発。
バス停からすぐに右手の車道へ。そしてすぐに太山寺への階段を登る。息を切らせて登ると、再び車道へ。ヘアピンカーブ一回転分を短絡。


見上げると柑橘の黄色い実が。
DSC05880



車道のT字路やや右に「錦着山→」の標識があり、これを下る。
DSC05881



関東なれあいの道である。この道を僅かに下ると、左手に2.5万図記載の大平山に繋がる道があるはずである。
DSC05882



しかし、そんな道は見つからず、車道に出てしまった。戻る。
DSC05884



僅かに戻ると、沢形に沢水を流す小型の土管があり、土管を踏んで沢形を渡ると、小道があった。
DSC05885



磁石の方向は、微妙に宜しく無いが、こんな標識が現れ、ケモノ道ではないな、と思う。
DSC05886



道は明瞭化し、磁石の方向もよくなってきた。
DSC05887



こんなテープも散見される。
DSC05888



やがてなだらかな尾根に到達した。高度計は230mを示していた。
DSC05890



地形図を確認すると、こんななだらかな所で尾根上にでないはずであった。それに尾根にでるのは280m付近のはずであった。2.5万図に記載の無い道を辿ってしまったな、と思う。尾根に沿って登るも道型は怪しくなった。


しかし、こんなポールも散見され、人跡の無いルートではないな。
DSC05893




やや急斜面が現れると、道型が復活し、南方向に急斜面を巻き登るようになる。やがて今度は西に尾根を巻き始め、
DSC05894



上が明るくなって、太平山・浅間神社に到着。
DSC05896



山頂で握り飯1個を食う。寒い。誰も居ないので立ち小便をしようと立ち上がると、折悪しく、女性一人がやってきた。平然とデイパックのチャックを閉めて出発。晃石山に向かおう。今日はあの峯に登るのだ。
DSC05897



展望地から、筑波山~加波山。
DSC05903



そして、多分だけれども・・・。難台山と吾国山かなぁ~。(してみると、難台丈が加波山と吾国山の間に見える位置があったのね、ムフッ。)
DSC05904



駒形石。ムムッ、全く馬に見えないんですけどぉ~。ムムッ、よく見ると「駒の爪」と書いてある。
DSC05907



これか!なるほど。
DSC05908



そして晃石山に到着。風が強いのなんのって。誰もおらん。日光方面。
DSC05909



すぐに晃石山神社に下る。二組ほどが、お食事中。俺も菓子パン一個を食う。オバサン「寒いわねぇ~」
DSC05911



胃薬を飲んで、すぐにオサラバ。南面の巻道を行く。風が無いと暖かく感じる。
DSC05912



尾根に出ると風が吹きつけてきて、寒い。
DSC05913



途中の展望地から浅間山。その背後の黒い影は四阿山かしら。
DSC05914



急な下り。足弱な俺には有難い設備。木製の手すりが延々と続く。
DSC05918



降り切った所が桜峠だった。皆川城は上杉勢によって落城していたのかぁ~。
DSC05919



桜峠から北側を望む。峠道は村桧神社へ続いていると。写真のどこかに諏訪岳が写っているのかしら。風の通り道なのか、寒風が吹きぬけ、耐えがたき寒さに、すぐにオサラバ。
DSC05920



峠をチョット下ると風は収まる。
DSC05921



思いのほかわずかな時間で清水寺へ到着。
DSC05925



せいすい寺の水仙。(なんかゴロがいいな。)
DSC05927



清水寺。
DSC05929



清水寺付近の「栃木田園風景100選」。チラリと筑波山。
DSC05932栃木田園風景100選



清水寺観音堂。左下の青いのは、多分俺の手。寒くて、青い手袋をしていた。
DSC05935



蝋梅が咲いていた。ここの蝋梅は色が薄かった。
DSC05941



清水寺にて。
DSC05943



東山道を大中寺方向へ。
DSC05944



時間の都合で、途中から南下。「栃木市歴史民俗資料館」へ。
DSC05945



バスの待ち時間が30分。寒いので、歴史民俗資料館に入場。100円也。
俺好みの資料展示に狂喜する。面白いので、係員に「写真撮影してもいいですか」と尋ねると、「いいですよ」とのご返事。ヒヒヒッ・・・。あっという間にバスの時間。退館しようとトイレに寄って出てきた所に、「写真撮影禁止」の張り紙が!という訳で、展示物写真は本記事には載せない事にしよう。
栃木市って、縄文時代から、色々なトピックスがあるんですなぁ~。

と、栃木市営バスに平和な気持ちで乗り込んだ。



赤線が本日、前半で歩いた所。GPS、スマホは持っていないので、正確性に欠けます。多分こんな感じで歩いたのだろう、といったレベルです。
DSC05952

行った日:2021.12.24


ここ2日ほど、強風が吹いた。
散り残り紅葉が残っているのか、安行中毒者はあきもせず・・・、出かけるのであった。


弁財天。あららっ・・・、結構残ってるねぇ~。
DSC05852



弁財天。さすがに色合いはあせているが。
DSC05855



弁財天。かなり葉っぱは残ってる。
DSC05857



弁財天。この奥にスポットがあるのだが、今年は入れない。
DSC05858



弁財天。おおっ、まだソコソコの色合いだ。
DSC05860



弁財天。でっかいカメラを持った写真家が何人かウロチョロしておった。
DSC05866



弁財天。光の力を借りて。順光ではとても見られない。
DSC05868



弁財天。こちらも逆光で。
DSC05869



弁財天。何とか。
DSC05871



興禅院に移動。鐘の所で蝋梅が咲いていた。
DSC05873



興禅院。お正月を過ぎると枯葉が落ちてスッキリするでしょう。
DSC05875



興禅院。来春の開花の準備中。びっしりとツボミがついていた。
DSC05876



寒いので、退散。


山行日:2021.12.21
コース:栃木駅=バス=国学院栃木高校前(11:10)~野州豊川稲荷・宝珠院太山寺脇~円(?)通寺平~小藤権現(11:30)~太平山神社(11:50)~太平山神社奥宮~(12:00)太平山・富士浅間神社(12:25
)~ぐみの木峠(12:40)~大中寺(13:00)~中山山麓道~東武鉄道新大平下駅(14:00)


ここのところ、たて続けに大平山に行っている。特に太平山が好きというわけでもない。自宅から最短時間で山に取り付けるのと、体力的負荷が非常に少ないので自分向きだ。
そして今回は、2.5万図記載の山頂から北東に伸びる破線道が実際存在するのかを確認する事を目的とした。道が存在するのであれば、いずれ歩いてみようと思う。国土地理院の破線記号は廃道になっていても長く記載されている場合がめずらしくない。今や、藪を辿るのは自信なし。

結論から言うと、太平山山頂から北側に明瞭な踏み跡があった。少しだけ下ってみたが、磁石の方向があまりかんばしくなかった。もう少し下るとどうなのかと思ったが、一応、ありそうだという事にしておく。



本日も歩き出しは、国学院栃木高校前。そこから車道をすぐに右折。車道より見上げる。
DSC05806



お寺の脇を抜け、車道をユルユルと登ると、「円通寺平」の石碑があった。但し、「円」の字は見慣れない字で、実際「円」なのか、はたまた「えん」なのかも判らない。
DSC05808円通寺平



見上げると柑橘系の実が綺麗に。
DSC05810



車道のT字路付近にあった鳥居。額には「小藤権現」とあった。先の道を登ってみよう。
DSC05812



200m圏手前にあった石祠。これが小藤権現か。
DSC05813



T字路の車道に戻る。すぐ脇に「大平山神社→」があり、山道に入る。
DSC05815



散り残り黄葉。
DSC05816



すぐに車道に合流。すると僅かで太平山神社に到着。
DSC05818



今日も筑波山が立派に聳えておりました。
DSC05820



太平山神社奥宮入り口。
DSC05823



太平山神社奥宮。
DSC05826奥宮



本日は真面目に太平山山頂に登りました。富士浅間神社の裏手を探索。明瞭な道型を発見。この道型が国土地理院の破線道であればよいのだが、太平山からほぼ真北に延びる尾根を辿る踏み跡かもしれんなぁ~。などと思いつつ、握り飯とクリームパンを食った。やや、胃薬を持ってくるのを忘れたわい。
DSC05827浅間神社



ぐみの木峠に下り、大中寺に向かう。途中2組ほど登って来る人々とすれ違う。
DSC05834



大中寺隣の園地にて。
DSC05836



大中寺隣地。散り残り黄葉。
DSC05838



大中寺。
DSC05839



大中寺。立派ですなぁ~。
DSC05845



大中寺にて。
DSC05846



中山東麓道から大平山を振り返る。
DSC05851




とても暖い日だった。
近い内に、また太平山に行ってみよう。

山行日:2021.12.18
コース:足利市駅(9:45)~織姫神社(10:05)~両涯山(10:55)~(11:20)天狗山(11:50)~常念寺(12:30)~足利市駅(13:00)


俺の家は山から遠い。最も近いのが栃木市の太平山である。次いで近いのが両涯山となる。直線距離だけで言えば三毳山や大小山の方が近いのだろうが、アプローチに難がある。太平山と両涯山は駅から歩いて取り付けるので有難い。

そんな訳で、今回は両涯山に足を運んだ。ただし、駅から両涯山に登るのは初めて。これまでは浄因寺や名草からの歩きはじめだった。体力が著しく減退してしまった俺には駅からお手軽に登るのが適当であろう。しかし、往復では余りにも寂しいので、行った事のない天狗山を加えた。加えたと言っても大した足し算にはならない。


足利市駅から渡良瀬川に向かう。中橋で強烈な北風に煽られ、帽子を押さえながら渡良瀬川を渡った。寒い。渡り終えた所で手袋をデイパックからまさぐり出す。



息を切らせて織姫神社の参道階段を登る。今回の歩きで最もコタエタ所。
織姫神社では、折しも結婚式が挙行中。新郎新婦が拝殿へ向かおうとしていた。
DSC05744



レストハウスを過ぎ、公園のような大きなベンチを過ぎて、
DSC05746



岩がちではあるけれど、緩い尾根道を進む。
DSC05747



あれが天狗山の尾根だろうと思う。
DSC05748



岩はあるけど険しくない。風当たりがよすぎて寒い。手鼻で鼻水を吹っ飛ばす。
DSC05749



振り返ると富士山が。富士山が見えるとうれしくなる。
DSC05751



山火事の跡だろうか。中腹以上で焦げた木が散見された。
DSC05757



新しいウッドデッキに人が群がっていた。スルーする以外にない。
すぐに足利城の堀切状を渡り、山頂直下。
DSC05760



石段を登って御嶽神社=両涯山山頂=足利城本郭。
DSC05761



すぐに下って、天狗山に向かう。木の根もとのほうが焼けただれていた。
DSC05765



両涯山山頂直下の巻道のあたり。
DSC05766



一旦下って、登り返し。あれが天狗山であろうか。多くの人々の姿が見える。
DSC05768



いい雰囲気の道を進み、最後はロープの垂れた急坂を登ると、
DSC05769



天狗山山頂だった。
DSC05777



天狗山より、多分大岩山。
DSC05772



天狗山より両涯山。
DSC05773



天狗山より、筑波山。
DSC05774



天狗山より。関東平野の彼方に東京スカイツリー。この視野の中に俺んチがあるのだろうなと思う。
DSC05775



天狗山より、多分赤城山。
DSC05779



天狗山より。榛名山?妙義山?
DSC05780



天狗山より、太田金山城。それにしても展望の良い所だ。展望では両涯山をはるかに凌ぐ。
DSC05781



天狗山にはベンチが多数散在しており、多くのグループが憩っておられました。おれもここで昼飯とする。眺めがよいので、長居をしてしまった。
胃薬を飲んで、オサラバ。


天狗山の下りでも焦げた木々が多くあった。広範囲な山火事だったとは聞いていたが。
DSC05783



やはり根本付近が焦げている。
DSC05784



ゴジラ岩。う~ん・・・。そのイワレが案内されてはいたが・・・。
DSC05786ゴジラ岩



天狗の牙。
DSC05787天狗の牙



小さな起伏のピークから天狗山を振り返る。
DSC05790



まもなく、庚申塔が現れて、
DSC05795



すぐにお堂があり、
DSC05796



石段を小さく下ると、常念寺だった。
DSC05798常念寺



西風に背中を押されて、足利市駅に向かう。寒い。


中橋から渡良瀬橋。その上に雪を被った浅間山が。
DSC05805



足利市駅に辿り着いたが、電車は30分待ち。寒くて汁粉を飲んだ。なれないものを飲んで、歯ぐきが痛む。ひ~っ。口の中をお茶ですすいで、なんとか治まってくれた。


両涯山、天狗山は、ジジイの体力をムシバム事もなく、俺向きの山である事を認識した。


行った日:2021.12.7  12.9、12.10



時季的に紅葉が終わっていてもおかしくない。12/7は曇天であったが、アセリもあり安行へ行った。


12/7


弁財天裏口。おおっ、紅葉しておる。こんな曇りの日でもモミジ見物の人々がいらっしゃいました。
DSC05403



興禅院に移動。
DSC05440



興禅院参道。住職さんが掃き掃除をしていらっしゃいました。こちらも紅葉は最高潮に近い。
DSC05450



興禅院にて。
DSC05457



興禅院参道。本日はこれくらいにして帰りましょ。
DSC05472




12/9
前日は強風と大雨。安行の紅葉はあの風雨に耐えただろうか。



弁財天裏口。おおっ、耐えておった。
DSC05504



早朝は曇天であったが、一気に快晴となった。
DSC05509



ヒヒヒッ・・・。
DSC05515



たまには弁財天の社を写しておこう。
DSC05517



今年は「倒木の危険あり」で、これ以上奥に進めない。残念だ。
DSC05518



ムフフフッ・・・。
DSC05524



こんちきしょう、とシャッターを押す(だけ)。
DSC05526



ヒヒヒッ・・・。
DSC05527



若干の青葉ありだが、今が最盛期だろう。
DSC05530



ムフッ。
DSC05531



広いエリアではないが、歩き廻る。
DSC05545



台地の上から。
DSC05550



弁財天の森は深いので、薄暗い所が多い。
DSC05555



興禅院へ移動しよう。
DSC05558



興禅院隣地。
DSC05563



興禅院隣地。真ん中へんで、葉っぱが渦を巻いている。
DSC05570



興禅院。みー猫さんにならって。
DSC05573



興禅院。
DSC05574



興禅院参道。ややっ、こちらは幾分風雨によってモミジが散ってしまったのか。
DSC05578



振り返って。
DSC05581



興禅院参道。健全なヤツも。
DSC05583



興禅院参道。
DSC05584



興禅院。
DSC05586



興禅院。
DSC05599



満足して弁財天に戻り。
DSC05608



揚々と帰途に着く。



なのだが、家に帰って、あ~っ、あそこに行っていなかったとなり、またまた紅葉見物に安行に行ってしまったのだ。


12/10


峯ヶ丘八幡神社。
DSC05633



峯ヶ丘八幡神社。ここの大イチョウはなかなか色付かないが、
DSC05640



峯ヶ丘八幡神社。今年は黄色く色付いた姿を見る事ができた。
DSC05637



金剛寺へ移動。何故か薄雲が広がり、冴えない写真に。
DSC05656



秘密の花園1号地に移動。陽が射してきた。
DSC05664



秘密の花園1号地。何故かこの閑地にオッサンが佇んでいた。
DSC05665



秘密の花園1号地。いつもは銀杏臭いが、今年は銀杏臭なし。不思議だ。
DSC05669



秘密の花園1号地。
DSC05671



秘密の花園1号地をアトにする。オッサンはいまだに佇んでいる。
DSC05675



植物振興センター西園の超裏口から侵入。真っ赤なモミジがあったが、暗くて写真にならなかった。



小林もみじ園さんに移動。ここはさすがに落葉。葉っぱの多く残っている所を撮った。
DSC05691



弁財天の超裏口へ廻ってみた。ここも厳しく侵入禁止の網が設置されていた。網越しに写真を撮ってオサラバ。
DSC05693



かなり疲れました。


そして、安行中毒者は懲りずに、



12/15


弁財天に行ってしまったのだ。
DSC05700



弁財天。
DSC05708



弁財天。
DSC05710



弁財天。
DSC05717



弁財天。
DSC05722



弁財天。狛蛇。
DSC05728



興禅院裏にて。
DSC05731



弁財天には、今だ青葉あり。
興禅院は落葉気味。

でした。

↑このページのトップヘ