2019年05月

山行日:2019.5.30
コース:東武東上線小川町駅=バス=和紙の里=臨時バス=(9:20)天空のポピー(9:40)~粥煮峠~二本木峠(10:30)~愛宕山(10:40)~(11:00)皇鈴山(11:15)~釜伏峠(11:50)~418m峰(12:30)~252m峰(13:40)~県道(13:50)~秩父鉄道野上駅(14:30)



柄にもなく天空のポピーを見ようと、出かけた。
なお、和紙の里からのバスは、期間限定平日のみの臨時便である。


小川町駅で電車を降りて、駅前のコンビニ脇の喫煙所でタバコを吹かせていると、アレヨアレヨという間に「白石車庫行き」のバスは満員になった。ムムムッ・・・、まずいね。あわててバスに乗り込む。この人々、みんな天空のポピーに行くのか!
と、思ったが、そうでも無く、「和紙の里」で乗り継ぎ便に乗るとガラガラであった。

山を登ること無く、「天空のポピーバス停」に到着。昨年親鼻駅から歩いたのとは大違いである。



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歩かずにやってくると、



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なぜか、感激もイマイチかぁ~。



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天空のポピーを見て、カユニタ峠へ。ず~と、車道歩きだ。



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カユニタ峠から二本木峠へ向かう。暑い。


二本木峠まで来て、ツツジは完全に終了している事を知る。ここから下るかとも思ったが、気を取り直して愛宕山を越える。この付近は山道となる。


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地味な花を見ながら、皇鈴山へ。暑い。



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誰も居ない皇鈴山に到着。握り飯を1個だけ食う。暑い。



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皇鈴山から両神山。




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登谷山は、



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地味な花を見ながら、車道で巻いた。暑い。



釜伏峠までやって来た。
当初の予定では、植平峠から金ヶ岳に寄るつもりであったが、あまりにもの暑さに耐えかね、お得意の荒川右岸418m峰経由で下る事に変更した。

山道を418m峰まで歩いた。ここで2回目昼飯とする。
ここからは、北北西に伸びる尾根を伝わった。一度登った事がある尾根だ。地図に道記号は無いが、明瞭な踏み跡があったはずだ。
記憶通り、明瞭な道で下る。しかし、阿弥陀ヶ谷へ下る踏み跡が現れたり、長瀞右岸に下る踏み跡が現れたりして、何度かあらぬ尾根に引き込まれた。やっぱ下りは難しいね。道を分ける毎に踏み跡は不鮮明となっていった。幸い、うっとおしい薮は無い。
なんとか、252m峰に辿り着く。荒川が間近に見える。ここから不明瞭な踏み跡を下ると、民家の前に出て、左に県道が見えた。

ここから炎天のもと、野上駅へ向かった。



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金石水管橋で荒川を渡って、



野上駅に到着。

電車は40分待ち。駅前の蕎麦屋に入ろうとしたが、休店であった。

山行日:2019.5.23
コース:東武日光駅=バス=田母沢御用邸前(7;50)~尾根取り付き(8:15)~黒岩尾根合流(11:10)~黒岩尾根を下る~(11:40)水場(12:00)~二荒山神社(13:20)=バス=東武日光駅


今年の日光ツツジ尾根は、開花が遅れている。またヤマツツジ、シロヤシオの花付きが今一歩であった。黒岩尾根も、同様であった。しかし、思いがけず、満開のズミが列を成していた。



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930m付近。




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1000m付近。レンゲツツジは咲きはじめ。


早くも御夫婦が降りてきた。日光周辺のツツジ情報をお聞きした。


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ヤマツツジは、チョット寂しい花付き。



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シロヤシオも寂しいねぇ~。



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ツツジトンネルとまでは言えないか。



1200mを越えると、ヤマツツジはツボミとなってしまった。



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ミツバツツジは、そこそこ。




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1450mまで登ってみると、なんと、まだアカヤシオが残っていた。



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1500m付近。天気予報に反して、曇り空。この辺りからはシロヤシオもツボミとなる。



黒岩尾根に合流して、ど~すんべ~。
曇り空だし、上のシロヤシオも期待薄となると・・・。
下りましょう。


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黒岩尾根・水場付近。やっぱりね。ヤマツツジはツボミ。ミツバツツジのみが咲いていた。



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水場付近。こんなものが咲いていた。ここで昼飯とする。大荷物のオッサンが、ゆっくりと登っていかれた。軽装のオッサンが、走り下って行った。俺は、呑気にタバコを吸っていた。



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昼飯を食って下りはじめると、急速に青空が広がりはじめた。



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ツツジはツボミだった。



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ミツバツツジだけが、豪勢に咲いていた。



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稚児ヶ墓まで下ってきた。ここでもヤマツツジは5分咲き未満であろう。



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ズミが咲いていた。



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ようやくにヤマツツジ。



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チョット脇へ入って。



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ようやくいい感じになってきた。おっ、奥で咲いているのはズミかな。



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そして、ズミの列が現れた。ヒヒヒッ・・・。



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これまで、ズミ列の存在には気が付いていなかった。



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スゲ~、スゲ~、と、一人ではしゃいだ。



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殺生禁断境碑付近にて。



ツツジは残念な状態だったが、ズミ列に出会えて幸いだった。

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山行日:2019.5.17
コース:JR青梅線白丸駅(8:10)~車道~海沢園地(9:30)~海沢探勝路~縦走路(11:40)~(11:50)大岳山(12:15)~芥場峠~御岳山(13:30)~大塚山(14:00)~JR青梅線古里駅(15:20)


白丸駅もまた無人駅だった。
一旦、駅を出て便所を捜すも便所なし。再びホームに入る。ホームの一番奥に小奇麗な便所があった。ホッ。

駅から国道まで大きく下り、国道を歩く。多摩川を渡って一本道かと思いきや、そうでも無く、迷い気味。地図を見て、アメリカキャンプ村を目指し、その案内に導いてもらう。

閑散としたアメリカキャンプ村を通過。車道の幅員は狭くなる。



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対岸の滝。



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名もしれぬ花を見ながら、


ノソノソ歩く。


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ようやく着いた海沢園地には、モノレールがあった。俺を乗せてくれるはずもなく、



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海沢探勝目の案内を見て、


思っていた以上に、めんどくさそうな道のりである事を悟る。

ここで、菓子パンを食い、煙をバキュームして、出発。


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すぐに三ッ釜ノ滝が現れる。写真以上に立派な滝だった。

滝の脇を登って、


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なるほど、これが釜というものか。


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また釜。



三ツ釜ノ滝の脇から高巻き気味となる。やがて「ネジレ滝→」と「大岳山→」が現れる。ど~すんべ~。さっき見た園地入口にあったイラストマップによるとネジレ滝は往復のようで、下を見ると水線まで相当下らなければ行けなさそう。パスしよう。

「大滝→」が現れた。ムムムッ・・・、これも大下りのよう。まぁ、いいか、と、こちらもパス。
その後、地図とは異なり、大高巻きとなり沢床ははるか下となった。沢沿いを歩くものと思っていたが
大違い。山腹歩きとなる。



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大分上にきて、沢に合流。ショボイ流れとなっていた。



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放棄されたワサビ田が現れる。



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モノレール軌道をくぐる。



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三ツドッケ、グミの滝コースと同じ雰囲気を感じる。


しつこく涸れた沢状を登る。
傾斜が急になり、バテる。


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上方が明るくなり、小尾根に出た。ミツバツツジが点在していた。


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ようやくにして、鋸山からの縦走路に出た。


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平日というのに、大岳山には大勢の人々がいた。残念ながら、富士山は見えない。



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せいぜい、御前山と三頭山くらい。



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大岳山山頂にて。ここでは、ミツバツツジは満開直前。



握り飯を食って、チョット山頂から離れて煙を吸って、オサラバ。


帰りは、たそがれさんが歩かれた「サルギ尾根」を下ろうと思っていたのだが、あまりにもバテていたので、点線未満の「サルギ尾根」に恐れをなし、安全牌の大塚山経由に変更した。


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しかし、


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御岳山付近で迷い気味。


地図や案内板をみながら、ようやくにして、大塚山ルートに乗った。


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ヤマツツジが点在。



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真っ赤なヤマツツジ。しかし、こちらでもヤマツツジは900mまで。その上は咲いていなかった。



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たおやかな大塚山山頂付近。



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優しい道の大塚山下山道。



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それでも、結構足にきて、長福寺に降り立った。



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深い多摩川を渡ると、古里駅はすぐだった。

山行日:2019.5.13
コース:東武日光駅=バス=高原歩道入口バス停(8:10)~高原歩道~中ノ沢渡渉~尾根取り付き~1404m付近(9:45)~土平~1767m付近(11:00)~1850m付近・好展望地~(11:50)赤薙山(12:20)~霧降高原バス停(13:30)=バス=東武日光駅


本尾根は、日光薮山通の多くの人々によって歩かれている。通称もあるようだが、本記事ではタイトルのような名称にしておいた。

その筋の方々が平然と歩かれているからと言って、俺が歩ける保障はない。途中の等高線密度からして、俺は怯えていたのだ。昨年歩かれたyamasanpoによると、キツイだけで危険な所は無いとの事。まぁ、ダメもとで、歩いてみる事にした。


まさか、「高原歩道入口バス停」で、俺以外の人が降りるとは思っても見なかった。とてつもなくデカいリュックを背負ったオッサンだ。聞けば、稲荷川の方へ行ってキャンプだそうだ。長話となって、出発は遅れた。

高原歩道を少し歩くと、沢筋に出会い、堰堤右側を越える。僅かに進んで、



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中ノ沢を渡渉した。渡ってくださいと言わんばかりの石の配置で簡単に渡れた。



渡った所の目の前のやや崩壊気味の段丘状を少し登ると、目的の尾根に乗れた。ピンクテープ乱設だが、どうやら登山者によるものでもなさそうなので、忠実に尾根を辿る。



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天然芝の美しい尾根をユルユルと登る。



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すぐにミツバツツジが現れる。



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空も青いし、咲きっぷりもよい。



そんなミツバツツジも長くは続かない。1200m付近でツボミとなった。



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しかし、1300m付近からアカヤシオが現れる。



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ヒヒヒッ・・・。



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1404m付近に岩のテラスがあり大休止。



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1404m付近にて。女峰山様



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1404m付近にて。



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1404m付近より振り返る。



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1404m付近より前女峰山の赤いバンド。あそこに行った頃は、もう少し元気だった。



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恐れていた急斜面の登り。笹や灌木を掴み、何とか登った。



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ヒーッ、つらい。



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ここが土平であろうか。1600m付近にて。



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土平。左手の尾根上を歩くと灌木がキツイので、笹原に戻る。



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土平といっても、全然平らではない。広大な笹原をヒーコラ言って登っている。



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尾根が収斂して、灌木薮となる。腕まくりして登っていたので、引っ掻き傷だらけとなる。アカヤシオもここらへんでは矮小化していた。ツボミとなる。




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ようやくにして、1767m付近に達した。ここでも大休止じゃぁ~。



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1850m圏は好展望地。あの怪異なピークが内の外山か?あそこを登る御仁がいらっしゃるのだから・・・。


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やっと着いた赤薙山。いつもより長く休憩いたしました。この頃より急に曇りはじめた。曇ると寒い。上着を着る。



霧降に向かって下りはじめると、残雪が現れた。しかし、草原に出ると雪は無くなり歩きやすくなった。



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草原に出ると、また陽が射してきた。振り返ると赤薙山は雲の中。



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今日登った尾根の側面。あんな崖になっていたんだねぇ~。



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1445段を下る。



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階段脇は、カタクリ園地になっていた。



霧降高原バス停のベンチに座ってタバコに火を着けた所でバスがやってきた。


バスの車窓からは、ツツジが丘、霧降の滝で、ヤマツツジが満開になっているのが見えた。

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山行日;2019.5.10
コース;東武日光駅=バス=田母沢御用邸前(8:05)~車道~林道ゲート・尾根取り付き(8:30)~雨量計(10:30)~黒岩尾根・1540m付近(11:30)~黒岩尾根下降~水場・笹原~稚児ヶ墓~二荒山神社(13:30)=バス=東武日光駅



田母沢沿いの車道を歩く。



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民家の庭先にて。



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林道ゲートより尾根に取り付く。



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尾根に取り付くも、ヤマツツジの開花は無し。スミレとリンドウを見ながら登る。



醜い林道の手前で左手の小尾根を登る人がいた。以後姿を見る事はなかった。

醜い林道に出ると、日当たりがよいのか林道沿いのみミツバツツジ、ヤマツツジが開花していた。



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石祠のある935m付近のヤマツツジ。



石祠を過ぎて、再び醜い林道を横断。
ここで嫌なものを見た。ワナにかかった鹿が俺の姿に驚いて暴れていた。哀れであるが、どうする事もできない。



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やがて、ミツバツツジ点在し始めた。咲いているものは、ごく僅かだ。桜が咲いていた。



1070m付近で、巨大なまっ黒いクソを2山発見。あわてて、鈴をつける。この辺にもプーのヤツ引っ越してきたのかいな。


1100m付近より、散り残りのアカヤシオが現れはじめた。

急登をこなして、


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1300m付近より、ようやくアカヤシオにありつく。



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天気は快晴。



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雨量計付近にて。ゆっくりしよ~と。菓子パンを食う。



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雨量計付近にて。



再び急登となり、アカヤシオは途絶えるが、傾斜が緩んだ1450m付近より、



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アカヤシオが再び現れる。ヒヒヒッ・・・。



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足が前に進まんワ。



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こういう所では休むのだ。



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黒岩尾根を下った。


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水場の笹原に出た。



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ヤマツツジは固いツボミだった。ここで握り飯を食った。



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稚児ヶ墓付近も固いツボミ。ミツバツツジも見当たらない。



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地面を見て歩いた。


殺生禁断境碑を過ぎると、御夫婦が下っていた。ツツジが咲いていないので、途中からくだったと。


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行者堂から巨杉の参道を下る。



二荒山神社に降りると、さすがにここではヤマツツジが咲いてた。650m付近であった。


バス停の時刻表を見ているそばからバスがやって来た。


今日は、あまりタバコを吸わずにすんだ。



追記
日光ツツジ尾根は、1300m以下はアカヤシオ落花中、1350m以上でアカヤシオ満開。1500m付近でアカヤシオに若干のツボミあり。ミツバツツジは、点在するも開花は僅少。ヤマ、シロは開花無し(林道付近のみ開花)。
1070m付近で、プーの大グソがありました。注意が必要です。

黒岩尾根は、1550m以下で全く開花無し。殺生禁断境碑上で、ヤマのツボミが膨らんでいた。

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