2019年02月

山行日:2019.2.24
コース:秩父鉄道樋口駅(8:00)~白鳥神社(8:20)~天神山城(226m峰8:40)~312m峰(9:30)~371m峰(9:55)~(10:40)小林山(大平山11:00)~小林集落(小林みかん山11:30)~秩父鉄道波久礼駅(12:30)


先週に引き続き、小林山に向かった。今回は山麓の天神山城を経由した。
天神山城周辺は、古くは武蔵七党丹党の白鳥氏の根拠地であったらしい。戦国期は山内上杉氏重臣の藤田氏の支配領域。後北条氏の圧迫により北条氏邦を婿に迎え入れる事になる。氏邦は鉢形城入城前には天神山城に在城していた時期もあったと言う。


樋口駅から荒川を「白鳥橋」で渡り、県道を南西に向かう。



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白鳥神社は県道沿いにあった。



白鳥神社左手に明瞭な登城道があった。
急斜面を九十九折れに登ると、帯郭と思われる削平地が現れ、


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悪名高き、あるはずの無い天神山城天守閣が現れた。



本郭は、狭い尾根幅いっぱいに軽鉄骨造のハリボテ的天守閣に占拠されていた。ハリボテ天守閣はすでに朽ちていた。


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本郭南側の顕著な堀切。


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本郭南側の二郭。二郭の西にも腰郭が見える。


さらに南進すると、広々とした荒れ地となる。廃屋が何棟か草に埋もれていた。ハリボテ城建設に伴い天神山城遺構はかなり破壊されているとの事。

荒れ地からコンクリ道を下る。車道に出る直前で窪状に活路を求め藪入り。すんなりと小林山に繋がる尾根に出られたが、


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かなりの薮。


広い尾根上を右に左に踏み跡を捜しつつ登る。チョットした踏み跡はあるのだが、長続きせず。やがて杉林となり薮から解放される。


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杉林の中にトタン。他に錆びついた空き缶などが散見される。小さな石積みもあった。


ガサガサと音がし、ビクッとすると、前方に鹿の群れが居て、左右の谷に逃げだして行った。その数10頭近かったと思う。


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312m付近。二次林だろうが、広葉樹の森となる。小林山であろう。遠く見える。




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312m峰からは気持ちの良い広葉樹の森となる。



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そして、明瞭な道が現れる。


371m峰を越え少し進むと杉林の急斜面となる。尾根型は失せ、道も無くなった。コンクリ製の杭と赤い杭が散見される。磁石を見つつこれを追う。やがて右側に尾根型が感じられ、こちらに移動。傾斜がユルミ、


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平坦地に出た。小林山北側だろう。


平坦地を突っ切ると、踏み跡に出た。先週歩いた踏み跡だ。踏み跡を南進し、


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小林山に到着。今日も誰もいない。


小林山で握り飯2個を食う。タバコを吹かしゆっくりした。


葉原峠に下り、葉原峠から車道を東に向かう。車道を僅かに下ると、「波久礼→」が現れこれに従う。道は山腹に絡み付くように着けられていた。



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竹林が現れ、



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その先に、「小林みかん山→」があり、



たそがれさんの「みかん山?」を思い出し、「小林みかん山」に向かってみた。道はなおも山腹に絡み付いていた。


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樹林が切れて、小林集落か。


ここからわずかで、


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みかん畑が現れて、オバチャンがミカンに水やりを行っていた。


民家の脇を通って、車道に出た。



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小林集落にて。



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小林集落にて。



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小林集落。



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小林集落にて。



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小林集落にて。どうやら「小林みかん山」とは山頂を表すものではなく、みかん(ゆず)畑を示すようだ。



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小林集落にて。



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車道を波久礼駅に下る。



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波久礼駅付近にて。



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波久礼駅付近にて。



波久礼駅前のソバ屋でソバを食って、帰途に着く。



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手書きで正確性に劣ります。



本ルートもまた、先週に引き続き、楽しいルートだった。但し、小林山からの下りで使う場合、磁石、高度計だけでは苦しいかもです。登りでは下部の薮を除けば問題ありません。

山行日:2019.2.17
コース:秩父鉄道親鼻駅~ガスト親鼻店(8:40)~赤城神社~薮尾根取り付き~(10:10)長瀞右岸418m峰(10:25)~頂稜部車道(10:50)~塞神峠~仙元峠~葉原峠~(11:40)小林山(11:50)~293m峰鞍部~北東へトラバース~北へ伸びる尾根~276.3m峰(12:50)~鉄塔~250m付近三差路(東電ポール)~西へトラバース~220圏平坦部~北西へ~墓地・道光寺(13:20)~車道~野上下郷石塔婆(13:35)~秩父鉄道樋口駅(13:50)



昨年、小林山(538.6m峰)から293m峰を経由して、樋口駅に下った。その際、293m峰鞍部付近から北東へ伸びる明瞭な道を見た。恐らく、276.3m峰へ向かう道ではないのかと想像し、今回そのルートを辿ってみる事にした。

しかし、293m峰鞍部には、そんな道は無かった。、おかしな話だが、それが事実だった。それは、それとして、久しぶりに楽しく歩けたルートだった。



親鼻駅で降りたのは、3人。登山者は俺だけだった。
ガスト親鼻店に直行。いつもいる弩派手なBさんは居なかった。

長瀞右岸418m峰は、俺のお気に入りだ。これまで4ルートで登っている。今回もチョットだけ尾根を変えてみた。
赤城神社の交差点で右折。木工所の道を過ぎ民家の先で、左側の尾根に取り付いた。尾根にはすぐに乗れたが・・・、やや、さらに上に民家だか倉庫らしきものがあった。ヒトケは無い。やや離れて通過。はじめは道は無かったが、杉林を抜けるとしだいに踏み跡様が現れる。


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やがて明瞭な道となる。



右からの尾根(418峰南尾根)に合流する所でチョット苦労したが、特段危険な所は無く、気持ち良く歩けた。418m峰南尾根を北上。ポツンと一軒家を右に見る。


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ポツンと一軒家の西側の尾根を快適に登る。



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荒川と両神山。



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418m峰に到着。菓子パンを食って、水を飲んで、煙を吸って、ゆっくりした。


418m峰を小さく下ると、石柱の道標がある。「谷草→」「釜伏山→」「下田野→」の三差路である。ここで、珍しくも谷草方面から登ってくる御仁を見かけた。

この先は、釜伏山付近の車道~塞神峠・仙元峠・葉原峠とおもしろ味の無い道を淡々と歩くのみ。



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小林山(大平山・538.6m)に到着。



秩父鉄道のSLの汽笛が聞こえた。
ここで、昼飯とする。


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小林山から北へ向かう。明瞭な道がある。


町界の尾根は一旦杉林となるが、やがて明るい落葉樹の森となる。521mで、町界尾根とオサラバし、北西へ向かった。ここも道あり。



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390m付近。ここで、進路を西へとる。


尾根型はしだいに北西に向きを変えるが、ここが難しい。地形図は単純な尾根型を描いているが、細かい窪地などが存在し、どこが本尾根なのか判り難い。その上、ここまで明瞭な道型も失せている。前回はここでルートミスをして山腹を登り直している。しかし、地面をよ~く見ると、薄い踏み跡が見えてきた。それに従う。なんだか、堀切、竪掘り、障子掘りのような地形が現れる。これって、山城遺構じゃぁね~の、などと、いつもの妄想が芽生え始める。やがて道型が明瞭となり293m峰東側鞍部に達した。

ここには昨年見た、東に伸びる明瞭な踏み跡があるはずなのだが、そんなものは無かった。昨年、マボロシを見ていたのだろうか。

まぁ、良い。現在位置は分かっているので、276.3mに続く尾根まで、トラバースしよう。トラバース距離は短い。
竪掘りのような長い窪みを渡り、一登りすると、


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276.3mに繋がる尾根に出た。ここには明瞭な道は無かった。



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なんか、薮っぽくなってきて、イヤだなぁ~と思っていると、


篠竹の中に薄いが道を発見。



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薮にまみれること無く、広い山頂の276.3m峰に到着。


北に鉄塔が見え、そちらに向かう。
鉄塔基部から、超明瞭な道となる。



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恐らく、鉄塔巡視道だろう。



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やっぱりネ。ここは三差路になっていた。左を選択。



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いい道が、山腹を西進。



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そして、220m圏の台地状に出た。



ここより北へ踏み跡ありと見て下ったが、そんなものは無かった。しかし、広い山道に出くわし、これを利用。電光型に北に道が続くも、道は草に覆われていた。やがて、木段が現れ、なおも下ると、墓地に出た。墓地と道をはさんで道光寺があった。



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墓地にあった石碑。



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車道を渡って、道光寺。



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道光寺にて。



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道光寺より。今下って来た所。


荒川を渡って、


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野上下郷青石塔婆。日本一の大きさとの事(ん、世界一と言う事か?)。


樋口駅に向かう。
樋口駅直前で、電車が出てしまった。

荒川の河原に出てみた。



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梅の背後に276.3m峰。




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小林山方面。



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登りルート。



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下りルート。




小粒ながら、地図読みを楽しみながら歩けた。

行った日:2019.2.16



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安行興禅院。



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安行植物振興センター。


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安行植物振興センター。



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安行植物振興センター。



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安行植物振興センター。



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安行植物振興センター。




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JAあゆみ野安行園芸センター。



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越谷花田苑。




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越谷花田苑。



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越谷花田苑。




安行の梅の開花は進んだ。見頃はもう少し先。

越谷花田苑の梅は先週と変わり映えせず、開花はあまり進んでいなかった。

行った日:2019.2.11




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観梅には、チト早かった。

行った日:2019.2.10



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植物振興センターにて。

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