2017年04月

イノシシ尾根を登り、イノシシ像が元の位置に戻されていた事を確認。

次の目標の馬頭石とその近傍の石祠捜しに向かうも発見できず、アッサリとあきらめて、取り敢えず鳴虫山に向かった。



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日光修験道の拠点、気生ノ宿・化星ノ宿。



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急斜面に差し掛かって、再びアカヤシオが現れる。依然、花付きは悪い。



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せめて、これくらいじゃぁないと。しかし、アカヤシオは点在程度。



合峰手前で、人々の声が聞こえる。まずいねぇ~。
人々が去るまで、身をひそめる。


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合峰の先で。



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凄い数の人々で満ち溢れている鳴虫山に到着。


写真を2枚撮ってオサラバ。


合峰手前で、人々がいないのを確認し、日光修験道ルートに入った。


斜面が急になって木につかまりながら下ると、



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清楚ですなぁ~。


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山の神。



ここからは、なだらかに、笹の道を・・・、行くはずだったが、


笹無し!


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ここは、スズ竹密生地だったが、スズ竹は全て白骨化していた。ダニ地帯らしいが、これではダニもはびこれまい。


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千載宿・御千菜に到着。笹が全く無く、すつかり様子が変わってしまった。



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969m峰を越え、滝ヶ原峠に下った。

合峰から滝ヶ原峠の間にはアカヤシオはほとんど見られなかった。



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滝ヶ原峠付近から、女峰山様と大真名小山。



車道を下る。


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もしかして、今日は桜がメインだったかな。


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道々にて。


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道々にて。大真名小山。


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道々にて。男体山。



九桜沢の小道から、「日光植物園」バス停に辿り着いた。バス停には、オッサンがお一人。オッサン曰く「2本前のバスが、まだ来ない」。ムムムッ・・・。ところがドッコイ、それからすぐにバスが来た。アキ席は2席で、平和だった。
東武日光駅では、残り1席の特急券が買えた。
歩きは遅いが、交通機関がラッキー続きで、思いのほか早く帰宅できた。


イノシシ像は、取り敢えず安心した。が、取り敢えずである。なにか、今後も動きがありそうな気配を感じる。
馬頭石と石祠は、次の機会にという事になった。まぁ、いつになるかわからないが。
アカヤシオは、世間のウワサを信じて出かけたが、少しだけガッカリ気味だった。年較差なのか、タイミングが悪いのか、世間の評価が高すぎるのか。はたして・・・。


合峰から先の笹の消滅も気になる所。奥武蔵、長沢背稜につづいて、日光よ、おまえもか!

山行日:2017.4.30
目的地:瑠璃殿南方の愛宕(イノシシ像)、気生ノ宿(化星ノ宿)東方の馬頭石と石祠。
コース;東武日光駅(7;45)~瑠璃殿~869m峰・松立山(9:10)~897m峰~戻る~東方の小尾根を下る~790m付近まで下る~馬頭石発見できず~戻る~897m峰~気生ノ宿(10;20)~合峰~鳴虫山(11;20)~少し戻る~日光修験道ルート~山の神~千載宿~969m峰~滝ヶ原峠付近(12;40)~日光植物園バス停(13:40)=バス=東武日光駅



今年の一月に、ななころびさんのブログで愛宕の石像がおかしな事になっているとの報告があった。特にイノシシ像が台座から消えているとの情報は衝撃的であった。その後、イノシシ像は雪に埋もれていた事が判明したようだが、やはり台座からは降ろされているとの事。イノシシ像ファンとしては、現状を見ておきたい所である。

愛宕のイノシシ像を見に行くならば、気生ノ宿東方の馬頭石とその近傍にあるという石祠も訪ねてみたい。

それに、なんと言っても、評判の高いこの時季ならではの鳴虫山のアカヤシオを堪能しようではないの。

などと、課題山積で鳴虫山に向かったのである。



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まずは、瑠璃殿。ここは、近年、大分整備されたように感じる。


日光市庁舎裏にある瑠璃殿の右手の小尾根を登る。



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おおっ、隣の尾根は桜にまみれておる。



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わずかな登りで愛宕に到着。ややっ、イノシシ像は、・・・。



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元の台座に戻されている。



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一見、健全のように見えたが・・・。



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「ん像」の足が欠落していた。特に後ろ足は最近の欠落に見える。



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「あ像」の尻尾は欠落。ケツの穴は大丈夫。このケツのラインがなんとも美しい。



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仁王像は、以前の位置とは異なり、騎馬将軍の収まる石祠に立てかけてあった。



周辺は、以前は草ボーボーだったが、今はかなりスッキリしている。なにかしら、異変があったのは事実のようで、今後の成り行きが心配である。


タバコを吹かせて、オサラバ。



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イノシシ尾根の前半は桜が咲き誇っていた。



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ヒヒヒッ・・・・、足が前に出ん。



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余禄にしては、禄高が大きい過ぎる。クククッ・・・。


鳴虫山の桜などとは、トント聞いた事がないが、ラッキーだ。全然先に進まん。


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869m峰・松立山に到着。ここらよりアカヤシオが現れはじめる。


松立山で、朝飯代わりの菓子パンを食う。


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女峰山様をパックに。花数は少ない。



ユルユルと登って897m峰に到着。

HP「Welcome to Nikko」によると、897m峰の手前から東に伸びる尾根に、半ば土に埋まりかけた石祠があるという。これに従い少し戻り、


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顕著な小尾根を東に下った。


目を皿のようにして、石祠を捜しながら下った。やがて杉林となり傾斜が緩んだ。石祠は見当たらない。もう少し下ってみよう。

結局790m付近まで下ってみたが、馬頭石も石祠も見つからなかった。

登り返しで、見つかるかもしれないと思い、キョロキョロしながら歩いたが、主尾根まで戻ってしまった。


実は、「全踏査 日光修験 三峯五禅頂の道」にも馬頭石と石祠の記述があるのだが、「Welcome~」の記述とは微妙に異なっていたのだ。「全踏査~」は概念図なのではっきりはしないが、「welcome~」の記述の尾根よりも1本南の尾根を示しているように見える。

しかしながら、いつものように、「今日は、もういいや」の「あきらめ節」が頭をもたげて、そのまま気生ノ宿に向かった。



つづく。

行った日:2017.4.29


天気予報では、午後から天気が悪くなるといっている。
今日の山歩きはやめておこう。


そこで、近場の「ツツジの清水公園」と「藤の牛島」行ってみた。



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清水公園。



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清水公園。



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清水公園。



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清水公園。



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清水公園。



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清水公園。



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清水公園。




東武野田線で「藤の牛島駅」に移動。「藤の牛島駅」から「牛島の藤」へ。



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牛島の藤。


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牛島の藤。


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牛島の藤。


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牛島の藤。


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牛島の藤。


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牛島の藤。


道に迷って、

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やっとこ、古利根川に出た。




ブラブラと、春日部の駅まで歩いた。

ん、雲一つない天気。

う~ん、山へ行けば良かったかな?

行った日:2017.4.23



本日は、なにかしら催しがあったのか、おびただしい人々がリュックを背負って歩いていた。


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植物振興センター。サクラソウ。



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植物振興センター。サクラソウ。



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植物振興センター。サクラソウ。



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植物振興センター。サクラソウ。



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植物振興センター。サクラソウ。



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植物振興センター。サクラソウ。



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植物振興センター。サクラソウ。



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植物振興センター。サクラソウ。



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植物振興センター。



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植物振興センター。八重桜はまだ健在。



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植物振興センター。



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植物振興センター。リンゴの花びらが~、今日は風に吹かれていた。



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興禅院。ナゲさん。



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弁財天。



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道々にて。春の紅葉。



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一輪草自生地。あんなにかわいらしかったヤツが、チョット目を離したすきに、こんなんになっちゃった。


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一輪草自生地。



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一輪草自生地。一輪草。



もう少し寄りたい所もあるが、今日も時間切れで帰途につく。

山行日;2017.4.22
目的地;リュウゴッパナ、笠山
コース;東武東上線小川町駅=バス=やまなみ前バス停(7:35)~浄蓮寺~道迷い~物見山(8;50)~道迷い~リュウゴッパナ(9:20)~ツルキリ山~萩平~萩平浄水場~一般道の西側の尾根~笠山(11:40)~一般道~萩平(12;40)~常光寺(13:10)~御堂川~和紙の郷バス停(13:50)=バス=東武東上線小川町駅


この冬、笠山を訪れて、桜の木が多い事に気がついた。
桜狙いで笠山に行く事にした。登りはまだ未踏のリュウゴッパナを経由する事にしよう。


ヤマ勘で、「やまなみ前」バス停でおりたら、なんと浄蓮寺が目の前にあった。


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浄蓮寺。


浄蓮寺は、武蔵松山城の上田氏の菩提寺と伝わる。上田氏は、武蔵松山城の激しい争奪戦に巻き込まれた一族である。


浄蓮寺近くからリョウゴッパナに向かう道があるはずであるが、見つからない。取り敢えず、浄蓮寺の墓地の脇の道を歩いてみると、「外秩父7峰ハイキングコース」の標識があり、これに従う。途中、明瞭な道型が左右に別れた。ここでもヤマ勘で左の道を進んでみた。沢沿いである。やがて道は消えた。ヤマ勘がはずれたようだ。上方にガードレールが見えたので、グズグズの斜面を登る。ヤットコ車道に出た。

昭文社の地図に出ている道を辿って物見山、リュウゴッパナに向かいたいのだが、道が見つからず、延々と車道を辿る。

至近正面に、どうやら物見山らしき山体が見えた。車道の脇に登山道をようやく発見した。


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登山道を辿ると、道は物見山を巻くように着けられていたので、尾根通しに物見山に向かった。地図からは判らなかったが、かなりの急斜面で木につかまりながら登った。着いた物見山は樹林に覆われた頂きで、展望は得られなかった。

登山道に戻ると、


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桜が現れた。


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青空が垣間見えた。


一旦、車道に出た所に、オッサン一人。小川町駅から歩いてきたそうだ。これから外秩父7峰を歩くと言っていた。お一人で、そう言ったコースをヒッソリと歩くとは、清く正しい御仁であるなぁ~。

明日は、その「外秩父7峰~」の大会があるようだ。俺はできれば、天気のよさそうな明日に歩きたかったのだが、そんな大会の喧騒に巻き込まれるのはマツピラゴメンである。快晴が望めなくとも、今日の日を選んだ。



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ツツジも現れて、


桜とツツジに目が奪われて、足が前に進まん。巻き道をバシバシ写真を撮りながら歩いて、ふと振り返ると、なんだか、リュウゴッパナのように思われるピークが見えるではないの!
こりゃぁ、行きすぎた!リュウゴッパナは主稜線から外れたピークである。戻る。


適当な所から尾根に這い上がると、はたして道が現れた。道を辿って、



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リュウゴッパナに到着。なんのヘンテツも無い所。


主稜線に戻ると、そこには「ツルキリ山」の標示があった。昭文社の地図では、道は「ツルキリ山」を通過しているように書かれているが、実際には道は「ツルキリ山」を巻いていた。
ツルキリ山から主稜線沿いに南に下った。道は無い。存外の急斜面で、先が見えないほどだ。左手に回避
すると、右側に大岩が見え、何とか下ると馬頭碑のある所で登山道に合流した。

あとは、桜を愛でながら歩くだけ。


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足元にも、色々な花が咲いていた。


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萩平の集落に到着。


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萩平集落から、ツルキリ山を振り返る。


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萩平からは一般道を辿らず、一般道の一本西の尾根を歩いた。その尾根の起点、萩平浄水場付近。


この尾根には、桜の木がたくさんあった。咲いているだろうか?


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道々にて。



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ヒヒヒッ・・・。咲いているヨ。


こんな尾根を歩くやつはいないだろうな。クククッ・・・。



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足が、前に進まない。



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プファ~。


笠山の南で主稜線に合流。
笠山に向かう。


誰も居ない山頂で、チギリパンを食っていると、何組か上がってきた。

オサラバ。


一般道を萩平に向かって下る。

萩平の休憩舎でタバコを吹かしていると、屋根に雨音が。ムムムッ・・・。


幸い雨は小ぶりであった。車道を下り、


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常光寺に到着。


延々と御堂川筋の車道を下る。


途中、観音山を掘り尽くした硅石工場を通過。


和紙の里バス停に到着し時刻表を見ているそばから、バスがやってきた。蕎麦を食いたかったが、そのままバスに乗り込んだ。


天気はイマイチだったし、前半の道迷いはひどかった。しかし、腹いっぱい桜を見る事ができた。

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