2016年05月

行った日:2016.5.30


朝から雨が降っていた。

小降りになった午後から、安行へ行ってみた。


色々なアジサイがあるものなんだなぁ。



イメージ 1
植物振興センター。



イメージ 2
房がへんな形。



イメージ 3



イメージ 4



イメージ 5
花の形が普通じゃぁない紫。


イメージ 6
青。


イメージ 7
普通の紫。


イメージ 8
花びらが厚い白。


イメージ 9



イメージ 10



イメージ 11
どことなく変わっている。


イメージ 12
興禅院。アジサイではありません。こいつも群生しているとゴージャスに感じる。


イメージ 13



イメージ 14



イメージ 15



イメージ 16
花の形が変わっている。


イメージ 17
花の形が変わっていて、小さい。


イメージ 18
お寺なので。


イメージ 19



イメージ 20
あれ、おんなじのがあったけ。


イメージ 21
花の形が変わっていて、花の数が少ない。


イメージ 22



イメージ 23
ゴージャスに。


イメージ 24



イメージ 25
花の付き方がカッコイイ。




もう少しあるのだけど、写真掲載を受け付けてくれなくなっちゃった。

それにしても小学生以下のコメントですなぁ~。

山行日:2016.5.29
コース:舟石峠南鳥獣観察舎(8;00)~舟石新道~熊の平~尾根に乗る~(10:50)塔の峰(11:30)~日ヶ窪峠(12:10)~舟石新道~鳥獣観察舎(15:10)


ハイトスさんやたそがれさんが舟石新道歩きを御発表になられたのは、もう随分昔の事のように感じてしまう。

その直後、秩父の寂峰で偶然足尾のRRさんとお会いして、足尾の山の様子などをお聞きした。足尾の山にこれほど精通した方がいらっしゃるのかと驚いたものだ。RRさんからは舟石新道の事も聞いていた。全体に傾き、通しで歩くのはツライとだけ言っていた。塔の峰に関してはツツジの季節か秋が良いとおっしゃっていたと記憶している。

たそがれさんからは「舟石新道遊び」なる微妙なニュアンスでコメントをいただいたりしていたと思う。塔の峰を訪れた時は、山腹を辿る廃新道で道を失う事を考えるととても実行に移す気にはなれず、庚申山に抜けた。

今年のツツジはどこも凄い事になっているようだ。足尾のRRさんの言葉を思い出し、塔の峰に行ってみる気になった。しかし、現状、足の状態が思わしくなく、庚申山まで歩ける自信は無かった。では、舟石新道で帰るか。となれば、あまり好きではないGPSのお世話になるしかあるまい。


と言う事で、早速通販で安物のGPSを購入した。ちなみに初代GPS(ガーミン)は2年ほどでぶっ壊れて、それっきりになっている。



鳥獣観察舎の脇にスペースがあり、ここに車をとめた。前回は観察舎下方の沢筋から歩き始めたが、今回は、鳥獣観察舎周辺をシツコク歩き廻って舟石新道を捜した。が、まともな道は見つからず、多分これだろうと、思われる踏み跡様を辿った。すぐに林道開削により踏み跡が途絶えた。適当に回避すると、再び踏み跡が現れた。左下に見える沢床は意外に近いし、そちらの方が歩き良さそうに感じる。しだいに道は明瞭化する。
左に見えていた沢を簡単に渡り、乗っ越峠に至り、ここで本日一回目の道迷い。向山とは反対側の尾根筋に乗ってしまった。すぐに気が付き乗っ越峠に戻り、明瞭な山腹道を辿る。



イメージ 1
熊の平到着。この塚は何なのか?シャベルが何とも足尾らしく感じてしまう。


熊の平から舟石新道を捨てて、尾根に乗った。
こんなに急だったけか?と思うような斜面を登る。


イメージ 2
山ツツジのオンパレードであった。


イメージ 3
ウヒヒヒッ・・・。


イメージ 4
山ツツジはこれでもか、と言うほど続いた。


イメージ 5
傾斜が緩んで、樹間より。中倉山の尾根に赤い列が遠望できた。家に帰って、写真を良く見ると、中倉山南腹にかなりの大きさの石塔のようなものが見えるのだが?



今日は天気も良く、気分が良い。

1500m付近はシロヤシオが充満しておった。ミツバツツジは全て落花。残念。



イメージ 6
塔の峰に到着。



イメージ 7
有名なたそがれさん私製の山銘板。小さくて清楚でいい感じのものでした。



イメージ 8
小さいながら存在を主張するシロヤシオ。



最近は中倉山周辺では登山者が増えているので、塔の峰にも誰か現れるかなと思っていたが、誰ぁ~れも現れなかった。


イメージ 9
大分、長居をしてしまった。日ヶ窪峠に向かおう。


イメージ 10
庚申山。


イメージ 11
袈裟丸山。


日ヶ窪峠へは、明瞭な踏み跡があった。
緩い斜面の笹原と周辺の新緑が美しい所だった。それに加えて見事なシロヤシオ。周辺を歩き廻ってしまった。
気が付くとあらぬ方向の踏み跡に誘い込まれていた。GPSを見ると簡単に軌道修正ができた。ありがたいモンですなぁ~。


イメージ 12
やがて、森に入り、再び山ツツジの世界となると、


日ヶ窪峠と思われる平坦地に出た。
所が、庚申山方面への舟石新道の踏み跡と金属プレートは確認できるものの、熊の平への踏み跡が見つからない。1455.9mの三角点まで行ってみたが、それらしき踏み跡は見つからなかった。日ヶ窪峠に戻る。

日ヶ窪峠にて、あたりを観察して、「これが踏み跡かもしれん」と思われる極々カスカナな痕跡に入ってみると、すぐに金属プレートが見つかりホットした。


イメージ 13
やっと見つけた舟石新道を示す金属プレート。


舟石新道は、明瞭な道型が残っている所が多いのは事実だが、不明瞭または全く道型が失せている所があった。多くの藪山通の皆様は「金属プレートを追えば大丈夫」と表現されているが、俺には無理だった。
道型明瞭の部分では、金属プレートの発見が容易であった。道型が失せると金属プレートが見つからないのである。恐らくは倒木や金属プレートの脱落箇所で、通行される人々が一定の場所を通らなくなり、益々道型が消滅して来ているのではないかと想像するのだが。


とりあえず、そんな所ではヤマ勘で歩かざるを得ないのである。


何度も歩く方向に躊躇しながら歩いてきた。



イメージ 14
深い沢の食い込みの傍で。



イメージ 15
相変わらずの咲きっぷりだが、余裕は無い。



イメージ 16
なんか、岩がちになってきた。


少し岩が多くなってきた。
金属プレートを確認して先に進むも、道型が失せる。先には大岩があり通行できそうにない。金属プレートまで戻る。辺りを見回すも次の金属プレートはみつからない。こんな時の為にGPSを持ってきたのだ。ヒヒヒッ・・・。

GPSを見ると、
「ナンジャこりゃぁ~」
思わず叫びそうになった。ここまでの軌跡が無茶苦茶で、何処に居るのやら判らない。ムムムッ・・・、まずいねぇ~。アセル。

こう言う時には、まずはタバコを吹かそう。

下に下る選択肢は俺には無い。ロープは持ってきていないし、あってもロクに使えない。上に行くしかあんめぇ~。

取り敢えず、斜面を登った。僅かで小尾根上に出た。すると、左手に踏み跡が見えた。取り敢えず踏み跡を追ってみたが、金属プレートはみつからなかった。これは舟石新道ではないな。小尾根に戻る。もう一度GPSを見る。リセットして衛星電波を捕捉してみると、現在位置の標示はやはりおかしな位置(尾根上ではない)を示しているが、先ほど見た時よりも舟石新道に近い所を示していた。これまでの行程を考慮すると、どうやら2.5万図の1231m標高点のある小尾根の上の方に居るように思われる。舟石新道は1231m付近を通っているはずである。だとすれば、この小尾根を下ればよいか・・・。
それを信じて、小尾根を下った。5分程で明瞭な舟石新道に戻れた。助かった~。

ここから熊の平までは大した距離ではない。もう大丈夫とと思ったが、そうもいかなかった。

再び道型が不明瞭になる。薄い踏み跡が上と下に別れていた。金属プレートは見えない。取り敢えず上を選択。しだいに足の置き場にも困るようになり、戻る。下の踏み跡を辿る。こちらも同じようなもの。上を見上げると何と金属プレートが見えた。クソッタレ!

などと、ドタバタ歩きが続き、ようやくにして熊の平に到着しヘタリこんだ。

今度こそもう大丈夫と思ったが、何を考えての事か、気が付くと沢筋に沿って下っていた。あ~ぁ、イヤになっちゃうねぇ~。熊の平に登り返す。


ようやく鳥獣観察舎に帰還。
さすがにドタバタ歩きも終焉を迎えた。と思っていたが、もう一発やらかした。


大間々の町で何故か道迷い。
「岩宿遺跡入り口」
ん?ここから大渋滞。国道50号線は遥かに遠かった。

さらに東北道も大渋滞。途中で車が引っくり返っていた。家に着いたのは20:00近かった。非常に疲れた一日が終わった。



「舟石新道遊び」は、これが最初で最後かな。楽をしようとして舟石新道を歩いてみたものの、自分のレベルを越えていた。塔の峰、日ヶ窪峠までは非常に楽しかった。次回があるとすれば、庚申山に抜けるか仁田元沢源頭部の横断かな。GPSの限界も判たっし。


最近、土曜出勤が多くなっていたので、翌日はめずらしくも休暇を取得していた。疲れた身には、幸いと言えば幸いでした。

二子平から、台石山に向かった。


向かったつもりが、なぜか二子山ルートに乗ってしまったようだ。



イメージ 1
二子山と台石山の中間鞍部を目指したが、いつの間にか見覚えのある二子山ルートに乗ってしまったようだ。



二子山に用はない。高度計を見ながら、山腹をトラバース。二子山と台石山の鞍部に辿り着いた。

台石山への急斜面を登る。



イメージ 2
ゼーゼー言って、ようやく台石山に到着。



イメージ 3
台石山から袈裟丸連山。



イメージ 4
台石山から皇海山。



イメージ 5
台石山山頂は、ツツジが満開。この山ではツボミのツツジしか見た事が無かった。想像以上の咲きっぷりであった。



アンパンを食って、台石の上で寝っ転がった。だぁ~れも居ない山頂でツツジに囲まれて寝っ転がっているのは、とても気分がいい。
誰かが現れては気分は台無しだ。20分ほど寝っ転がって二子山鞍部に下った。



イメージ 6
台石山の下り。



イメージ 7
二子山鞍部付近。



イメージ 8
二子山と台石山に囲まれた窪状地は天然芝。気持ちいい~。


二子平北方まで下ってきた。磁石をセットして、餅ヶ瀬川南岸の尾根を目指す。小沢などを越えながら、やや複雑地形にビクビクしながら進む。左前方に尾根型が見えだした。あれに違いない。小沢を越えて、斜上すると、踏み跡様を発見。ヤレヤレ。



イメージ 9
クククッ・・・。たまりませんなぁ~。



イメージ 10
前回ここを歩いた時は、こんなに咲いてたっけか?



イメージ 11
なんとも、すごい咲きっぷり。



この後、数度に渡り、ルートミスを犯す。主尾根の屈曲、枝尾根多し。以前登った時は気が付かなかったが、下り利用は磁石と高度計では苦しかった。登り返すたんびに落ち込むワイ。自分の技術不足が原因だから仕方ないのだが。次回からは、下りでは使うまい。

ドタバタ歩きの末、左下に餅ヶ瀬林道が見えた所で、窪状を下る。簡単に餅ヶ瀬林道に降りられた。国道まで5分の距離だった。

国道を歩きながら、今日の課題の一つ、石仏捜しを失念しておったのに気がついた。まぁ、あのドタバタ下りではなぁ~。


今日もツツジにのぼせた一日であった。

山行日:2016.5.21
目的地:二子平
コース:沢入TN北・工場跡地付近大名沢左岸(8:40)~大難峠(9:00)~両毛国境尾根~二子平~(12:20)台石山(12:50)~二子平北方~餅ヶ瀬川南岸の尾根~餅ヶ瀬林道起点・国道122号(14:50)~沢入TN北(15:10)


昨年、行きそびれた台石山に行ってみよう。
今回は、沢入TN北にある工場跡地北側の沢に沿って大難峠を目指してみよう。

穏やかな沢筋の護岸に「大名沢」の銘板がはめ込まれていた。すぐに護岸は無くなり、細い流れを右岸に渡った。やがて水流は失せた。急斜面となるが取り敢えず大丈夫。上が明るくなって大難峠に至った。以前あった「大難峠」の案内は無くなっていた。

両毛国境尾根に乗ってしまえば、あとは上に登るだけ。シオレた山ツツジを見ながら歩く。しかし、



イメージ 1
高度が上がるにつれ、山ツツジが現れはじめた。



イメージ 2
巨石とツツジは、この山の特徴。



イメージ 3
シロヤシオが加わる。



イメージ 4
ミツバツツジも。



イメージ 5
1300m付近。



イメージ 6
たまりませんなぁ~。



イメージ 7
足が進まん。


そこら中を歩き廻ってしまった。



イメージ 8
すげぇ~なぁ、すげぇ~なぁ、と、一人はしゃぐ。



イメージ 9
芝の上で寝っ転がったりした。



イメージ 10
二子平の一角に着いたようだ。



イメージ 11
二子平に到着。



随分時間がかかってしまった。


誰も居ないと思っていた二子平には、春の小川のほとりで、二名の方が寝っ転がっていた。この雰囲気で声をかけるのは野暮と言うもの。二子山に向かった。



続く。

羽黒尾根を登って、


イメージ 1
羽黒尾根のシロヤシオ。


黒岩尾根合流点に達した。
この辺り、ツツジは見当たらない。少し登ってみたが、ツツジの開花の気配なし。
黒岩尾根を下る。



イメージ 2
黒岩尾根下部の笹原に出た。



イメージ 3




イメージ 4
水場付近。ミツバツツジは咲いていたが、山ツツジはツボミがほとんど。



イメージ 5
ミツバツツジはかなり咲いていた。



イメージ 6
稚児ヶ墓。ここら辺りから山ツツジが開花していたが、まだまだツボミが多い。



イメージ 7
少しずつ、山ツツジの開花が増えて。



イメージ 8
おおっ、下るに従い濃い色の山ツツジが現れる。



イメージ 9
ここにも・・・。



イメージ 10
ツツジ列が見えたので、奥の方へ行ってみたが、近づいて見るとツボミだった。



イメージ 11
箸休め。



イメージ 12
殺生禁断境付近は、満開。




西参道へ下ると、ちょうどバスがやってきたので飛び乗った。


黒岩尾根のツツジは、まだツボミが多かった。稚児ヶ墓の上は、これからが本番。ツツジ祭り初日といったところか。

↑このページのトップヘ