2015年12月

行った日:2015.12.31
目的地;高見城(四津山)
コース:東武東上線小川町駅(9:45)~(11:30)高見城・四津山神社(12;15)~小川町駅(13:00)



比企丘陵には平安時代から戦国時代にかけての多くの城がある。青鳥城~松山城~杉山城~高見城と直線城に中世の城がならんでいると言う。ただ、つい最近まで高見城の位置を正確に知らなかった。
先日HP「山登りに行きたい」のHIDEJIさんが、高見城を訪れた記事を拝見し、その位置を正確に知った。高見城が四津山という小山にあるそうだ。


東武東上線小川町駅に降り、いつものように便所に駆け込んだ。正直危なかった。

バス停で、熊谷行きの時刻を見ると、大分待たされる事が判った。仕方ない歩こう。
「でかまっぷ埼玉」をたよりに歩いた。

延々と歩いて、


イメージ 1
おおっ、あの山が高見城ではあるまいか!


なおも歩く。近隣の農家の爺さんが家から出てきたので、四津山の道順を聞いた。どうやらこの道を歩いていけばいいらしい。


イメージ 2
大分近づいた。



四津山神社を示すポールに従い右折し、小さく登ると犬に吠えられた。おいでなさったネ。犬に吠えられるのはHIDEJIさんの記事で承知していた。素知らぬふりをして歩いて行くとついてきやがる。それも承知の助だい。


イメージ 3
犬に吠えられながら、四津山神社入り口を発見。



イメージ 4
少し進むと、「史跡高見城」とあった。おっ、犬がいなくなったねぇ~。


かなり急なコンクリ道を登る。


イメージ 5
写真より急です。



イメージ 6
えへっ~。勘弁してくれ~。


イメージ 7
汗ばんだ所で、四津山・四津山神社・高見城に到着。


お一人、いらっしゃいました。


イメージ 9
比企丘陵からは、笠山と堂平山が必ず良く見えるのだ。



イメージ 8
今登って来た所を見下ろす。確かに中世武士が好む典型的な地形だよなぁ~。


先着のオッサンと長話になった。オッサン、今年388回目の登頂だそうだ。一日2回登っているのかい!地元の方だった。鎌倉街道の位置を聞くと、おおよそ山頂から見える県道の辺りだとの事。なるほど。
オッサンが、昼飯を食いに帰った所で、俺は山頂付近の城跡見物に向かった。


イメージ 10
四津山山頂の案内板。案内板には四津山城とあるが、多分高見城が別名なのであろう。


イメージ 11
なるほど。


イメージ 12
いい感じである。



イメージ 13
本郭、二郭、三郭と明瞭に残存していた。(写真じゃぁ判んないけど。)


高見城山頂付近の遺構残存状態はかなり良かった。三郭の先にも小道があり、これを辿ってみたが、しだいに急斜面となり藪めいてきたので、引き返した。

予定よりも大分遅い時間になってしまった。そろそろ山を降りよう。


イメージ 14
中腹の案内板。

中腹に犬走りの小道がありこれを辿る。先には、削平地があった。なおも小道が続いていたが、ここも藪めいており戻った。


イメージ 15
山を下りきると、さっき吠えていた犬がおとなしく日向ぼっこをしていた。この犬、お帰りの人には吠えないのかな。


イメージ 16
四津山を振り返る。


予定では、杉山城に行こうと思っていたが、だいぶ時間が過ぎている。足もしびれてきた。県道に戻った。
バス停で、時刻表を見た。小川町行きも熊谷行きも1時間以上の待ちである。仕方ない、小川町駅まで歩こう。



高見城は、なかなかの城跡であった。今日見た以上のものは無いのかも知れないが、もう少し藪めいた小道を辿りたかったなぁ~。

行った日:2015.12.29
目的地:金子氏宝篋印塔、加治丘陵
コース:JR八高線金子駅(10:15)~金子氏宝篋印塔~県道63号線~桂川神社~谷ヶ貫寺~桜山展望台~南コース~西武池袋線仏子駅(13;00)


源平合戦の時代に活躍した武蔵七党村山党金子十郎家忠ゆかりの地を訪れ、加治丘陵を横断してみよう。


河越駅で小便をしていたら、八王子行の電車が行ってしまった。しまったなぁ~。次の電車まで随分と時間がある。こんな時に限って、本を持ってくるのを忘れてる。駅の売店で「ニュートン」を買った。火山特集で、かなり面白かった。

そんな訳で、八高線金子駅に着いたのは10時を過ぎていた。
「でかまっぷ・埼玉」を見ながら金子氏宝篋印塔に向かう。歩き過ぎて、青梅市との境まで来てしまった。少し戻る。

広大な墓地に入る。この中に金子氏宝篋印塔があるはずだが見つからない。丘の斜面の頂稜部まで来てしまった。観音像が下に見えたのでそちらに向かう。



イメージ 1
墓地の観音像脇から展望。すこぶる展望が良い。


観音像からさらに下に怪しげな一角が見える。あそこかもしれんなぁ~、と思い下る。



イメージ 2
あった、あった。金子氏宝篋印塔。


イメージ 3


お次は桂川神社に向かおう。



イメージ 4
桂川神社。


イメージ 5


さて、県道に出てバスに乗りましょう。
バス停にはちょうど到着時刻に着いたのだが、バスが来ない。う~ん、すでに行ってしまったのか?仕方ない、歩こう。

県道をノソノソ歩いているとバスが通過して行きやがった!次のバス停で時刻表を確認すると・・・、ありゃりゃ・・・。どうやら俺は、前のバス停で休日運行を見ていたようだ。本日は平日でありました。体の具合が悪いが、頭の方もヤラレている。

腹が減った。食堂を捜すも全然なし。コンビニも無いのぉ~。酒屋があったので、自販機で缶コーヒーを飲んだ。酒屋の爺さんが店から出てきたので、「この辺に食堂はありませんか」と聞くと、「無い、客が来ないので皆やめた」そうだ。桜山展望台の道を聞くと、「そこの道だよ」と。おおっラッキーだ。

舗装された道を登って、人家が途絶えた所で立ち小便をすていたら、上からランニングのオッサンが降りてきた。とっさに小便を止めチャックを上げる。いやな感じ。

桜山展望所には、すぐに着いた。


イメージ 6
桜山展望所。20m超の階段をエッチラ登る。



イメージ 7
桜山展望所より。ピンボケなので、白黒加工した。右:大岳山から左に馬頭刈尾根と馬頭刈山。


馬頭刈尾根が見えると、何故か嬉しい。


イメージ 8
桜山展望所より。中央に武甲山。その左に大持ち・小持ち、その左のタワミが鳥首峠。

大持ち山の左下に白い所が見える。白岩であろうか。


イメージ 9
桜山展望所より。東京方面。左側に細い塔が見える。東京スカイツリーであろうか?


南コースで仏子駅に向かった。


イメージ 10
こんな感じのアスファルト道を下る。


すぐに広大な武蔵野音楽大学の敷地と隣接するようになる。広い車道に出て、仏子駅に向かった。


仏子駅周辺にも食堂が無かった。駅構内の自販機でクリームパンを購入。固くてパサパサでまずかった。

秋津駅で降りて、ラーメン屋に入るも、こいつもマズかった。


いろいろとツキの無い歩きであったが、加治丘陵からの展望は予想外に良かったしソコソコ歩けたので満足して帰宅する事ができた。

行った日:2015.12.26
目的地;巾着田、高麗峠
コース;西武高麗駅(9:30)~巾着田~高麗峠~宮沢湖~道迷い~飯能桜の森~中居交差点~加治神社~西武飯能駅(12:50)



ここ数カ月、山らしい所は歩いていない。平坦な所をヤットコサ歩いているのが現状だ。
それでも、山っぽい所を歩いてみたいという欲求はある。

山渓社「分県登山ガイド埼玉県」をパラパラとめくって、どこかに俺でも歩けそうな山っぽい所はないものかと捜したのが、高麗峠であった。


西武池袋線高麗駅に降りたのは9時半を過ぎていた。道標に従い巾着田に向かう。鹿大橋を渡るとすぐに巾着田に着いた。



イメージ 1
巾着田。


巾着田には初めて来た。日和田山から見ると見事な巾着形をしているのが判るが、現地ではその形はほとんど判らなし、田圃も無かった。



イメージ 2
巾着田からの日和田山。



イメージ 3
巾着田から高麗川を渡る。



イメージ 4
高麗川を渡って、巾着田を振り返る。青々している所が、彼岸花の群生地のようだ。



イメージ 5
高麗峠への道にて。



イメージ 6
高麗峠の道にて。顔を削られた石像。傍らに、熊野修験道青岸渡寺の札。



イメージ 7
高麗峠。


ここから宮沢湖に向かった。


イメージ 8
緩やかな道を小さく上下した道が続く。


「カコーン」と軽快な音がして、「おおっ~」と声が聞こえる。


イメージ 9
ゴルフボールよけの網地帯。


どうやら、この道は、両サイドがゴルフ場になっているようだ。


イメージ 10
名残の黄葉。



イメージ 11
おおっ、宮沢湖か!


すでに疲れていた。


イメージ 12
宮沢湖をグルリと廻って、加治神社に向かう。


所が、途中で道に迷った。
「飯能桜の森」なる所へ出てしまった。地図を見るもそんなものは出ていなかった。

道はいくつかある。取り敢えず直進した。
道が下り、お寺の脇で舗装道に出た。お寺の前に大きな観光地図があったので、現在地を知る。

ここから加治神社はそうは遠く無かった。


イメージ 13
加治神社案内板。



イメージ 14
加治神社。


かなり疲れた。
ここからは一本道で飯能駅だ。
途中、蕎麦屋でケンチンうどんとピールを注文。

飯能駅からはぐっすり眠って、あやうく乗り過ごす所であった。


まだまだ、普通の山には行けそうもないねぇ~。

行った日:2015.12.20




先週が最盛期だと思われた安行興禅院の紅葉だが、今週も散り残り程度はあるだろうと行ってみた。




イメージ 1
弁財天入り口。おおっ、まだまだ!




イメージ 2
とは言え、やはり散り残りが。




イメージ 3
いい色のモミジは、おらんかねぇ~。



イメージ 4
ひひひひっ・・・。



イメージ 5
プファ~。



イメージ 6
まだ、まだ見られるねぇ~。



イメージ 7
アラ~。


イメージ 8



イメージ 9
興禅院参道は、少しさびしくなった。

そりゃぁそうだよ。もう12月も半ば過ぎだもの。



イメージ 10
植物振興センター。蝋梅が綺麗に咲いていた。



今年の安行の紅葉見物も終わりかな?

行った日;2015.12.12


平林寺の帰り、安行興禅院へ行った。



イメージ 1
興禅院下・弁財天。


イメージ 2
弁財天。



イメージ 3
弁財天。




イメージ 4
興禅院裏・期間限定開放地。




イメージ 5
興禅院。




イメージ 6
興禅院。




イメージ 7
興禅院。




イメージ 8
興禅院。




イメージ 9
興禅院。




イメージ 10
植物振興センター。




安行興禅院の紅葉は、ようやく見頃を迎えた。

それにしても、遅い色付きだった。

一時は、茶色く縮んだ葉っぱが多く、今年はダメかなとも思った。よくぞ、ここまで立ち直ってくれたものだ。

↑このページのトップヘ