2014年11月

行った日;2014.11.30
目的地:梅ヶ瀬渓谷、粟又の滝
コース:小湊鉄道上総大久保駅(8:50)~大福山~もみじ谷~梅ヶ瀬渓谷~梅ヶ瀬シャトルバス臨時停留所(11:40)=バス=小湊鉄道養老渓谷駅=バス=原の台バス停~遊歩道~粟又の滝~粟又の滝バス停=小湊鉄道上総中野駅(15:00)


今週もモミジ狩りに出かけた。
養老渓谷の代表的な紅葉スポットである梅ヶ瀬渓谷と粟又の滝である。



満員の小湊鉄道に1時間ほど揺られて、上総大久保駅に降り立った。降りた人は、数人ほど。一名がリュックを背にさっさと歩きだした。俺は、便所に駆け込み、そしてタバコを吸った。ゆっくりと歩きだした。

大福山に向かう舗装林道に入ると、いきなりカエデのお出迎えとなった。


イメージ 1
おおっ、いい感じじゃぁないの!


そして、紅葉を愛でながら神社のある大福山に至った。
ここから、モミジ谷を経由して、梅ヶ瀬渓谷に下った。


イメージ 2
もみじ谷。ククククッ・・・。


イメージ 3
みみじ谷の紅葉は、凄かった。


イメージ 4
もみじ谷。足が進まん。


そして梅ヶ瀬渓谷に降り立った。


イメージ 5
梅ヶ瀬渓谷から。


イメージ 6
梅ヶ瀬渓谷。ウヒヒヒッ・・・。


泥だらけの梅ヶ瀬渓谷を下った。


写真を撮ろうと、水流を渡ろうとした。足元の岩が崩れて、川に落ちた。水深10cmなので、足を濡らしただけなのだが、肩に激痛が走った。このあたり、けっこう観光客の皆様がいらっしゃる。何食わぬ顔で、岸に上がり、近くの岩に腰をおろした。涙があふれてきた。

濡れた足で、梅ヶ瀬臨時バス停に到着。定刻になってもなかなかバスが来なかった。遅れたバスに乗って養老渓谷駅に降り立った。駅には物凄い数の人々がいた。なにか催し物が開かれているようだ。

俺は、粟又の滝方面の原の台行きシャトルバスに乗ろうとした。行列ができていた。20分間隔で臨時バスが運行されているはずであった。待てど暮らせどバスは来なかった。50分待ちでようやくバスがやってきた。

原の台バス停から養老川の「滝巡り遊歩道」に入った。粟又の滝に向かうためだ。



イメージ 7
滝巡り遊歩道。


イメージ 8
ほどなく、粟又の滝に着いた。


イメージ 9
さきほどまで青空が広がっていたが、肝心な所で曇天となってしまった。


ぬかるんだ道を粟又の滝落ち口まで行ってみた。
思っていた以上の大きさの滝であった。満足して、粟又バス停に向かった。

ここでも、待てど暮らせどバスは来なかった。1時間以上待って来たバスは、バスの運ちゃん曰く、最終バスだとさ。

上総中野駅に着くと、電車は1時間半待ち。ウヘェ~。

食い物屋を捜す。ソバ屋があったので中に入ると、本日売り切れ、店じまいとの事。ムムムッ。


暇つぶしに、そこらを歩いていたらお寺の案内があり、そこへ向かう。


イメージ 10
お寺の紅葉。なかなかのものである。


お寺の裏手に七面山なる案内があり、七面山に登る。お寺から10分程で山頂についた。眺めはよい。房総の低い山並みが見えた。薄暗くなった所で、上総中野駅に戻る。

ようやくやって来たディーゼル車に乗った。お隣の養老渓谷駅で大量のお客が乗り込んできて、ギューギュー詰めになった。


養老渓谷の紅葉は、ウワサ通り見事なものであった。が、人と車の多さに閉口した。晴れた平日にもう一度行ってみたいものである。

山行日:2014.11.24
目的地:浄因寺、鑁阿寺
コース:東武足利市駅=バス=行道山バス停(8:40)~浄因寺~行道山・石尊山~大岩山~毘沙門堂~両崖山~織姫神社~鑁阿寺~東武足利市駅(13;50)


今日もモミジ見物を目当てに寺社巡りにでかけた。

足利市駅からバスに乗ったのは、俺を含めて3人のみ。モミジ狩りの最盛期にしては、なんとも少ない人数であった。全員、終点の行道山バス停で降りた。

俺は、コーヒーを飲み、タバコを吸って最後に出発した。バス停の名は「行道山」であるが、山頂のバス停ではなく、谷間のバス停なのである。

舗装道を呑気に歩いた。天気予報では、9時頃から晴れると言っていたが、その気配は全くなく、どんよりとした空だった。

やがて、駐車場が現れ、そこそこ車が止まっていた。駐車場の先に、なんと、モノレールが設置されていた。誰も乗っていないモノレールが上から降りてきた。

階段道となる。石仏、庚申塔がそこら中にある。

そして、浄因寺に着いた。


イメージ 1
おおっ紅葉しているではないか!


イメージ 2
喜んで、そこら中を歩き廻ってしまった。


イメージ 3


200円を払って、小峰に建つ清心停に入場。


イメージ 4
写真はうまく撮れなかったが、200円の価値あり!


晴れていればなぁ~、と思いつつ浄因寺を後にした。


イメージ 5
寝釈迦。実に小さいものだった。


行道山・石尊山は、ここからすぐだった。


大岩山を越えて一旦車道に出ると、朝バスに乗っていたオバサンがいた。織姫神社に行くと言っていた。
毘沙門堂まで一緒に歩いた。毘沙門堂で写真を撮っていると、オバサンは先に行くと言う。「毘沙門堂の階段を降りたら、車道を左へ行ってネ」と言って別れた。


毘沙門堂では大した写真も撮れず、ここを去る。車道に降り立つと、支尾根に沿って真っ直ぐ下って行くオバサンの姿が小さく見えた。アレレレ・・・、織姫神社に行くんじゃぁなかったのかい!
折よく、登って来た人がいたので、「この道は何処に行く道であるか?」と聞くと、「アスレチックである」との事。「アスレチックから足利の駅までは近いのか?」と聞くと、「いや、遠い」との事。
ありゃぁ~。俺は、おせっかいにも、オバサンを追って、支尾根を下った。「お~い、お~い」と呼んでみたが聞こえない様子。やっと声が届いて、「そっちは違うヨ~」

オバサン、ハーハー言って登り返してきた。

その後しばらく一緒に歩いた。

オバサンの山歴は凄かった。早月尾根とか七倉岳とか・・・。オバサン曰く「低山恐るべし」 同感でありますです。特に「関東ふれあいの道」は、道標こそ多いが、十字路や丁字路で→が中途半端な向きを向いている事が多いのだ。このルートでもそんな所をしばしば見かけるのである。


両崖山も紅葉の最盛期を迎えていた。薄暗いのが残念である。


なだらかな岩道となり、やがて公園化した広場に着いた。その右手下方に真っ赤なモミジの列が続いているのが見えた。俺は鼻血を指で押さえつつ、オバサンと別れてモミジ列に急行した。


イメージ 6
抑えようも無く、鼻血が噴き出した。


イメージ 7
もし、晴れていたら、大事に至っていたかもしれない。


これ以上ここに居ては、貧血になってしまう。
コースに戻った。


イメージ 8
織姫公園レストハウスから。あれは鑁阿寺か! ムフフフッ・・・。


取り敢えず、レストハウスに入った。今回の目的の一つに、ここでソバを食う事があったのだ。
十割ソバ大盛りを食って、半年越しの欲望をようやく満たしたのだぁ~。


織姫神社に下ったものの、モミジが少なくガッカリ。と思いきや、参道の階段で、これでもかのモミジ攻撃を受け、再び鼻血に染まった。


イメージ 9
織姫神社参道にて。


鼻を押さえつつ、平地に降り立った。
鑁阿寺へ向かわねば!

途中、足利市役所のモミジに圧倒される。これでは、足利市民は遠出してまでモミジ狩りをしようなどとは思わないだろうナ。



イメージ 10
鑁阿寺の大イチョウ。でか過ぎて全体を写せない。


イメージ 11
鑁阿寺にて。



鑁阿寺の紅葉も最盛期を迎えてるようだ。


こりゃ、晴れている日にもう一度こなければ!
来年の楽しみができました。

行った日;2014.11.23
目的地;吉見町安楽寺、八丁湖
コース:東武東上線東松山駅=バス=久保田バス停~息障院~横見神社~安楽寺~八丁湖~安楽寺~憩いの森~大王山自然公園~北向き地蔵~吉見百穴~松山城址=バス=東松山駅~箭弓神社~東松山駅


今年、クソ暑い時季に吉見観音と八丁湖を歩いて、カエデが多い事に気が付いた。そして、秋のモミジ狩りを狙っていたのだ。


「鴻巣免許センター行き」のバスに乗り久保田バス停で降りた。吉見町役場を過ぎ、ミニストップで、スパゲティーパンを買って食った。

T字路手前で「源範頼館跡」の案内を発見。ムムッ、これは行かねばなるまい。


イメージ 1
息障院。伝、源範頼館跡。


イメージ 2
息障院。


源範頼は、頼朝の異母兄弟である。木曾義仲を討ち、源平合戦、奥州征伐で大将を務めている。義経同様、後に頼朝から危険視されてしまった。
奥方がこの地方出身者で、数々の伝承が残る。吉見町の館跡の他に、お隣の鴻巣にも館跡の伝承地がある。


イメージ 3
息障院。


息障院を出ると、「横見神社」の案内の「→」あり。ムムツ、こちらにも行ってみよう。

横見稲荷神社も古かった。延喜式内神社との事。社域は狭いが、ナニゲに曰くありげな雰囲気を醸し出していた。後で調べなければ。

ここからは、お目当ての「安楽寺」の「→」が現れた。案内に従って歩くと、ほどなく安楽寺に着いた。



イメージ 4
安楽寺にて。クククッ。


イメージ 5
安楽寺。


安楽寺もまた古い。
しかし、松山城攻防戦(後北条氏と関東管領上杉氏)の折に、全て焼失との事。


イメージ 6
安楽寺。


安楽寺から八丁湖は近い。安楽寺の丘陵を下ると、


イメージ 7
八丁湖。


イメージ 8
八丁湖の遊歩道。


八丁湖を一周して、またも安楽寺に戻った。



イメージ 9
しつこく安楽寺。


安楽寺からは、予定外であったが「憩いの森→」の案内に従って歩いた。「憩いの森」がどこなのか知らないので、案内ポールを捜しながらの歩きとなる。丘陵の高みに沿ったルートだった。
「憩いの森」はたいして憩える場所でも無かった。薄っぺらな森の中の広場だった。

お次の案内は「大王山自然公園」であった。「憩いの森」から僅かな距離だった。

お次の案内は「北向き地蔵」である。ここも直ぐ近くであった。

北向き地蔵からは歩いた事があるので、緊張感は無くなった。すぐにソバ屋があり、十割ソバを食う。

お次は、吉見百穴である。


イメージ 10
吉見百穴手前にて。


吉見百穴は小学校の遠足以来の入場である。ほぼ50年ぶりの再訪となった。

300円を支払って中に入ってみると、アレレレ、こんなに狭かったけか・・・。小学生の時の記憶では、とても広大な百穴であったのだ!


向かいの松山城址に向かった。



イメージ 11
松山城址本郭より。奥武蔵の山々を望む。う~ん、このあたりからは笠山が目立つねぇ~。


少々歩き疲れた。東松山駅に戻る途中、バス停の時刻を見ると、すぐに来るじゃぁないの!バスに乗った。


事のついでに、と言っては語弊があるが、箭弓神社に寄る事にした。


イメージ 12
箭弓神社本殿の彫りもの①


イメージ 13
箭弓神社本殿の彫りもの②


イメージ 14
箭弓神社にて。


七五三で賑わう箭弓神社を後にして、帰途に着いた。



安楽寺、八丁湖とも青葉が混在していました。
八丁湖は湖畔道よりも、湖畔の少し上の小道に真っ赤なモミジが密生していました。

行った日:2014.11.22


今日も安行へモミジ狩りにでかけた。



イメージ 1
小林モミジ園①


小林モミジ園さんは、モミジ専門の植木屋さん。


イメージ 2
小林モミジ園②


小林モミジ園さんのモミジは、かなり色づいた。


イメージ 3
小林モミジ園③



イメージ 4
小林モミジ園④



イメージ 5
小林モミジ園⑤



イメージ 6
小林モミジ園⑥


俺は、小林モミジ園さんの廻し者ではない。

イメージ 7
小林モミジ園⑦




ハス向かいの興禅院は、僅かに色づいてきた状態。見頃は、まだまだ先。



イメージ 8
植物振興センター①



イメージ 9
植物振興センター②



イメージ 10
植物振興センター③



イメージ 11
密蔵院



金剛寺、峯八幡宮と廻って、自宅に帰った。

山行日:2014.11.16
目的地:湯沢モミジ谷右岸尾根
コース;釜沢越え登山口(7:50)~釜沢越え(8:15)~スグサリ越え(7:50)~湯沢~モミジ谷右岸尾根~裏縦走路(9:00休憩)~湯沢下降点(10:20)~湯沢(10:35)~釜沢越え(10:45)~釜沢越え登山口

=車で移動=上山~展望所~明山分岐~上山


今年も奥久慈に向かう季節がやってきた。徒然さんのブログ情報を見て、少し早いかなと思いつつも出かけてみた。
なお、今回は、肩痛により、なるべく岩の少ないと思われるコースを歩いた。結果、歩きとしては、とてもショボイものとなった。


イメージ 1
登山口付近。


釜沢越えで一服し、表縦走路を北上。途中道を1回ロスト。


イメージ 2
標識の棒に何か字が書いてあるが、難しくて読めない。多分、スグサリ越えと書かれているのだと思う。



スグサリ越えから東側に踏み跡あり。湿った道を下るとわずかな時間で湯沢に降り立つ事ができた。
正面の藪尾根がモミジ谷右岸尾根。モミジ谷右岸尾根は昨年yamasanpoさんがシモンさんと歩かれた所。今回も人様のパクリコースに向かったのだ。



イメージ 3
モミジ谷右岸尾根の最下部。ここから裏縦走路に向かって登った。


ここいらは、全く紅葉していなかった。


モミジ谷右岸尾根は、歩きやすかった。しかし、途中より岩が連続的に現れた。何という事も無い岩場が、肩が痛くて登り難い。半べそ状態で登っていると、黄葉した木々が点在しだした。


イメージ 4
モミジ谷右岸尾根にて。


イメージ 5



イメージ 6



イメージ 7
おおっ、カエデだ。


イメージ 8
クククッ・・・。


そして、背丈のスズ竹藪となった。


イメージ 9
スズ竹越しに。


スズ竹藪は僅かな距離で、スズ竹を突破した所が裏縦走路だった。


一服後、裏縦走路を南下。すると、モミジ谷の方から人の気配がした。
「セとナのルンルン山日記」御夫妻だった。確か2年前にも裏縦走路でスライドしていた。
「セ」さん「ナ」さんからミカンと柿を頂く。柿は大好物である。遠慮もせずに、7~8片も食ってしまった。長話に花が咲く。別れ際に、柿をさらに二つ頂いてしまった。俺の食糧はチギリパン1ッコだけ。何も出せずに、汗が出る。
セさん、ナさんありがとう。

篭岩山は、今の俺に越える事は不可能。篭岩山手前から湯沢源流に下り、釜沢越えに登り直し、駐車地に下った。



駐車地に戻って、時計を見ると11時前だった。上山に行ってみよう。

車で上山に行った。狭い駐車地は5~6台がいい所。今はほぼ満車。軽自動車の強みで何とか車を止めた。


イメージ 10
明山分岐付近。


イメージ 11


イメージ 12
来週はどうなるのだろう。


適当な所で引き上げる。


イメージ 13
展望所に戻った。




紅葉の状態は、

モミジ谷上部、上山明山分岐付近とも見応えあり。但し青葉の混在多く最盛期はこれからと言った感じでした。
不思議なのは、山麓の民家ではすでにカエデが真っ赤に色づいている事でした。

↑このページのトップヘ