2014年09月

裏燧林道から廻り込んで、尾瀬ヶ原を初散策。



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枯れ草の中に灌木紅葉が。




今日の宿泊地、竜宮小屋に着いた。
早速、ピールを飲んだ。

小屋の周辺を歩き廻ってみた。





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日が傾いて。


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貴婦人様が、ここにはたくさんいらっしゃいました。


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そして、本格的な夕暮れ時を迎えた。




9/28
朝、小屋の窓を開けると濃密な霧がかかっていた。

予定では富士見峠、皿伏山を歩いて沼山峠に向かうつもりであったが、この霧を理由に下田代、沼山峠に切り替えた。(霧は早朝だけだろうとの思いがあった。確信犯的コース変更。情けなし。)


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案の定、歩き出してすぐに霧は薄れてきた。が、思い直す気も無く下田代十字路に向かった。


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霧の向こうに燧ケ岳。


上の写真に熱心に写真を撮っているお方がいる。このお方に、「白い虹がでていますよ」と教えられた。
振り向くと、


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おおっ、確かに「白い虹」だ。


「白い虹」の情報は、前後を歩く人々に伝播していった。
俺は、「白い虹」を初めて見た。と言うか、「白い虹」など、今の今まで知らなかったのだ。

近くに居たオッサン曰く、「「白い虹」は竜宮近くで稀に出現する。」とのたまわった。



「白い虹」は間もなく消え、一点の陰りも無い晴天となった。


下田代十字路は、都会的様相を呈していた。何件もの瀟洒な山小屋が林立していた。明るく、朗らかに、若々しい賑わいがあった。
俺は、立ち止まる事も無く、そそくさとそこを通過した。

そして、暗い森の木道を緩く登って行った。最早、木道は乾いていた。前日のように足を滑らす事は無かった。少し、ウンザリした所で、「白砂峠」の古い標識を見た。ここから下りとなり、


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白砂田代で開けた。


ホド無く、沼尻休憩所に到着した。


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沼尻付近。


尾瀬沼の北岸から大江湿原に出ると、大勢の人々がいた。


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大江湿原付近。


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沼山峠を目指して。


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やがて、林間の登りとなり、点在する真っ赤なモミジなどを愛でながら歩くと。


沼山峠で、バスが待っていた。

山行日;2014.9.27~28
目的地:三条の滝、尾瀬ヶ原
コース;9/27 御池(9:50)~上田代(9:20)~ノメリ田代(9:30)~三条の滝(12:15)~平滑ノ滝~赤田代~ヨッピ橋~竜宮小屋(14:50泊)
9/28 竜宮小屋(6:30)~下田代十字路(7:00)~白砂峠(8:00)~白砂田代~沼尻(8:20)~浅湖湿原~大江湿原~沼山峠バス停(10:00)



裏那須の紅葉見物を目論んで、金曜日に三斗小屋温泉に電話をしたのだが、すでに満員との事。ガクッ。
あれこれ考えた結果、思い切って尾瀬に行く事にした。俺にとって尾瀬に行くのは一大決心であったのだ。


燧ケ岳はイヤと言うほど登った。至仏山しかりである。が、雪のある時期にしか行った事が無い。たった一度だけ、お付き合いで7月に尾瀬沼に行った事がある。沼山峠から行列に巻き込まれて、沼尻で引き返した事がある。以来全く行っていない。尾瀬ヶ原はアコガレの地であったのだ。(俺は湿原好きなのだ。)

桧枝岐スキー場の便所の前に車を止め、竜宮小屋に電話を入れたら、「泊まれますヨ」との事。う~ん、こうなったら行くしかあるまい。内心、「一杯でとまれませんヨ」のお言葉を期待していたのも事実である。


御池の駐車場は7ブの入りか。結構人が多そうで心配になる。

裏燧林道に入る。前後に人影は無く、一安心である。何にも増して、雲一つ無い青空が嬉しい。


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おおっ、紅葉だ。御池田代を過ぎて森に入ると、時として、信じがたい程に赤く紅葉した木が現れた。



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もう一丁。


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上田代。秋はこんなんだったんかい!


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たまりませんなぁ~。


上田代からノメリ田代を過ぎると、田代の連続攻撃は終わった。変わってジメついた木道が続いた。やや傾いた木道で足を滑らせた。瞬間、左肩に激痛が走った。

3ヶ月ほど前から左肩痛が始まり、日に日に痛みがひどくなっている。数年前に右肩が痛くなり、治るのに1年近くかかった。あれと全く同じ経過と痛みである。多分50肩というやつであろう。腕をダラリと下に垂らしている時は大した痛みは無いのだが、角度によって激痛が走るのである。下着の着替えなど泣きながらするのである。リュックを背負うのも背負うまでが悲惨である。リュックを背負って涙目で1分ほど立ちつくすのである。

木に足を滑らせて、どうしても腕でバランスをとってしまうのである。瞬間、激痛が走るのである。
それからと言うもの木道が怖くて、足の歩幅が極端に短くなってしまった。
それでも、足が滑り、うずくまる。そして、ジメついた薄暗い森の道が続いた。
また、足が軽く滑った。今度は左腕が動かなかった。そして、転んで手を着いた。グェ~。涙がとまらないヨ~。

悲惨な歩きが続いた。


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時折現れる真っ赤な紅葉になぐさめられて・・・。


木道が尽きて、下り坂となる。


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三条の滝はウワサ通りにスゴかった。この水量で、尾瀬の水は良く尽きないものた。


平滑の滝も期待していたが、その展望台からは、樹木が茂りスッキリとは見えなかった。ただ、その岩の膨大さは確認できた。


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やがて、傾斜が緩んできた。


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乾いた木道となり、涙目が収まった。


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そして、ついに尾瀬ヶ原の一角に出た。至仏山だぁ~。


喜びも束の間、再び森に入って、木道でズルっときた。ウウッ・・・。涙。

兎に角、ユックリ歩こうヨ、と自分に言い聞かせる。


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おおっ、もしかして景鶴山?与作岳?


つづく。

山行日:2014.9.20
目的地:三毳山
コース;東武日光線静和駅(8:00)~浅間神社山頂(8:40)~かたくりの里(9:50)~三毳山(10:20)~南駐車場(11;20)~東武佐野線佐野市駅(13:10)

早朝、最寄駅のホームに上がると「人が線路内に侵入」し、全線で運行停止との事。15分程待たされてようやく電車が動き出した。が、その後もダイヤは乱れまくり、東武日光線静和駅に降り立ったのは予定時間を大幅に超過した8:00前だった。

改札を出て缶コーヒーを飲んだら、いつもながらにクソがしたくなったが、駅の外にトイレ無し。駅員に交渉して駅舎内の便所を借りる。

2.5万図をたよりに歩きだす。県道桐生・岩舟線に沿って歩く。ここは栃木県、他県の名前を冠した県道もあるのか!

途中、2.5万図にある93.7m峰に立ち寄る。


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93.7m峰は村社浅間神社であった。

猿田彦大神と天の鈿女命を祭る。
蜘蛛の巣にからめとられる。


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秋めいてまいりましたなぁ~。


県道を延々歩き、


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ようやく、三毳山らしき山が見えてきた。


切通しを通過。やがてカタクリの里なる施設に着いた。施設は施錠されていた。


何となく歩き、野外ステージ脇を通過。階段道となる。どうやら、この辺りがカタクリ群生地のようだが、今は何も咲いていない。向こうの斜面をキャタピラ車が登っている。整備工事なのだろうか。

大汗をかいて山頂に到着した。


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三毳山山頂。電線が邪魔である。


山頂から唐沢山城を捜したが、「あの辺りだろう」程度。
さしたる展望も無く、一服してオサラバ。


標識は多いが、標識の地名が判らずマゴつく。主稜線を歩きたいのだが、判らん。向こうからやってきたオッサンに道を聞くと、下り加減の道が主稜線だとの事。何か良く判らんが、オッサンの言に従う。正解でした。オッサンありがとう。

幾つかの峰を越え、幾つかの車道を横断し、


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パラグライダー滑空池から。

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三毳神社。


三毳神社からは、急な石段の連続下り。あっという間に南駐車場に着いた。

三毳山の山際に沿って歩いた。


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川を渡って、三毳神社辺りの山。


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そして、三毳山あたりを振り返る。奥は馬不入山か?

2.5万図をたよりに佐野市駅を目指すも、新しく広い道などがあり地形図と異なるため、迷う。

佐野の工業団地の道を西進。
佐野ラーメンを食いたかったが、ラーメン屋は混んでいた。俺は混んでいる食堂は大嫌い。一風変わったガラガラの定食屋に入りミックスフライ定食580円を食う。ボリューム満点でスイカ付き。これは安い。得した気分で店を出る。

東武鉄道佐野市駅から電車で帰途に着く。

2500円の出費で一日楽しく遊ぶことができた。

山行日:2014.9.14
目的地:松木山(大平山・たいへいさん)
コース;銅親水公園(5;50)~大ナギ沢出会い(6:30)~1805m峰(10:15)~松木山(10:50)~道迷い~大平の分かれ・中禅寺湖南岸尾根(11:30)~白樺平(12:00)~社山(13:35)~阿世潟峠(14:40)~道迷い~林道(15:45)~銅親水公園(17;20)


この3連休は、「北アに行くのだ!」と、リュックにカビ臭いテントなどを押しこんでいた。が、前日にのっぴきならぬ事態が発生し、あえなくオジャンとなった。
いろいろ考えた結果、連休中日に以前から気になっていた松木山に行く事にした。


松木山(大平山・たいへいざん)には、大分前に中禅寺湖南岸尾根から往復した事がある。その時、誰もいないだろうと思っていた山頂に、腕組をしたオッサンがたたずんでいたのだ。オッサンは、「足尾から登ってきたのだ」と言った。俺は感心するいがいなかった。
ちょうどインターネットが一般に普及しだし、俺もネット検索などをしだした頃だった。
数は限られていたが、先人達がルートを駆使し登られている記録が散見された。当時は安蘇沢林道を利用するものが殆どだったと思う。

近年は、松木川側から直接登る報告が多数出現している。たいがいは、とても俺が登れるようなルートではない。そんな中、大ナギ沢右岸尾根ルートと言うものを知った。松木川からの直接ルートの中では、唯一俺でも登れそうなコースだ。ちなみに、本コース、yamasanpoさんもお友達数人と歩かれている。



銅親水公園の駐車場に着くと、羽根つきの車一台が止まっていた。足尾のRR氏ではないか?
車の陰で準備中のRR氏にごあいさつ。にこやかに迎えてくれた。久しぶりの再会である。
本日RR氏は、仁田元沢源流近くの、とある標高点に行くと言っていた。近隣の標高点では未踏はあと3ヶ所との事。メタボで歩けなくなったと言っていたが、どうしてどうして相変わらずマニアックかつアクロバティックな山行を実践されているご様子だった。秩父大平山の話になって、大平山山頂近くまで林道が伸びてしまった事を聞かされた。スズ竹藪壊滅状態も続いているそうだ。話は尽きないが、そろそろ出発しよう。


これ以上望むべくも無い晴天だった。仁田元沢の林道を分けて、この先は全くの未踏地帯。地図を見ながら、林道の曲がり具合をチェックしながら歩いた。こういう時にGPSがあると便利なのだが・・・。


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大ナギ沢出会い付近より。


ここが、大ナギ沢であろうと思われる地点に達した。沢を利用して尾根に出るか、尾根末端から取り付くか迷った。まずは尾根末端に取り着いた。地面はグズグスであるが、草が茂り何とか登れそうなので、そのまま登った。かなりの急斜面である。少し登った所で、チリンチリンが聞こえた。下を見ると、お一人がこちらを見ているご様子。あの方もここを登るのか?しばらくチリンチリンが聞こえていた。大ナギ沢にでも向かわれたのかな?
危険は感じないが、草をワシ掴みにしなければ登れない。やっとの思いで980m圏の小ピークに辿り着いた。小さく下ると大ナギ沢が意外な近さで見えた。小滝なども見えるが、こちらを経由した方が楽だったかもと、思ったりした。


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とにかく天気がいい。そして寒い。

脇にネットが現れる。踏み跡も散見される。鹿道か、人道か判然としない。急な草付き斜面が続く。展望がすこぶる良い。振り返ると石塔尾根の恐ろしげな山ひだがドーンと迫ってくるのだ。


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1350m付近より天然芝となる。時折傾斜が緩む。ザックをホッタリ投げて休憩。


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また休憩。


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また休憩。石塔尾根は見飽きない。


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1550~1650mは一段と傾斜が増した。yamasanpoさん達はよくもここを下ったものだ。俺はここを下れない。

南東から主尾根と合流すると、ようやく傾斜が収まった。


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1805m峰より。ありゃ、早くも雲が出始めやがった。気がつくと、秋の気配が・・・。


ここから笹を掻き分けて進み、黒木の森となり、松木山・大平山山頂に達した。
先人の記録をパクリ、ようやく登る事ができた。


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松木山山頂付近から。ああっ天気は急速に悪くなっている。


一服後、磁石をセットして出発。
お隣の小ピークを過ぎると中禅寺湖南岸尾根がガスの中にチラリと見えた。おおっあそこに行けばいいのだ。その後ガスに覆われ南岸尾根は見えなくなった。磁石を見る事も無く南岸尾根を目指したが、なんか様子が以前来た時と違う。ルートを失った。先ほどチラリと見えた南岸尾根の方向に向かったつもりなのだが、少々ウロ着いてしまった。全く判らん。まずいねぇ~。ここでようやく高度計を見た。高度計を信じ、現在地を推定。磁石をあてて進んだら、「黒檜岳→・社山←」の標識に出る事ができた。ヤレヤレ。


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中禅寺湖南岸尾根を社山方向に進む。


午前中の好天がウソのような。ガスまみれでは中禅寺湖南岸尾根を歩いても楽しくは無い。ただの消化試合のようなもの。
白樺平でアンパンを食った。


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シロヤシオの紅葉。

早くもシロヤシオが紅葉していた。天気が良ければもっと赤く見えたに違いない。先週たそがれさん、ハイトスさん、みー猫さんの強力パーティーが恐ろしげなコースを辿りこの辺りに達していたようだが、その時よりは幾分赤味が増しているような気がした。しかし、この天気じゃぁねぇ~。



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一瞬ガスが切れたが、逆に雨が降り出した。カッパを着る。俺はカッパを着るような日には歩きたくないのだ。


社山山頂に到着。誰もおらん。この天気で皆様早々にお引揚げになったのかな?とりあえず、廻りは真っ白け。何も見えん。


さて、予定では社山南尾根を下るつもりであったが、このガスではどうしよう。間違って引きこまれそうな枝尾根が数ヵ所あるしなぁ~。林道歩きが長くなるが、より安全な阿世潟峠から下る事に変更しよう。

南岸尾根を下る。しばらく下るとガスが切れた。なんと社山南尾根がクッキリと見えるではないか!もう登り返す気力は残っていなかった。太郎山などが見えてきた。男体山は雲に覆われていた。

阿世潟峠から足尾側に下る。以前あった日光市の「この先道はありません」の看板が無くなっていた。おおっ、道が整備されたのかな!
そんな気の緩みでもあったのか、途中沢を一本渡ってから道を失ってしまった。山腹を上下して道を捜したが見つからず。仕方なく沢に降りて下ったら堰堤に出くわし下れず。戻って山の斜面を登って土留めの石垣に出て山腹をトラバース。工事用と思われる踏み跡を辿り枝沢に出て、ここを下る。堰堤が現れたが左から簡単に下れた。すぐ下に林道があった。ここで、思い出した、そうそう、正規にはもう2回沢を渡るのではなかったかと。今日2回目の道迷いだった。なさけないねぇ~。

落石に埋まった林道をトボトボ歩いた。鹿の骨があった。イノシシが飛び出した。これでチョウチョが現れたら猪・鹿・蝶だと思っていたら、代わりに猿が走り出た。

長い長い林道だ。南尾根を下れば良かった。などと思いつつも、今日の道迷いはひどかったしなぁ~。


予定時間を大幅に超過して銅親水公園に帰着。鈍足に道迷いではこうなるワサ。

ところで、大ナギ沢右岸尾根は石塔尾根の荒々しさを間近で見られる好ルートではあったが、急斜面に次ぐ急斜面で、俺にはチト荷が重すぎた。

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