2013年04月

山行日:2013.4.29
目的地:筑波山
コース:筑波神社入り口(8:40)~筑波神社~ケーブルカー沿い~御幸ヶ原(10:00)~男体山~女体山~弁慶茶屋跡~筑波山神社入り口(11:50)

3連休の2日間はむなしく過ぎてしまった。どこか山に行ってみたい。でも帰りは渋滞するだろうから、電車で行きたい。
そんな訳で、安易に定期券を使える筑波山に発作的に出かけてしまった。

yamasanpoさんのように筑波山を熟知していれば気のきいたコースを選べるのだろうが、30年ぶり2回目のおいらにそんな真似はできない。ごく一般的なコースで歩いた。


つくば駅で8:00の始発のバスまで30分待ち。駅周辺は禁煙。バス停にリュックを置いて、灰皿設置場所を探した。信号を渡った所に灰皿あり。タバコを2本吹かした。コーヒーを飲んでからバス停に戻った。

バスはすでにやってきており、何と満員のすし詰め状態。ムムッ。バスに乗ると、バスは臨時バスに早変わり。時間前に出発した。

筑波神社入口バス停で下車。大半の人々がここで降りた。ここでもタバコを吹かせ、缶コーヒーを飲んでグズグズとする。まずは、筑波山神社。大勢の人がいる。

登山道に入っても人・人・人である。老若男女入り乱れ。独り者、アベック、家族連れ、団体さん。驚いたのは、若い女性のグループが幾組もいたもんだ。バッチリ山ガール仕様の集団もいれば、女子高生の街歩きスタイルの方々もいらっしゃる。若い方々の登山ブームは、今まで信じられなかったのだが、本当の事だったのだねぇ~。

おいらは、まけじと、鼻息を荒くして登ったのだが、1ヶ月のブランクは取り返しのつかないものであった。アッと言う間に汗が吹き出しバテバテとなり果てた。何とか御幸ヶ原まで休まずに歩いたのが精いっぱいのミエであつた。御幸ヶ原のベンチで、素知らぬ顔で休む。ここまで、景色なんて見る余裕無し。

男体山に向かう。少し歩くと渋滞した。渋滞大歓迎。何のイラつきも無し。
狭い男体山山頂はすぐにオサラバ。

女体山に向かう。桜が咲いていた。ツツジも咲いていた。犬ブナと化したブナがあった。そして、またしても大渋滞。どうやら、女体山はケーブルカーからの人とロープーウェイからの人が交差する所のようだ。体力的に回復しておったので、ここではイラ立ち感に襲われる。勝手なもんですなぁ~。

女体山は岩がちな所であった。人・人・人・人・人・・・・。動きが取れん。危なっかしく岩場を通過し、下山にかかる。

下山路も岩がち。登って来るヤツらが多すぎて下れん。イラ・イラ・イラ・イラ・イラ・・・。
弁慶茶屋跡で筑波山神社方面の道に入り、ようやく渋滞から解放された。

んッ、バスに乗れるだろうか?ややアセリを感じ、急ぎ足で下る。

バスはすぐに来た。ガラガラで拍子抜けした。

帰電車で「あや探」を読みながら帰る。

家に帰り写真をパソコンに移そうとしたら、SDカードが入っていなかった。


そして、本日仕事帰りに、ふくらはぎ辺りに筋肉痛を感じているのである。


ガッカリ。

行った日:2013.4.28

何とは無しにスキーに行きそびれてしまった。
天気予報を見ていたら、尾瀬付近にしつこく雲がこびり着いている画像などがでていたもので・・・。
桧枝岐の天気を見たら、昨日から今朝にかけてトータル20mm以上の降水(雪かもしれない)があったようなのだ。気の弱いおいらは、多量の新しい湿雪を恐れ、連休前半のスキーを諦めてしまったのだ。

とうとう、暇つぶしに公園散策にでかけてしまったのだ。

行った所は、葛飾区の水元公園。


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比高10m位の小山を見上げる。


おいらとてハイキング愛好者なので、高い所があると登りたくなる。いわゆる、馬鹿なのである。



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GW2つ目の山は、水元公園最高峰。比高10mの小山から展望。マンションの脇に東京スカイツリーが見えた。


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湿地にサギが。


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小合溜。東金町5丁目。


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小合溜。


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小合溜。左・正面水元公園。右三郷公園。


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小合溜。


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湿地。太古の南関東の大湿地を彷彿させる景色だと思った。


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小合溜。


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野鳥保護区。木の隙間から覗くと、ウがいた。


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小合溜。東水元6丁目。この先2km未満で中川。


昼飯を家で食おうと、往路を急ぎ足で戻った。

行った日:2013.4.27
目的地:安行原・安行御嶽山、安行峯・新光寺
コース:川口市安行・花と緑の振興センター(9:30)~興禅院~川口市安行領家・一輪草自生地~川口市安行原・密蔵院~九重神社~安行御嶽山~自然の森~川口市峯・峯ヶ岡八幡神社~新光寺~花と緑の振興センター(11:30)

連休初日の山は、埼玉県川口市の安行原の安行御嶽山に行く事にした。自宅から歩いて行ける山である。


まずは、花と緑の振興センターに寄ろう。


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川口市安行・花と緑の振興センター。ちょうど「さくら草祭り」が開催中。とても質素なものであるが、目の保養にはなる。



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花と緑の振興センター。


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花と緑の振興センター。


薫風香る。

誰もいない。


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川口市安行・興禅院。


安行原の一輪草自生地の湿地に寄り、密蔵院に向かった。
密蔵院の東側に九重神社がある。


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川口市原・九重神社。村社九重神社は安行御嶽山の登山口にあたる。


参道を登り、九重神社の小さな社の脇にあるスダジイの巨木をからんで一登りすると安行最高峰安行御嶽山山頂に到着した。


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川口市安行原。安行御嶽山山頂。標高32m。


展望は北西に開けるが、見えるのは密蔵院の広大な墓地だけ。


御嶽山を下り、密蔵院から「自然の森」を通過。県道に出て、台地を下り、再び緩い登りになると川口市峯の峯ヶ岡八幡神社は近い。


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川口市峯・峯ヶ岡八幡神社。


この神社は平安時代の創建。源氏との係わりが深い。北足立郡谷古田32ヵ村の総鎮守。


峯ヶ岡八幡神社の東側隣地にひっそりと新光寺がある。


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川口市峯・新光寺。ここの門は閉っているが、脇の潜り戸が開くので、ここから中に入れる。


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新光寺。

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新光寺。

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新光寺。


さて、帰りましょ。
安行の春は、とびきり明るかった。

行った日:2013.4.20
コース:東武日光線幸手駅(9:10)~権現堂堤~中川~道迷い~中川起点~東武伊勢崎線羽生駅(16:20)


なかなか山に行けないでいる。年初の予定は大狂いである。休日出勤やら天気が悪かったりして。

昨日も帰りが遅く、早起きは無理。まぁ、どのみち天気予報が悪いので山に出かける気分は失せていた。しかし、そろそろ長距離歩きをしないと腰がヤバイ事になりそうだ。
朝起きると、曇天ながら雨は降っていなかった。お手軽に川歩きにでかけてみよう。


幸手駅で下車。五霞町行きのバスは20分後の発車だ。う~ん、仕方ない、歩くとしよう。
権現堂堤の手前でバスに抜かれた。


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権現堂堤到着。

権現堂堤は桜の名所であるが、当然葉桜のみ。菜の花だけが迎えてくれた。


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権現堂堤より、対岸の水門。水門の先は権現堂川。その先は利根川のはずである。


権現堂堤の上にパン屋があった。何を勘違いしたのか、桜アンパンなるものを購入してしまった。温かいアンパンとはこういったものなのか!


権現堂堤が終わった所に警察官が大挙しておる。草叢の堤防を歩いておったら警察官に呼び止められた。

「何処へ行くのでありますか」
「特段、何処と言う事もないのですが・・・」
「・・・・」
「川に沿って歩いているだけでが」
「そうですか。河原には降りないように」
「は、はいっ」

てな感じで、あったのだが、すぐ先に東武日光線があり、これをくぐるのに河原に降りなければならないのである。ムムムッ。振り返ると、警察官が厳しくこちらを見ている。仕方ない、少し戻り、畑の中を通り車道に出た。


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幸手市高須賀。高須賀池。
浅間山の噴火堆積物で利根川の川底が上がった事、その後の大雨の影響で出現した池だそうだ。


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久喜市八甫。菜の花は続く。

東北本線をくぐれなくて、車道に出た。ここで、急速に便意を催す。街中であるがコンビニなどは無い。アセッタ。公民館を見つける。誰もいないのを確認し敷地に侵入すると、運良く外付けの便所を発見。事なきを得た。

久喜市川口付近で、中川と葛西用水が10数mに最接近。よく見ると中川は葛西用水から水を供給されていた。かつて中川は栄光の利根川本流であったが、立場は完全に逆転しているかのようだ。


加須市に入ると、何本もの河川が合流してくる。昭文社の「でか字まっぷ埼玉」を見ながら歩いているのだが、ここら辺からどれが中川か判りずらくなってきた。

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加須市下樋遣川。左中川、右槐掘川の標識があった。「でか字まっぷ埼玉」では右が中川のはずである。ムムッ・・・、どうしよう!

行政の標識を信じ、左の川に沿って歩く。


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開けた所に出た。


少し進んで橋の欄干を見たら、「天神掘川」の銘板がはめ込まれておった。クソッタレ。
加須市松永新田で、右折。中川を探した。途中旧槐掘川他いくつかの流れを渡った。県道84号線に出たが中川は見当たらなかった。まぁいい、県道84号線を西北西に進めば、「でか字まっぷ埼玉」に記されている「中川」にぶつかるはずである。延々と県道を歩いた末に行きついたのは中川では無く新槐掘川であった。う~ん、もう「でか字まっぷ埼玉」は信用がおけん。
中川は、忽然と消えてしまったのである。

とりあえず、県道84号線を西北西に歩くしかない。
東北自動車道をくぐり、日本精工社の巨大工場の敷地が尽きる辺りで、

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おおっ、中川発見!羽生市大沼。

中川は東南東から忽然と姿を現した。
所が、中川沿いは工事中。迂回し中川縁に出た。やれやれ。

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羽生市藤井下組。中川に復帰。

しばらく行くと、また川の合流点。流れの太い方に進んだ。が、5本目位の橋の銘板に「城東掘川」とあった。コンチクショウ、戻る。なおかつ、再び便意が・・・。困った。完全なる街中である。
オオッ、「羽生市立体育館」の標識があるではないか!体育館に素知らぬ顔で侵入。そそくさとトイレを探し事無きを得る。う~ん、ついているのか、いないのか?取り敢えず、ついているとしようではないか!


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羽生市東。細くなった中川。


中川源流が羽生市東にある事は、いかにズボラなおいらとて事前に調べていた。源流は近いな。


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羽生市東。中川起点。

そして、中川源流ではなく、「中川起点」についに到着した。

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中川起点。

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起点から河口まで81kmとある。4回かけて歩いたので、20km/日しか歩いていない。


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そして、目の前にある高みに登ると、なんとそこには葛西用水が流れていた。


葛西用水のすぐ下が、中川の起点とは全くの想定外だった。ツイ先だって葛西用水を歩いた時には全然気が付かなかったもの。

しかし、葛西用水をくぐって中川(と思われる)はドブ川と化し、続いていた。これを追う。


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しばらく歩くと、中川は暗渠に埋没した。


なおも暗渠の上を辿る。雨が落ちてきた。
暗渠のコンクリートの蓋が羽生駅と反対方向に曲がった所で、「もういいや」と思う。

傘もささずに羽生駅に向かった。

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