2011年11月27日 安行散策 -小林もみじ園・その2- 行った日:2011.11.27 目的地:安行 ヒマなので、安行まで散歩に出かけた。 お目当ては安行・小林もみじ園である。 小林もみじ園入り口。 [ 満足して、帰りました。 青葉のカエデもあり、もう少し紅葉を楽しめそうです。
2011年11月26日 奥久慈湯沢源流から裏表縦走路 山行日:2011.11.26 目的地:湯沢源流、裏縦走路、表縦走路 コース:佐中手前の谷コース駐車地(7:10)~佐中最奥民家(7:20)~不動の滝~抱き返し滝(8:20)~釜沢越え分岐(9:30)~湯沢源流から枝沢へ(9:30)~裏縦走路・篭岩山北方(9:40)~道迷い~536m峰(11:00)~表縦走路小草越え西方(11:40)~(12:00)覗き岩(12:40)~鷹取岩(12:50)~釜沢越え(13:30)~車道(14:00)~佐中駐車地(14:30) 昨年の徒然草子さんやyamasanpoさんの奥久慈紀行を見て、むしょうに奥久慈の紅葉を見たくなった。今年は絶対に行こうと、堅く決意したのであった。 そんな折、徒然草子さんとの同道が決まり、期待はさらに膨らんだ。所が、徒然さんは所用発生の事態となり、単独での行動となった。 コースは、徒然さんにお任せだったので、あらためてコースを検討した。結果、湯沢源流から裏縦走路・表縦走路を繋ぐコースとした。 徒然草子さんからコース上の注意点・ポイントなどのレクチャーを受けた。ところが、徒然さんの説明がピンと来なかった。後から判ったことだが、おいらは大いなる地図読みの過ちを犯していたのだ。おいらは、篭岩と釜沢越えが尾根で繋がっていると思っていたのだ。即ち、湯沢源流は抱き返しの滝のすぐ上で終わりだと思っていたのだ。 徒然さんは、おいらの生返事が心配になったのか、あらためて電話をかけてくれ、再度説明してくれた。 電話を切り、もう一度地図を見直した。錯覚が発覚した。危ないところであった。 早朝、つつじヶ丘より奥久慈男体山を眺める。 佐中の最奥民家まで車で入ろうとしたが、通行止めであった。なにか宗教施設の感じがする階段の下の広場に車を停めた。湯沢の細い流れに沿って、細い舗装道を進んだ。脇の田圃には薄氷が張っていた。 佐中最奥民家までは10分ほどで着いた。民家脇から湯沢に沿った山道に入った。直ぐに峡谷となり、不動滝が現れた。 この先、道らしい道は無くなる。大岩がゴロゴロした谷底を登る。たまに岩にペンキが塗られたりしている。ピンクリボンが現れた。リボンに導かれ左岸を小さく高巻くが、細い木の倒木が多く歩きずらい。その内、高巻き道は右側の沢に入った。左側の谷の方が大きい。高巻道なのか、別コースなのか不安になる。やがて「篭岩→」の標識が現れる。やっぱりな。などと思い、来た道を引き返す(コースミス①)。 急な谷を適当に登るが、細い木の倒木、流木が多く歩き難い。 紅葉はいい感じだ。 やがて、抱き返しの滝に着いた。 抱き返しの滝の脇には、ヒネクレタ鉄ハシゴがあった。 ヒネクレタ鉄ハシゴを登り、抱き返しの滝の落ち口に立つ。ヒヤッとした気分。ここより徐々に傾斜が緩み、一旦、流れは伏流した。ジャリ轢きの林道状となる。 伏流した湯沢源流。 しかし、すぐに流れが現れる。沢筋は右に左にくねくねと湾曲する。傾斜は非常に緩い。時折、淵が現れる。大半は、水流スレスレを微妙に伝わる事ができたが、2箇所ほど小さく、されどイヤらしく高巻く。 そして、ようやく釜沢越え分岐に達した。随分時間がかかってしまった。直ぐ先の左岸に小屋が見えたのでそちらに行く。小屋の先は歩きずらかった。右岸に小道が見えるではないか、戻り右岸の小道を行く(コースミス②)。またも、無為に時間を消費してしまった。 間も無く、右手の小沢に踏み跡を発見。テープもある。裏縦走への登り口であろう。ここへ入り込む。 すぐに、頭上が明るくなり、明るい尾根上に出た。篭岩山の北方であろう。 ちなみに、国土地理院の地図には、この篭岩山は「篭岩」と記載されている。登山者の間ではこちらを篭岩山と呼び、抱き返しの滝東南の岩を篭岩と呼んでいるようだ。 裏縦走路は良く紅葉していた。 紅葉に目を奪われながらも、ショッパナのピークへの登りに苦しむ。 ショッパナのピークのすぐ手前右側に明瞭な踏み跡があった。巻き道であろうと思いここに入る。スズ竹が覆いかぶさるが、踏み跡はしっかりしている。が、左手に大きな尾根が見える。ムムッ・・・。磁石を確認すると、北東に進んでいた。だいぶ進んでしまったな。参ったな(コースミス③)。 コースに復帰すると、前方でジイサンが急斜面であえいでいた。ジイサンは、おいらを確認すると、小ピークで立ち休憩。御挨拶後、ジイサンに「こちらは、男体山方面の道でですか?」と聞いた。するとジイサンは、「君は地図を持っていないのか。ここは、地図無しでは無理である。」と怒られた。ジイサンは、モミジ谷に行くとのたまわれた。そういえば、yamasanpoさんもモミジ谷へ行っておられたなぁ。しかし、モミジ谷なる谷が何処に在るのかは判らない。ジイサンが地図で示してくれた。なるほど。 登りワンコ蕎麦状態となる。前科があるので、ピークは巻かない。磁石に首ったけ。踏み跡はあるが、標識はおろか、山名の標示板も皆無なので、現在位置を認識するのはかなり難しい。ときおり、テープを見かけるが、信用ならない。薄い踏み跡の分岐が何箇所もある。 ようやく、男体山が見えてきた。男体山との位置関係で現在位置が判った。 小草越えの手前のピークからの下りでまたしてもルートを失った(ルートミス④)。そもそも小草越えの正確な位置を知らないのだからしょうがない。赤テープは目の前にある。しかし、踏み跡は左右に分かれていた。密林で展望も無い。まず、左手の薄い踏み跡を辿った。やがて、踏み跡はスズ竹の海に埋没した。赤テープに戻り、右手の踏み跡を辿った。あっという間に道型が消えた。さらに右側に青笹の小さな尾根が見えるので、スズ竹を掻き分け進む。人の声が聞こえた。やがて、はっきりした登山道に出た。登山道を左手に進むと人がいた。はずかしながら、「こちら方向は、小草越えですか。」と聞いた。すると、「小草越え?、こっちは鷹取岩ですよ。」とのあきれたような返事。まいったなぁ。とりあえず、小草越えはショートカットしてしまったようだ。ここより、表縦走路。 引込み線のような覗き岩なる小岩があり、そこでゆっくりと昼飯を食った。結構人々が歩いている。全員、鷹取岩の方へ歩いている。逆コースの人はいない。何か理由でもあるのかねぇ。 昼飯を食い終わり、いざ出発。すぐに険しい岩が見える。 奥久慈名物の断崖の尾根道を行く。ただし、怖さは無い。 すぐに鷹取岩のそばを通過。 おおっ。ついに、お目当ての光景が・・・。確かにジイサンに見えるね。 「ジイサン岩」の写真を撮ろうと、絶壁の縁に近づくと、オッサンに怒られた。「そこは、いつおっこてもおかしくないんだよ~。」「スンマセン」と恐縮。 今日はよく怒られる。 その後も、登りワンコ蕎麦は続く。へんな踏み跡もある。油断ができん。途中「古分屋敷→」の標識があった。以前徒然草子さんのGPS軌跡で断崖から古分屋敷の方へ下ったものがあったと思う。地図には無いので、スゲーなぁと思っていたコースである。古分屋敷へは、いきなりロープがぶら下がっていた。 黄色系の黄葉が多くなってきた。 杉林になり小さく下ると、ようやく釜沢越えに到着した。 釜沢越え。 釜沢越えから沢状を九十九折れに下る。途中「崩落注意」の看板が。注意の仕様がない。地震の影響か? やがて、紅葉の尾根道に変わると、あっけなく車道に出た。 車道を佐中に向かう。 駐車地に向かう途中より篭岩?を振り返る。 2時を廻ったばかりというのに、陽はすでに傾きかけていた。 2時30分佐中駐車地に帰着。 あまりの天気の良さに、再びつつじヶ丘に登り、奥久慈の山々に別れを告げた。 今日は、よく怒られた。しかし、楽しいコースであった。
2011年11月20日 蕨山からウノタワへ 山行日:2011.11.20 目的地:ウノタワ コース:名郷(8:10)~蕨山(10:00)~橋小屋の頭(10:40)~鳥首峠(11:50)~(12:40)ウノタワ(13:30)~横倉入林道(14:00)~名郷(14:50) 週間天気予報では、この度の土日は雨であった。突然日曜日が晴れに変わった。どうしよう。 余り、考える時間も無かった。そんな時は、定番の山に行ってしまうのだ。 兎に角、始発電車に飛び乗った。飯能で、割引価格中の牛丼並み盛270円を食った。ガラガラのバスに乗り、名郷で降りた。何処からノボンベーか? 桜のような花が咲いていた。なんすかねぇ~。とりあえず、山は湿っているようだ。 名郷。天気予報で言ったいたほど、天気は良くないねぇ~。藪入りはよそう。 名郷から蕨山への一般道を登った。このコース、急登の連続である。沢沿いから尾根に上がっても、急斜面は続く。途中より、「登りワンコソバ」状態となる。 沢沿いから、尾根に出た所。今は無き名栗村の標識がある。「村」の字は茶色いペンキで消されていたようだが、再び「村」の字が甦っている。 伊豆ヶ岳と古御岳。天気は冴えないねぇ~。 金比羅尾根方面。西平山の尾根かもしれない。 尾根上は良く紅葉していた。今が盛りかもしれんが、いかんせん天気がこれでは・・・。 それでも、メッタヤタラと撮る。 ようやく、蕨山展望所分岐に到着。 展望所には行く必要が無いだろう。とりあえず蕨山最高点近くの湿ったベンチで一服。ガタイのいいオッサンが通り過ぎて行った。そういえば、ここまで誰とも会っていなかった。 薄霧の出た冬枯れの道を行く。橋小屋の頭(有間山の端っこ)の急登に苦しむ。奥武蔵の山は、見た目ほどなだらかでは無いのだ。 橋小屋の頭ではガタイのいいオッサンが休憩していた。オッサンの話では、鳥首峠への下り開始地点で多くの人々が迷っているとの事。なにを隠そう、おいらも迷っているので、納得。 ガタイのいいオッサンが、先発。おいらはタバコを2本吹かせて出発。 大伐採地を通過。オッサンはショウジクボの頭の分岐(地図になし)で、地図を眺めていた。おいらが先行。 滝の入りの頭を越えると、例の迷いやすい所だ。新しく「鳥首峠→」が設置されていた。大伐採の際に設置するべきであった。 遅すぎる!! 再び紅葉が現れはじめる。 今年の初め、五十肩で越えずらかった岩を越えると、ウノタワである。 現在も肩は痛いが、激痛は無くなった。45°くらいまで、腕が上がるようになった。 残念ながら、ウノタワは落葉。 遅めの昼飯とする。ガタイのいいオッサンもやってきて、昼飯を食っていた。 すると、いきなり、空が明るくなった。 ウノタワ近くの紅葉。 陽が射してくると、なんとも言われぬいい感じになった。 しかし、陽射しは長くは続かなかった。食後のコーヒーを飲んで、下る事にした。 山中への道は判りずらい。赤テープと薄い踏み跡を追う。 黄色にまみれた。 横倉入りの沢床に着いた。 あとは長い林道を名郷まで歩くしかない。
2011年11月13日 秩父大平山 -大ネド尾根から峠ノ尾根- 山行日:2011.11.13 目的地:大ネド尾根 コース:浦山大日堂(6:10)~天目山林道~唐沢右岸取り付き(6:30)~700m(7:20)~830m(7:40)~985m付近(8:10)~1275m付近(9:10)~1410m峰・峠ノ尾根合流(9:40)~1469m付近(10:00)~(10:30)大平山(10:50)~(12:30)1000m付近・網(12:50)~地蔵峠~浦山大日堂(14:10) 今秋は、紅葉を外しまくっている。今日は何処へ行こうか。奥久慈にするか、秩父大平山にするか。 欲張りなおいらは二頭を追うことにした。従って、今週は、秩父大平山に行く事にした。 深い谷底にある浦山大日堂は、なかなか明るくならない。車中で明るくなるのを待つ。すると一台の車がやってきた。この時期、ここにやってくる人はめずらしい。2回目の便意で便所に駆け込み用をすませて出てくると、クダンの御仁は出発した所だった。何処へ行かれたのだろうか? 大平山に登るならば、大ネド尾根を辿りたいと思っていた。壊れた登山靴に履き替え、おいらも出発。すぐに民家から正露丸の臭いがした。細久保谷の林道をたどる。 唐沢の出会いに、なにか施設があった。上を見ると階段と通路が見える。予定では、もう少し上流から取り付こうと思っていたが、余りのおあつらえ向きの様子に、ここより大ネド尾根に取り付くことにした。唐沢右岸である。施設のへりを微妙に通過すると、すぐに鉄階段がある。 ムフフッ。楽に大ネド尾根に取り付けそうだ。 鉄階段を登り、左手の通路状の小道を行くと、秩父市水道局のタンクがあった。さらにほんの少し行くと、大ネド尾根の最末端に乗った。ついているなぁ。ここからは道無し。杉林の中を登る。 喜びも束の間。すぐに絶壁に阻まれる。 くそったれ!正面突破は全く無理。左手は完全なる絶壁でトラバース不可。右手の急斜面をいやらしくトラバース。岩が尽きた所で斜上し尾根に復帰。ヤレヤレ助かった。しかし、ここを下るのは嫌だ。退路は断たれた感じがした。 700m付近で、左手より小尾根が合流した。その尾根にはピンクリボンが見られる。当初想定していた尾根のようだ。やはりこちらが正解だったか。ここより「森林公」のコンクリート杭とピンクリボン、それに薄い踏み跡が現れた。 830m付近でピンクリボンは左手の山腹に去った。と思いきや、またしてもビンクリボンと「森林公」が現れる。この辺りより紅葉の森となる。 985mの平坦地。すばらしい雑木の森となる。 この後は雛壇状の登りとなる。紅葉に目を奪われ、歩みが進まなくなる。 そして、おいらのアイドル三つドッケが大きく見えた。Ⅲ峰(奥)が勇ましい。本峰(Ⅱ峰)は見えない。 紅葉は、益々激しく、 過激になっていった。 峠の尾根と合流すると、突如としてモノトーンの山へ変わった。 峠の尾根には、1410mの小ピークで合流した。紅葉は突如として消えうせた。変わって、ブナ、岳樺の冬枯れの森になった。去年に比べ、スズ竹の勢いが全く感じられない。道幅が広くなった感じさえする。この夏、スズ竹が繁茂したとは思えなかった。大平山名物のスズ竹は全て枯れ死してしまったのか? 全く明瞭な道型が露出している。普通の登山道と変わらない。道の無い山とは言えない状態だ。喜ぶべきか、悲しむべきか。おいらは、少しだけ悲しかった。 ここより、完全に明瞭化した道をノソノソと歩く。 ブナと岳樺の合体。 大平山到着。樹幹よりアイドル三つドッケⅡ・Ⅲ峰(左)。 相変わらず、パットしない大平山山山頂に着いた。樹間より三つドッケ、鷹ノ巣山、御前山?などが垣間見えた。昼飯には早すぎる。当然の事ながら、誰も現れなかった。ただ、鹿の声が長らくコダマしていた。タバコを吹かし、ジュースを飲み、タバコを吹かし、おさらば。 普通の山道になってしまった大平山上部。 普通の山道になってしまったが、所々で道が消えたりもする。一応磁石と高度計はセットした。ノソノソと下ると、1300m付近より紅葉の森に変わった。残念ながら青空は殆ど消えていた。 1300m付近より、チラホラと紅葉が散見されだす。 いい感じなのだが、曇ってしまっては・・・。 1000m付近で昼飯を食う。ポツリと雨が当たる。本降りになることはなかった。 地蔵峠着。 地蔵峠から旧細久保集落への道にでると・・・。なにやら記憶に残る猫車が。これにK女史は乗ったのかな? 浦山大日堂に無事帰着。 大ネド尾根、峠ノ尾根ともに1300m以下で充分紅葉を楽しめた。午後、もう少し晴れていてくれたら、との思いがあるが、仕方ない事だろう。 大ネド尾根は下部の大岩のため、本コースでの下降はしたくない。もう一度取り付きを変えて行かなくては・・・。
2011年11月06日 安行散策 -小林もみじ園- 行った日:2011.11.6 目的地:小林もみじ園 コース:自宅~安行植物振興センター~興禅院~小林もみじ園~自宅 先週、今週と、晴れ間のあった土曜日はヤボ用で山に行けず、日曜日は天気が悪い。 朝起きると、曇り空ながら雨は降っていない。植木の町安行まで散歩に行った。 安行の植木畑。町中、植木畑である。 まずは、植物振興センターで紅葉している木を捜す。 少しだけ、紅葉している木があった。 植物振興センターの台地を下ると、興禅院下の湿地帯がある。ここのカエデはまだ青葉。十三仏を見ながら興禅院に登り返す。まだ、藪蚊がいやがる。そういえば、ぜんぜん寒くないなぁ。興禅院のもみじもまだまだ色着いていない。 興禅院の参道から車道を渡り、少し行くと小林もみじ園がある。 中に入ると、いつものように犬に吠えられた。この犬、シラン顔していればすぐにおとなしくなる。 小林もみじ園では、小さい幼木から紅葉しているように見えた。 とりあえず、満足して帰った。