さて、記憶力の無いおいら。何処まで書いたっけか。ビールも飲んでしまった。まずいなぁ~。

笹が深く、下半身がズブ濡れとなるが、雨具のズボンで大丈夫。なのだが、靴だけはいかんともし難い。今日もカポカポでの歩きとなる。

社山を振り返る。

仮称白樺平。これほど気持ちの良い窪地に名前が無いのはへんだ。いや、名前はあるのかもしれない。おいらが知らないだけなのか。
仮称白樺平で昼飯とする。
誰もおらんし、来ない。いつものように、
誰もおらんし、来ない。いつものように、
~今はもう秋~
~誰も居ない海~ ここは山であるが・・・。
~しらん顔して~人が行き過ぎても~ 人は行き過ぎんのだが・・・。
~誰も居ない海~ ここは山であるが・・・。
~しらん顔して~人が行き過ぎても~ 人は行き過ぎんのだが・・・。
などと、へ理屈ぽっい思いとともに、歌ってしまうのだ。
そして、「北国の春」へと、いつの間にか変わっているのだ。
一陣の風が吹き、ボブ・デュランの「風に吹かれて」に変わり、
いつの間にか、野本直美の「風に吹かれて」に変わる。
平和なひと時を過ごし、腰を上げる。

名残り惜しく、仮称白樺平を振り返る。
靴の中の水分は激増した。足の裏がふやけたのか、軽い痛みを感じる。

足尾側に雲が出始める。
大平山の別れを過ぎると、黒木の森に突入。黄/赤の標識に導かれる。ここは、踏み跡を辿ってはいけない。黄/赤の標識かテープを追うしかない。ここで迷ったらこの薄暗い森から永遠に出られないような気がする。そして、黒檜岳へ。
今日は時間があるので、本当の黒檜岳へ行ってみた。行ってどうのと言う山頂ではない。三股山方向におびただしいテープが見えた。いつかは、三股山へ行かねばなるまい。鈍足のおいらは、こちら方面へ向かう事におおいなる躊躇があるのだ。迷い狂いそうな恐怖もあるのだ。
今日は時間があるので、本当の黒檜岳へ行ってみた。行ってどうのと言う山頂ではない。三股山方向におびただしいテープが見えた。いつかは、三股山へ行かねばなるまい。鈍足のおいらは、こちら方面へ向かう事におおいなる躊躇があるのだ。迷い狂いそうな恐怖もあるのだ。
以前の黒檜岳山頂に戻り、一服。さて、出発の段になりカメラが無い事に気が付いた。本当の黒桧岳に戻りカメラを捜した。ナイ、ナイ、ナイ!もう一度、ザックをまさぐったら、出てきやがった。人騒がせな!すべて、一人芝居。もうろくしたもんだ。
しばらくは黒木の森を下る。足裏が痛い。水疱ができたな。がに股で歩くしかない。
石楠花が現われ、次いで広葉樹の森に変わると、紅葉にまみれた。喜々として写真を撮りまくる。
石楠花が現われ、次いで広葉樹の森に変わると、紅葉にまみれた。喜々として写真を撮りまくる。

しかし、結果は知れたもの・・・。

それでも、撮りまくる。

やがて千手ヶ浜に到着。
千手ヶ浜の紅葉は、意外にも落葉が進んでいた。ややガッカリ。ガッカリ気分が足裏の痛みを増長させる。
千手ヶ浜の船着場から菖蒲ヶ浜に向かう。すると、紅葉の森に変化した。ムフフ・・・。

写真は、イマイチだが、良く紅葉していた。

真紅の紅葉はいいねぇ~。

紅葉は、菖蒲ヶ浜まで続いた。
竜頭の滝を少し見て、菖蒲ヶ浜の船着場へ向かった。国道に渋滞は無かった。天気予報があまりにも悪かったせいであろうか。
菖蒲ヶ浜で船の乗車券を買おうとしたところ、本日は船の故障により欠航との事。ありゃまぁ~。
気を取り直し、バス停に向かう。バスは直ぐに来た。さすがに座れない。まぁ、渋滞も無いし、立ち木観音入り口までは直ぐであろう。
と、おもっていたら、あっという間に渋滞に巻き込まれた。バスの進みが余りに悪いので、二つ目の停留所でバスを降りた。バスを降りたとたんに、バスは走り始めた。渋滞が大幅に緩和されたのだ。おいらは地団駄を踏んだ。足裏が異様に痛んだ。
菖蒲ヶ浜で船の乗車券を買おうとしたところ、本日は船の故障により欠航との事。ありゃまぁ~。
気を取り直し、バス停に向かう。バスは直ぐに来た。さすがに座れない。まぁ、渋滞も無いし、立ち木観音入り口までは直ぐであろう。
と、おもっていたら、あっという間に渋滞に巻き込まれた。バスの進みが余りに悪いので、二つ目の停留所でバスを降りた。バスを降りたとたんに、バスは走り始めた。渋滞が大幅に緩和されたのだ。おいらは地団駄を踏んだ。足裏が異様に痛んだ。

小雨が降り出す中、歌ヶ浜に到着。すでに薄暗くなっていた。
中禅寺湖、ほぼ一周か・・・。
秋の中禅寺湖を堪能しすぎた。足裏は怖くて見ることができなかった。
秋の中禅寺湖を堪能しすぎた。足裏は怖くて見ることができなかった。