山行日:2011.1.22
目的地:社山、大日尾根下降
コース:歌ヶ浜(8:20)~阿世潟(9:30)~中禅寺湖南岸尾根・阿世潟峠西方1430m付近(10:10)~(12:10)社山(12:40・敗走)~阿世潟峠西方1430m~阿世潟(14:00休)~歌ヶ浜(15:40)
目的地:社山、大日尾根下降
コース:歌ヶ浜(8:20)~阿世潟(9:30)~中禅寺湖南岸尾根・阿世潟峠西方1430m付近(10:10)~(12:10)社山(12:40・敗走)~阿世潟峠西方1430m~阿世潟(14:00休)~歌ヶ浜(15:40)
(社)雪センターの積雪情報を見るのが日課になりつつある。秋田県矢島、山形県肘折、山形県大井沢、福島県田島などが、おいらの注目地点である。東北中部、北部などは、累積降雪深が少ない割りに、現在の積雪深が近年に無く深い。春スキーが楽しみである。当然日光湯元も欠かさずチェックを入れている。先週の土日にドカ雪が降ったようである。例年であれば1月下旬から2月にかけて積雪深が増えるようであるが、今年は少し早めに雪が深くなったようである。
という訳で、日光に行ってみよう。日光市晴れ。片品村曇りの予報である。天気は微妙であるが、おいらのアイドル社山にしよう。雪が深そうなので、一般ルートで登り、大日尾根を下りにとろう。
装備は、ワカン、アイゼン、ストック。服装は、下着がヒートテック2枚重ね、もも引き。スキーズボン
にチェックのシャツと通勤用のセーターにスキージャンパー。
装備は、ワカン、アイゼン、ストック。服装は、下着がヒートテック2枚重ね、もも引き。スキーズボン
にチェックのシャツと通勤用のセーターにスキージャンパー。
前夜は帰宅が遅く、早起きできなかった。まぁ良い。誰かが先行のトレースを付けてくれるだろう。
栃木IC付近で、男体山が赤くもえていた。日光市内にはけっこう雪がある。いろは坂は完全除雪されていた。ノーマルタイヤでも上がれた。立ち木観音へ左折すると道に雪が残っていた。4WDモードにして、ソロソロと走る。歌ヶ浜駐車場に無事到着。他に車は4~5台程度か。余り寒さを感じないので、スキージャンパーはリュックに押し込んで出発。
栃木IC付近で、男体山が赤くもえていた。日光市内にはけっこう雪がある。いろは坂は完全除雪されていた。ノーマルタイヤでも上がれた。立ち木観音へ左折すると道に雪が残っていた。4WDモードにして、ソロソロと走る。歌ヶ浜駐車場に無事到着。他に車は4~5台程度か。余り寒さを感じないので、スキージャンパーはリュックに押し込んで出発。

天気はまずまず。男体山には薄雲がかかっているが、社山は晴れている。白根方面は雲の中。駐車場には雪がごっそりあった。
イタリア大使館までは圧雪されていたが、部分的に波打つような吹き溜まりがあり、先週の大雪が偲ばれた。圧雪は民宿半月荘まで。その先からは、最大すね程度のズボズボの雪道となる。先行の足跡は2人分か。先行者の足跡に足を入れて歩くが、結構疲れる。

雪が深いのぉ~。

男体山はボンヤリとしている。鉛色の中禅寺湖とともに、キレが無いねぇ。
阿世潟に着いた時にはへばっていた。
幸い、新しい足跡と古い足跡2つが、阿世潟峠に向かっていた。足跡が有るのと無いのでは大違いである。
少し登り、小沢を渡る橋を過ぎた所から格段に雪が深くなった。もも以上の所もある。先行の足跡は夏道を捨て、チョロチョロと笹の頭が出ている小尾根に向かっていた。おいらも堪らず小尾根に取り付いた。夏道よりも遥かに雪が少ないが、急斜面である。先行者はアイゼンを着けたようだ。おいらは、ズボラ癖が出て、キックを蹴り込み登った。新しい靴は、キックをしてもつま先が痛くない。いいねぇ~。とはいえ、進みが悪い。結局、阿世潟峠西方の1430m付近で中禅寺湖南岸尾根に達した。阿世潟からここまで、通常の約2倍の時間を要してしまった。ここより、アイゼン装着。
幸い、新しい足跡と古い足跡2つが、阿世潟峠に向かっていた。足跡が有るのと無いのでは大違いである。
少し登り、小沢を渡る橋を過ぎた所から格段に雪が深くなった。もも以上の所もある。先行の足跡は夏道を捨て、チョロチョロと笹の頭が出ている小尾根に向かっていた。おいらも堪らず小尾根に取り付いた。夏道よりも遥かに雪が少ないが、急斜面である。先行者はアイゼンを着けたようだ。おいらは、ズボラ癖が出て、キックを蹴り込み登った。新しい靴は、キックをしてもつま先が痛くない。いいねぇ~。とはいえ、進みが悪い。結局、阿世潟峠西方の1430m付近で中禅寺湖南岸尾根に達した。阿世潟からここまで、通常の約2倍の時間を要してしまった。ここより、アイゼン装着。

男体山は、薄雲がまとわりついたり、晴れたり、めまぐるしく様子が変わる。

鹿が雪を掘って笹を食ったのだろうか。雪面が荒れていた。

疎林に至ると、雪がパックされ、潜らなくなってきた。

それでも、こんな所は、よく潜る。

ようやく、社山山頂に着いた。12:00を過ぎていた。このコースでの鈍足記録を更新したと思う。

石塔尾根も真っ白だ。険しいな。
山頂の先の雪原で、お一人休んでいた。トレースに感謝した。

皇海山はどんよりしているが、見えた。
ラーメンを食いながら考えた。この時間で、この鈍足。大日尾根にトレースは期待できない。大日尾根下降はアッサリ諦めた。来た道を帰ろう。
もう一本タバコを吹かせて、おさらば。
もう一本タバコを吹かせて、おさらば。

男体山を見ながらワッシワッシ下る。快適な下りだ。

なおも下る。

どんどん下る。鉛色の中禅寺湖は、らしくないねぇ。
体格の良い爺さんが登ってきた。「社山はあれかい。」と聞くので、「いいえ、もう少し先ですよ」と答えた。多少不安げな顔をしていた。「この先で、傾斜が緩みますよ」と慰めた。慰めないほうが良かったかも。などと思う。

落葉松林まで下ると、雪が悪くなってきた。アイゼンは、高下駄製造機になった。ここよりギクシャク下る。あっという間にバテル。
最近のアイゼンには雪の付着防止機能があるらしい事を知ったのは、つい最近の事。
1430mで、南岸尾根を捨て、北上。強引に下る。登りと違い、僅かな時間で夏道付近に合流。ところが、ここからが地獄。傾斜が緩み、深雪、高下駄に悩ませられる。今思うと、ここでアイゼンをとっちまえば良かった。

ヘロヘロで阿世潟の浜へ着く。
オーバー手袋をとり、軍手をホッポリだしたら、すぐに凍りついてしまった。不思議に寒くなかった。結局、ジャンバー無しで過ごせた。ヒーットテック、恐るべし。
ここから、歌ヶ浜まで、遠っかた事。
ここから、歌ヶ浜まで、遠っかた事。

歌ヶ浜に着くと、陽はすでに傾きかけていた。予想外にキツかった。いやな疲れが残っている。爺さん、大丈夫だろうな。