2008年06月

目的地:釈迦ヶ岳
山行日:2008.6.24
コース:西平岳(10:10)~西平岳(11:30休)~中岳~釈迦ヶ岳(12:40休)=往路戻る(15:00)

これまで登ったことの無い、西平岳からのコースで釈迦ヶ岳を目指した。
R121新藤原駅の先で塩谷の標識に従う。確かここにはハイセイコー食堂があったはずだが、15年以上前の記憶だからはっきりしない。そんなことを考えながら運転していたら、案の定道に迷った。一度戻って、分岐点を捜したりしているうちに時間は過ぎてゆく。ダート道となりヒョッコリ西平岳登山口に着いた。時間がオシていたので、助かった。私の持っている地図ではここまで入れないはずである。地図を確かめると1986年度版であった。いくらなんでも地図を買い換えなければ。
道は何の屈曲も無く、まっすぐに尾根を登っている。急登とまでは言いがたいが、ふくらはぎがすぐに痛くなった。運動不足か。登る人が少ないのか落ち葉のクッションが救いだ。
梅雨らしく、じっとりとした重い空気。雨がパラパラと降ったかと思うと、日が射してくる。いやに細いミズナラとブナの目立つ尾根を大汗を掻き掻き登っていると、肌色の蛇が道を横切った。何かの前触れか。
ようやく西平岳に到着。

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ここは本当の西平岳ではなさそうだ。


一服して歩き出すと、左に明瞭な踏み跡があるので入ってみるとすぐに小さな石仏らしきものがあった。

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新しそう

道を戻り進むと二つ目の西平岳山頂に到着。どうやらこちらが本当の西平岳のようだ。小さな鳥居と、「高原山神社境内」の表示が。この先すぐに赤ザレたところがあり、展望が良い。とはいえ、今日は遠望がきかない。これから進む中岳が門番のように鋭い山容を誇示している。

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こちらの方が標高が高い。

中岳は潅木と岩のミックスで、その上今日は木の根と岩がヌルヌルしていてとても歩きにくい。額を木の枝にぶつけながら中岳に到着すると、ここにも小さな鳥居と、「高原山神社境内」の表示が。

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中岳 衛兵、チンネと言ったら言い過ぎか

釈迦ヶ岳の最後の登りは、見上げると辟易とするが、見た目ほどのことは無く、あっさりと山頂へ着いた。ここにもミニュチュアの神殿と「高原山神社境内」の表示があった。おまけに大仏様までいる。神道なのか、仏教なのか、神仏習合なのか。そう言えば山名は、釈迦ヶ岳だった。

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山頂には僅かな株のレンゲツツジが咲いていた。

西平岳の赤ザレでうとうとしてから帰った。本日は誰とも会わなかった。

古い資料には「笹深し」とあるが、刈払いがされ、中岳周辺を除き、大変歩きやすかった。

目的地:大入道
山行日:2008.6.10
コース:小間々台~大間々台~剣ヶ峰~大入道~小間々台

先週はミツモチの白ヤシオがすばらしかったので、2匹目のドジョウを狙って出かけてみた。

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小間々台から大間々台はヤマツツジが咲いていた。レンゲツツジは咲き始め。



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剣ヶ峰から大入道の尾根道には白ヤシオが散り始めていた。
大入道の降りはヤマツツジが満開であった。
うわさ通りのツツジ山でした。

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目的地:後袈裟丸山
山行日:2008.6.14
コース:折場口(9:50)~賽の河原~前袈裟~後袈裟丸山=往復(16:30)

今年の梅雨前半は晴天が多い。それもドピーカンが。天気予報で晴れだと言うので、今年最後のツツジ見に出かけた。

実際、出かけてみるとドピーカンであった。日光連山、白根山、錫ヶ岳?、皇海山、武尊山、至仏山と見えた山を挙げれば枚挙に暇が無いほどだった。

ヤマツツジの他にシロヤシオが前袈裟の手前で咲いていた。さすがに盛りは過ぎているようだった。前袈裟、後袈裟の稜線上には石楠花が咲いていた。八反張りにはユキワリ草?らしきものが咲いていたが、花の形状が色々でよく分からなかった。

小丸山の公衆WCに閉じ込められた人がいらっした。ドアノブが悪くなっているようです。気をつけてください。

目的地:駒の尾山(岡山県西粟倉村)
山行日:2000.2.5
コース:西粟倉村新田ダルガ峰林道除雪地点(9:40)~登山口(11:00)~駒の    尾山(13:30)~林道除雪地点(15:20)  往復

岡山県東の駒の尾山にスキーで行ってみた。

西粟倉村新田に着き、ダルガ峰林道の入り口を覘くと、車のワダチがあった。車で入るかどうか迷っていると、犬を連れた老人がやってきて「どこへ行くのか」と聞いてきた。駒の尾山と言うと、「やめたほうがいい」と言われた。岡山の山では良く老人に登山を諌められる。
車に乗り込み、ダルガ峰林道へ入った。しばらく行くと除雪車が2台雪に埋もれかかっていた。ここに車を置き出発。
単調な林道歩きの末、ようやく登山道入り口に着いた。一服していると、スノーシューの若者がスタスタと駒の尾山に登っていった。彼の姿はその後、見ることは無かった。
夏の道型が良く分かるので、ルートの心配無しに歩けた。急傾斜の部分も無く、シールで山頂に達した。山頂の先にある非難小屋には先客が2名いらした。
山頂に戻りやや開けた雪原を滑ってみたが、すぐにブッシュとなり、滑りにはならなかった。
帰りは、以外にも細かい登り降りがあり、またルートも狭く難渋した。強引にプルークで降り、へとへとで登山口に。林道は午後になり、カチカチに凍りつきスキーがよく滑る。
駐車地点に戻ると、私の車以外のところが綺麗に除雪されていた。即ち、高さ30cmのひな壇の上に車がポンと載っているだ。除雪車の姿は無い。無理にひな壇から車を下ろして事なきを得た。

  駒の尾山はスキーで行くところではありませんでした。老人の言うとおりでした。

目的地:比婆山
山行日:1999.2.21
コース:六ノ原(7:30)~展望台(8:30)~立烏帽子山(11:30)~越原越    ~比婆御陵(13:30)~烏帽子山(14:00)~出雲峠(14:30大     休)~六ノ原(15:30)

スキーで比婆山に登ってみた。
朝から小雪が降っていた。六の原からほぼ夏道経由で立烏帽子山に向かった。途中より、歩きやすい所を選択し、尾根沿いに登る。左手より車道が見えてくると立烏帽子山直下の駐車場に着いた。ここより登山道に沿って登る。途中から登山道を見失い猛烈な密林を掻き分けて進む。やがて前が明るくなり立烏帽子山に到着した。
シールを外し無木立ちの斜面を滑るがあっという間に池の段の基部に着く。池の段を巻くと大勢のおば様方がいらっしゃった。どこから登ってきたのだろうか。スキーを滑らしてスーッと通り過ぎると歓声が上がった。チョット恥ずかしい。            越原越の手前で直進し、小尾根に引き込まれた。少し戻り、無事越原越に。
再びシールを着け比婆御陵に向かう。雪は徐々に濃密になってきたが、このあたりはブナの樹林で風が無いので助かる。薄暗い比婆御陵をやり過ごし、シールを外し滑降だ。快適斜面とはいかないが、何とか鞍部に滑り込む。再びシールを着け尾根の右側を絡むように歩くとすぐに烏帽子山に着いた。
烏帽子山は広い山頂で見渡しもよさそうなのだが、今日は何も見えない。風が強いので早々に退散する。夏道沿いに尾根を滑り、左手に小沢が出てきたら小沢に滑り込む。尾根を一本乗り換えて緩く滑ると、雪原の出雲峠に出た。
出雲峠からの下りは、重い深雪で直滑降で下る。六の原までは30分足らずであった。

   滑りの爽快さは求められないが、立烏帽子の登り以外はスキーで快適に歩けるコー   スだった。

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