山行日:2023.4.21
コース:東武日光駅=バス=細尾入口バス停(8:20)~廃林道入口(8:30)~廃林道終点・三宿沢渡渉・930m付近(9:00)~小尾根を登る~(10:00)大木戸山(10:10)~三の宿山(10:40)~(11:30)1158m峰・やしおの湯分岐(11:40)~やしおの湯(12:50)=バス=東武日光駅


みー猫さん、せとなさんによると雪・霜・風雨などにより、アカヤシオが各地でやられているらしい。それでも、俺は生きのいいアカヤシオが見たい!
というわけで、強行的に日光へアカヤシオ見物にでかけたのである。俺のアカヤシオの持ち札は少ない。
少ない持ち札の中から、大木戸山・三の宿山を選んだ。例年ならば早すぎる日付ではあるが、この高温続きでは、むしろ遅すぎるのではないかとの疑念が生ずるのであったとさ。


日光駅でクソをしてバス乗り場へ。
ムムムムッ・・・・、
「奥細尾行」のバス乗り場が見つからん!

湯元行のバスが来てしまった。仕方ない、とりあえず乗るしかあるまい。前日のテレビでは、日光大混雑を放映していたが、高校生が下車してみるとバスはガラガラであった。
細尾入口バス停で下車する際、運転手に尋ねたところ、「奥細尾行」のバス路線は去年の10月に廃止となったそうだ。ムムムッ、残念。

とはいえ、今回はバス停でわずか1区間歩くだけの被害だけだった。ただ、今後、細尾峠方面はますます縁遠くなりそうだな。日光市営バスもあるのだが、どういう訳か東武鉄道との連絡が超悪いのだ。


で、今回歩いたところ。何回か繰り返し歩いている。俺向きの短時間コースである。ただし、やしおの湯への下りは踏み跡が薄く、別尾根に引き込まれやすいので注意を要します。
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細尾入口バス停で下車し、国道を渡る。細尾リンク→に従い、左折。少し歩いて薄暗い廃林道に入る。廃林道は、道型がエグレて最早車は入れない。道の真ん中に細い木が生えていたりする。


たまに開けて、三宿沢の向こうは春爛漫。
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2.5万図では、廃林道は860m付近で尽きているが、実際には930m付近まで続いている。廃林道終点にて。今日は三宿沢に水流無し。
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対岸に渡り、チョット急な斜面を少しだけ登ると傾斜は少し緩む。右側に浅い沢型があり、地図よりも尾根感がある。傾斜が少し緩むとはいうものの、写真で見るより急である。ただ、不安は感じない。
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ミツバツツジが点在。アカヤシオを捜す。
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1100mまで登って、初アカヤシオ。しかし、花数少なし。
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カタクリが点在する。急坂に足が悲鳴をあげている。
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アカヤシオは寂しい花数。でも咲いている花は傷んではいない。
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1200m付近でようやく豪勢なアカヤシオ。ヒーッ、でも足がツライ。
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ウッヒヒヒッ・・・。
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間もなく大木戸山に到着。ムムムッ、アカヤシオが再び寂しくなってしまった。
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これまで何度か大木戸山山頂では、豪勢なアカヤシオの木を見てきたが、今回は寂しいものであった。早すぎたのか、いや、そんなことは無い。ただ、花密度が異常に低いのである。噂通り雪・霜・風雨にやられてしまったのか・・・。

ここでメロンパンを1個食って、オサラバ。三の宿山に向かおう。



アカヤシオの季節にふさわしい枯れ木状態。でも非常に暑い。かなり汗をかいている。
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尾根上にはアカヤシオが点在。
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やがてアカヤシオは消えた。正面に三の宿山。
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佐ノ宿の金剛堂。
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佐ノ宿から急坂をヒーコラ登って、三の宿山。
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三の宿山にて。茶色く変色したアカヤシオのツボミが目線の位置に。ムムムッ、なるほど。
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アカヤシオは咲いているものの、茶色く変色したツボミが多数あり。
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チョット下ると、豪勢に咲いていた。正面に男体山。
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カタクリも。
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チョリチョリのヤツも。バックに女峰山。
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アカヤシオ越しに鳴虫山。
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元気なヤツ。
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岩場にはアカヤシオ。
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男体山と大真名子山。
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大真名子山。
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ヒヒヒッ・・・・。
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満足満男。大昔、イジリー岡田が例の番組で言っていた。
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これでもか~。
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ミツバツツジが。今回は、アカヤシオは1050m以上で咲いていた。1200m前後が盛りだった。
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山桜が現れては、アカヤシオは終わりかな。
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ミツバツツジが豪勢に。ヤマツツジはツボミ。
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850m 鉄塔付近。ここでもヤマツツジはツボミ。
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ミツバツツジは咲いている。
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プールを過ぎて、沢型に到着。
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やしおの湯に着くと13時のバスに間に合った。
渋滞も無く、駅に着くと10分後の特急に乗れた。思いのほか早く家に着くことができた。


事前の情報通り、アカヤシオは何かにヤラれていた。茶色く変色したツボミが多くあった。原因は俺には判らない。そうした現象は大木戸山山頂付近と三の宿山山頂付近で頻度が高く、少し山頂を下ると緩和されるているように見受けられた。そこではそこそこアカヤシオを楽しむことができた。