行った日:2015.5.5
目的地:足利基氏累跡の地、岩殿観音、物見山


今年のGWはのっぴきならない事情により、遠出はできなくなった。
半日ほどと言う事で、ツツジ見物に東松山市の物見山(標高135m)にでかけた。


東武東上線高坂駅から「鳩山ニュータウン行き」のバスに乗った。バス停を二つほど過ぎた所で渋滞にはまり、歩行者に追い越されていく。ムムッ、まさかこんな所で渋滞にはまるとは・・・。ほとんど進まないバスにシビレをきらせ、「月ヶ丘」というバス停で降りた。月ヶ丘が何処なのかは知らんが、とにかく真っ直ぐ歩けばいいはずなのだ。

帰りに知ったのだが、どうやら物見山手前の「こども動物園」なる施設が大混雑していたようだ。


少し歩いて、「足利基氏館跡→」を発見し、右折。


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足利基氏館跡、では無く、塁跡。


確か、県道にあった標識は館跡だったと思うが、ここには「塁跡」とある。
解説板には、「岩殿合戦」の際に足利基氏が拠った所とあった。どうやら在地領主の館跡のようだ。

奥に進むと、ロープでとうせんぼ。肝心の場所はゴルフ場の敷地になっているらしい。
期待していただけにガッカリだねぇ~。


少し戻って、先に進むと、


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坂上田村麻呂伝説の弁天沼。


弁天沼の反対側に阿弥陀堂跡地(現在岩殿地区集会所)があり、その斜面にお墓があり、中央に、


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2mを超える巨大板状石塔婆があった。


ここからは、いかにも中世武士団が好むような谷戸地(九十九川)が見渡せた。


弁天沼に戻り、橋を渡ると岩殿観音の門前町があった。
門前町の通りに面した一軒一軒の家に屋号の札が懸かっていた。畳屋、鍛冶屋などなど、日常生活には困らないほどの職人達が集住していたようだ。中に菓子屋なんてぇ~のもあった。


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門前町の通りのドンツキに岩殿観音正法寺山門があった。


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参道の途中にある上田朝直せい札。ん、せい札ってナンダ?


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参道を登りきって、門前町を俯瞰。


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奥に観音堂。


楼鐘の脇に山道があり、これを辿ると、


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石仏群があった。


蜘蛛の巣を払いのけながら戻る。


岩殿観音を突っ切り、県道を渡ると、目の前が物見山の入口だ。ここから、5分とかからずに山頂に達してしまうが、ツツジ見物のため、あちこち歩き廻った。






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物見山①


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物見山②



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物見山③



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物見山④


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物見山⑤


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物見山⑥


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物見山⑦



物見山のツツジは最盛期を過ぎていた。切り取り写真を撮って誤魔化す。


隣接の埼玉平和資料館に向かう。
税金の無駄使いと思われる巨大展望塔にエスカレータで登る。平和と巨大展望塔とどういう関係があるのかい?遠回しの屁理屈は聞きたくない。

曇天でさしたる展望も無く、すぐに去る。
こども動物自然公園に向かう。裏口に510円とあったので、入場しなかった。

道に迷った。

なんとか物見山に戻ると、晴れてきた。もう一度写真を撮ったのが、物見山⑥、⑦でした。


そして、帰りは高坂駅まで歩いた。