山行日:2013.6.13
目的地:女峰山様
コース:布引の滝遊歩道入口(6:50)~布引の滝分岐(7:10)~金冷泉(7:40)~1850m付近道の分岐(8:10)~1860m付近小屋の跡?(8:20)~富士見峠(9:40)~帝釈山~(11:30)女峰山(11:50)~帝釈山~富士見峠(13:20)~布引の滝遊歩道入口(15:20)


布引の滝入口から富士見峠まで2.5万図も昭文社の地図も小道の記号が描かれている。これが野門道かと思っていた時期もあった。古賀志山さん(池田正夫先生)からこの道は野門道ではない事を教えて頂いた。野門道は大事沢に沿って着けられていたそうである。
そんな折、昨年の夏にアキ爺さんとぐっちゃんさんの屈強コンビが本コースを辿られた。道は確かにあるようだ。日光連山の北面に登山道らしきものは皆無であると思っていたので、俄然スポットライトが当てられたような気がした。


多少の問題があるのだが、林道終点まで車で入れた。走行上の問題は無い。入ろうと思えば誰でも入れる林道だ。倫理観の問題だろう。


林道終点には「布引の滝遊歩道」の案内があった。道標に従って入山。

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想像以上に道はよい。


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20分ほどで布引の滝分岐点。久しぶりに深山の趣に浸った。


天気はすこぶる良い。道も想像以上に良いのでかえって拍子抜けするぐらいだった。ただ体調が思わしくない。とても体が重いのである。ノソノソと歩くしかないねぇ~。
途中より、道は2.5万図、昭文社とも違う所に着けられているように感じた。取り敢えず道が鹿ッ狩りしているので、道なりに進んだ。小さな木の祠や石祠が現れる。

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この赤い標識がかなり多くある。だから、道なりに進んだ。


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金冷水まで30mとあったが、行かなかった。

その先で、右手から明瞭な道が合流してきた。

さらに少し先で、小屋跡らしき所に出た。金属製のストーブ兼カマド、一升瓶、キリンのビールケースが散乱していた。

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道が合流して、ゴロゴロの平坦路となる。

やや緊張しながら、富士見峠下の異常なクネクネ道の登場を待ちわびた。
180°折り返し点が現れた。ついにおいでなすったね!このクネクネは地図で見る限り無駄である。どこかで短絡路を見つけたい。

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登れそうな沢筋に入る。成功。

もう一回沢筋に入る。成功。

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クネクネ道上部より。この時はまだ晴れ間が見えていた。


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富士見峠到着。

富士見峠越えの道をここでシゲシゲと眺めてみると、この道はどうやら車両が通行していた道であると判断できる。登って来た時に合流してきた道が車道の延長であるように思える。

さぁ~て、ここから400mの登りである。じっくり登るとするかぁ~。重い体を引きずるようにノソノソと歩く。湿った針葉樹の道はあまり好きではない。


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なんか、曇ってきたような気がする。左小真名子山。右太郎山。


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帝釈山付近より女峰山様。


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やっと女峰山様に着きました。


この頃より、頭がズキズキしだした。まずいねぇ~。飯もノドを通らん。タバコだけは2本吹かしてオサラバ。

帝釈山の登り返しで、頭がガンガンしてきた。吐き気もあり。とりあえず、歩くしかないだろーが!


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花が咲いていた。


富士見峠で大休止。水を飲んだら余計気持ち悪くなった。

この状態では、帰りは短絡は無理と考え、クネクネを辿る覚悟だった。が、初めの180°転回地点の先にピンクリボンが乱設されていた。森の中を覗くとピンクリボンが続いていた。シメシメ、助かった。ピンクリボンを追と道の屈曲点に出た。そこからまたしてもピンクリボンが!ピンクリボンを追うとドラム缶が放置されている所で登山道に復帰できた。ヤレヤレ。

あとは朦朧と山道を下った。

駐車地に戻り、トリモナオサズ車を出した。頭ガンガンと吐き気でツライ運転となった。


日光宇都宮有料道路で、小銭を払おうとしてサイフが無い事に気が付いた。ムムムッ。取り敢えずETCカードでその場を切り抜け、路側に車を停めた。何度もザックの中や車の中を探したが見つからない。アセッテ逆上しかけた。ついに諦め運転席に戻ると、足元にサイフが落ちていた。アーッ助かった。

そしてなんと、頭痛、吐き気も同時に治まってしまった。
自分の人格を疑っちゃいますよ。

そして、家に帰り、いつものように風呂に入りビールを飲み、ブログを今書き終えた所。

ん、頭が痛い!
さっさと寝る事に致します。