行った日:2012.11.3
コース:自宅(8:00)~綾瀬川サイカチ戸橋~蒲生の一里塚~越谷市愛宕町古綾瀬川~古綾瀬川伏越~草加市神明町綾瀬川合流点~自宅(11:30)

今日は酉谷避難小屋に一泊を計画していたが、金曜の帰りが遅く土曜山行はあきらめた。

外は予報とは裏腹に曇天である。どーすんべ~。取りあえず、近場の川歩きに行ってみよう。
そんな訳で古綾瀬川を辿ってみる事にした。市内の地図を見ても、その起点は良く分からなかった。どうやら蒲生の一里塚付近が起点のようだが、綾瀬川に繋がっている場所は不明であった。

まぁ、行くだけ行ってみよう。自宅を8:00に出た。

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草加市金明町、綾瀬川に架かる槐戸(サイカチド)橋を渡る。

上の写真の木が茂っている所が蒲生の一里塚。その脇に水路が見えるが、そこは古綾瀬川ではない。


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越谷市愛宕。蒲生の一里塚。愛宕神社がある。

このへんをうろつき歩き、古綾瀬川を捜す。

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余りにも貧弱だが、暗渠から顔を出したドブが目的の古綾瀬川であるとフンだ。

住宅がひしめき、まともに川筋を歩けない。近くの道はクネクネと曲がっている。きっと古綾瀬川の蛇行に制限され、そうなったに違いないと勝手に想像した。

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越谷市南町。住宅地をクネクネと流れる。んっ? 完全によどんで、全く流れていない。

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草加市八幡町。暗渠となるが、何となく流れの方向が判る。

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兎に角、尋常ではない蛇行の仕方である。

綾瀬川の語源は、流路が定まらぬ「あやしの川」からきているそうだ。「あやし」とい言う言葉自体良くわからんが、何となくオドロオドロした感じ。
ここらあたりは、越谷市と草加市の境界をなしている。

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水路としては、だいぶスッキリしたが、相変わらず流れは無い。

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蛇行は続く。

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越谷市伊原町の馬頭観音。

この先道なりに行くと葛西用水にぶつかった。

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草加市八幡町。八幡男体神社(跡?)。葛西用水べりにあった。古綾瀬川との距離は30m程か?

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ようやく、古綾瀬川の文字に出会う。

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蛇行はまだまだ続く。

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そして、いきなり川幅が広がる。流れは無い。

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荒れ地に鎮座。

この辺りで、便意を催す。排出圧力が一気に上がった。ウンよく知っている道「そうか公園線」に出た。薬局屋の並びに⑦があったはず。内股で入店、店員に声を掛け、無事排泄。助かった。

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埼玉県立草加高校前。草加高校の半分は古綾瀬川に囲まれている。

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草加市青柳町。外環道にぶつかり、川は東に向かう。おそらく、近年の流路変更だろう。


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草加市青柳町。ここで、直角に南下。外環沿いの(たぶん)綾瀬川放水路を伏越えでくぐる。

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草加市青柳町。越戸橋。下流方向に草加の工業団地が見えてきた。

越戸橋のたもとには、古綾瀬川の浄水施設などがあった。
町工場がヒシメキ、川沿いを離れる。

一旦川に復帰するも草加リサイクルセンターに阻まれ、またしても川を離れる。

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草加市稲荷町。川に戻ったと思ったら、綾瀬川だった。左綾瀬川、右古綾瀬川。

あとは、綾瀬川沿いに帰るだけ。

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草加市松江町。対岸の神明町の水門を見る。

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折しも日光街道草加の松並木では、草加のお祭りが開催され賑わっていた。

人波を避け、道を変え、自宅に帰り着いた。


それにしても、古綾瀬川の蛇行は凄かった。あやしの川か~。