行った日:2012.10.14
目的地:利根大堰
コース:菖蒲町?仲橋(7:50)~利根大堰(12:30)~秩父鉄道新郷駅(14:00)

1:00頃一旦目が覚めた。もう一眠りして起きたら5:00だった。寝坊だ。予定の起床時間を2時間も過ぎていた。あわてて出発準備をするも、もうダメだ。山に行くのは諦めた。
家でウダウダしていても仕方がない。気を取り直して、川歩きに出かけた。

久喜駅から「菖蒲仲橋」行きのバスに乗った。

イメージ 1
菖蒲町仲橋を出発。もしかしたら久喜市と合併しているかもしれんなぁ~。

相変わらず、完全護岸の有刺鉄線沿いの単調な川べりを歩く。

イメージ 2
水道橋が見えてきた。騎西町あたりか。もしかしたら加須市と合併しているかもしれない。

イメージ 3
子犬が藪から飛び出してきた。川里町あたり。もしかしたら鴻巣市と合併しているかもしれない。

イメージ 4
ついに、最北の行田市に入った。

イメージ 5
遠くの塔は「古代蓮の里」に違いない。その左手奥には「埼玉古墳群」があるはずである。

イメージ 6
サイクリングの人々は多いが、徒歩ラーは全く居ない。

イメージ 7
ここらには、自宅に社を置いているうちが多い。扉を覗いたら御キツネ様がいらっしゃった。

イメージ 8
秩父鉄道だぁ~。

イメージ 9
行田市小見。複雑な分流点。左は多分星川。右見沼代用水。

ここはチョット流れが複雑すぎて言葉では説明しきれない。

イメージ 10
左武蔵水路。右見沼代用水。

訳が判らん水路の立体交差点。

イメージ 11
とにかく、こうなっているんだそうだが、頭の悪いおいらには現地でも良く判らなかった。

イメージ 12
その先はこんな風になっておったが。

イメージ 13
矢倉があったので登ってみたら、こんな風に4本の流路になっていた。ちなみに武蔵水路は大規模工事中みたいだった。

イメージ 14
そして、ついに・・・。

イメージ 15
ホコラの先に利根川の堤防が見えた!

イメージ 16
喜び勇んで堤防を駆け上がった。これが、利根大堰かぁ~!


ついに利根川に着いたドォー。

思えば草加市谷塚から行田市須加まで全長80km超の旅だった。埼玉県の短い方だが縦断できた事は卒直に嬉しかった。

イメージ 17
利根川が東に、荒川が西に移動した後、干からびかけた武蔵の国東部の低湿地帯にここから水が供給されている。江戸時代からの工事は、今でも続いている。

イメージ 18
下流を見ると、「見沼代用水」「武蔵水路」「邑楽用水」「埼玉用水」と分流の巨大看板が並んでいた。

腹が減って近くのそば屋に行ったらお休み。バス停に行ったら、16時過ぎまで来ない。


イメージ 19
仕方ない、埼玉用水に沿って羽生の駅まで歩くか。

しかし、これがとんでもない距離だった。歩けども歩けども田圃が続く。予定変更で、羽生市上新郷愛宕神社で右折して秩父鉄道新郷駅で車中の人となった。

帰りの電車で、あらためて地図を見た。
通った市町村は、
草加市、東京都足立区舎人、川口市、鳩ヶ谷市、さいたま市緑区、さいたま市見沼区、さいたま市岩槻区、上尾市、蓮田市、白岡市、菖蒲町?、騎西町?、川里町?、行田市。(もしかして、菖蒲町、騎西町、川里町ではなく、久喜市、鴻巣市、加須市かもしれない。)

何故か、思わず、ホクソ笑んでしまった。

しかし、この遊びは存外に面白い。お金もかからない。貧乏なおいらにはおあつらい向きの遊びである事に気が付いてしまったのだ。そして近所には、至る所に川や用水路があるのである。