山行日:2012.4.21
目的地:野際新田鳥居前、流石山
コース:野際新田鳥居前(8:10)~日暮滝(8:50)~観音山雨量観測所(9:20)~林道終点(10:40)~(11:10)大峠(11:30敗走)~野際新田鳥居前(15:00)

イメージ 2

未明。スキーに行こうとザックを車の荷台にホッタリ込んだ。ん、荷台に積みっぱなしのスキーが無い。ムムッ・・・(アブラ汗)。
冷静を装い考えた。おそらく、先週行った野際新田鳥居前にスキーを放置してしまったのだろう。そういえば、スキーを乾かそうと考え最後に車に積もうとしていたような・・・。
どのみち、今日も野際新田に行くつもりだったので取り敢えず出発した。

スキーの積み忘れは2回目。前回は20年前。蔵王白石スキー場で。不忘山の帰りだった。剣先温泉で疲れを癒し、さて帰りましょうかの段でスキーの積み残しに気が付きスキー場に戻ってみたもののスキーは無くなっていた。当時最新鋭のアルチプルムという結構なスキーだった。以来、その代替として、某山道具屋のセットスキーのバーゲン品を先週まで使っていたのだ。

不安な心持と同様、天気は曇り空。黒磯から霧雨。こりゃぁ山もスキーもダメかなと思った。取りあえずスキーだけでも回収したい。人ケの無い山だけにスキーの回収確率はそこそこあるのではと期待した。

甲子トンネルを抜けると陽が射し、観音沼では快晴となった。天気予報が当たった。野際新田の小さな集落を抜けると、赤いスキーが目に入った!やったー!ラッキーだ。スキーを車に積み、林道を奥へ進む。
ムムッ・・・。なんと、先週ダランとしていたトラロープがピンと張り、遮蔽物まで置かれておった。カンネンし、ここから歩くことにした。スキーにスキー靴を着け、それをザックにくくりつけた。異常に重いワサ。

先週に比べ雪は激減。林道は乾いていた。

イメージ 1
駐車地の鳥居前から少し歩くともう一つ鳥居があった。こちらの鳥居の奥には祠があった。

イメージ 3
鳥居の脇に石造3体。うち1体は転がっておった。ハイトスさん、たそがれさんに倣い石仏を起こそうとするも重くてすぐに諦めた。

イメージ 4
兎に角、天気が良い。三倉山がいい感じに見える。

スキーとスキー靴は異様に重い。おいらはスキーを担ぐのは大嫌いなのだ。ヨロヨロと日暮滝入口に到着。滝を遠望する。なるほど。加藤某氏が会津に転封になった折、道中この滝を日暮れまで眺めておったのだそうだ。ちなみに茨城南部では、ヒグレをシクレと発音する。この滝はヒグラシのようだ。

イメージ 5
観音山雨量観測所。ようやくしっかりと雪が現れた。バーゲンで買った赤いセットスキーを履いていると、オニイさんが登ってきた。大峠まで行くそうだ。

タバコを2本吹かせ出発。スキーを履くと楽だ。

イメージ 6
所が、カーブを曲がると砂漠のような舗装道。またスキーを脱ぐ。いやになっちゃうねぇ~。

イメージ 7
流石山が見えてきたのだが、大峠付近より雲が下郷町に流れ込んでいる。雲があるのは大峠のみ。
大峠付近の雲を見て、不安になる。

しばらく歩くと雪がでてきた。今度は騙されんぞとツボ足で歩く。さっきのオニイさんが道端で電話しておる。ソフトバンクでは考えられん。
全然雪切れにならないのでスキーを着ける。あ~ぁ、楽になった。

延々と歩いて、ようやく林道終点に辿りついた。磁石を大峠に向けて出発。いきなり、水流に阻まれる。スキー靴まで水に潜らせて渡る。ルートが判りにくい。こんなんで、帰りは大丈夫なんかい。ここでも一抹の不安が・・・。石祠があり、あたり見回すと下に標識が見えた。標識に下ると道型を感じこれを辿る。また水流。小さく尾根を越す。道型を失うも下にピンクリボンがあり、そこから再び道型を感じる。やがて、小沢が近付き完全に道型を失うが、適当に登ると笹が現れ、僅かで大峠に達した。

イメージ 8
大峠に到着。ここだけは曇っていやがる。

イメージ 9
流石山の尾根に雪は全く無かった。見通しが悪いねぇ~。

イメージ 10
三斗小屋側の斜面に回り込んで少し登ってみた。雪は大分上まで繋がっているようだ。しかし、ガスがかかり見通しが悪い。

どうすんべぇ~。時間的には問題無いのだが、帰りのルーファンが心配になっていた。磁石だけで林道終点に辿りつけるのだろうか。この高温ではスキーのシュプールなんて数時間で消えてしまう。林道終点にピンポイントで辿り着く自信なし。あぁ、こんな時にはGPSが必要なんだな。
自信が無いならシュプールが消える前に帰るしかねーだろう。シールを剥がした。

イメージ 11
大峠に戻ると一瞬霧が晴れた。旭岳と先週行った観音山。

イメージ 12
三本槍に続く尾根にも雪は少ない。

未練は捨てて、おさらば。笹に突っ込み、その後は早くも消えかかった登りシュプールを追う。小さな尾根を越え、

イメージ 13
水流を渡ると、アッサリと林道終点に着いた。

イメージ 14
振り返ると、大峠にガスがかかり、滝雲となっておった。

傾斜の無い林道を腕で漕ぐ。鎧沢を過ぎると登りになりやがった。スキーを外し、フキノトウを摘みながらトボトボと歩く。雨量観測所で山靴に履き替え、日暮滝の滝壺に寄り道した。

イメージ 15
日暮滝

イメージ 16
相変わらず、大峠以外の会津の山々は青空に覆われていた。

駐車地にて、忘れ物の確認を入念に行い帰途に就いた。

道の駅下郷のソバはかなりイケておった。

甲子トンネルを抜けるとなんと霧雨が降っていた。那須の山々は全く見えなかった。この天候の違いは驚きだった。

イメージ 17


取り敢えず、スキーが回収できたので善しとしよう。GWのスキーに賭けるしかないな。