山行日:2012.4.15
目的地:那須観音山、できれば反射板まて゜
コース:野際新田の先の鳥居(6:40)~沢型~1426m・1312m峰鞍部(7:40)~(10:00)観音山(11:00)~鳥居(13:00)


観音山もまた全国各地にありそうだ。那須観音山を知っておるヤツは案外少ないだろうな。おいらが知ったのも4、5年前だったと思う。那須大白森山で出会った会津のigakumiさん御一行から教えてもらった。その時は、旭岳の支尾根に佇む寂峰との認識。旭岳すらゲキ藪に跳ね返されておったので、その衛星峰などとても登れるものではないと思っていた。そして、いつしか忘れてしまった。
今年の正月、職場で配られたカレンダーに観音沼の写真が掲載されていた。秋の観音沼で、特別美しかった。そして、観音山を思い出した。

そんな折、彗星のようにブログ上に現れたaki・takayaさんが、立て続けに観音沼から冬の那須に登っておられた。
akiさんの記事に刺激され、流石山にスキーで登ってみようかとの思いが湧いてきた。しかし、チャンスは訪れなかった。土曜の好天気に恵まれなかったのだ。
今週が、今年最後の機会だと思っておったが、やはり土曜は雨。日曜一日なら、観音山くらいにしておいた方がよさそうだ。流石山狙いで、地図を良く見ておったので、厭でも観音山も目に入っていた。雪がある内はゲキ藪も隠れていよう。

先週は爆弾低気圧の影響で積雪があり、道の駅下郷で退却しておった。今週は、見る影も無いほどに雪は激減していた。

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道の駅下郷より。

野際新田まで車道は乾いていた。その先へなおも車で進入。鳥居を左手に確認するも、さらに先に進んでみる。すぐ先で、中途半端なゲートで、軽く進入を拒んでいた。入ろうと思えば入れそう。だがやめておいた。鳥居のすぐ下の駐車スペース一台分があり、ここに車を止めた。

モモヒキをはき、スーキーズボンをはき、出発。

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入山口の鳥居。鳥居の先に祠などは見当たらなかった。

鳥居のすぐ左手には5cmの雪が繋がり、初めからシールで歩けた。雪はカチカチに凍り着いていた。ここから右手の浅い沢型を意識しながら、氾濫原と思われる広い森を登った。途中雪切れかと思われたが、右に左にコースをとり、取り敢えずスキーを外さずにすんだ。

1180m付近で正面に急斜面が現れた。ムムッ、雪が無いではないか!予定ではさらに右にカーブして沢型を詰める手はず。そちら側は、微妙に雪が繋がっておった。ホッ!

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ゆるゆると沢型を詰めると細身のブナ、ミズナラが現れる。

1426mと1312m峰の鞍部までは順調だつた。ここより北へ進路を変え尾根に乗った。

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初めこそ広い尾根だったがしだいに細くなってきた。三本槍ヶ岳が見えてきた。


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さらに尾根が細くなり、悪い事に雪切れとなった。

スキーを肩に担ぎ左の山腹を登る。スキーが木の枝に引っかかり往生する。まずいねぇ~。こうなると、スキーはただの邪魔者。笹に足を滑らし転倒。たまらず、スキーをリュックにくくりつけた。スキーをリュックにくくりつけ数分で雪が現れる。ザックからスキーを外す。ヤレヤレ。すると今度は硬い雪でスキーが後ずさり。今度はスキーアイゼンを装着。快適な登りになった。
1426mを左から巻き気味に通過。調子がでてきたワイ。と思ったのも束の間、1500m付近より新雪が現れ、雪がシールに付着した。こうなると最悪である。シールの抵抗が大きくなりどえらくキツクなった。一旦、スキーを脱ぎ、シールワックスを塗る。湿ったシールにシールワックスを塗った所で、効果は知れていた。まるでヤスリの上を歩くようだ。


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昨日の新雪だろうか。陽に照らされた新雪は良くシールに付着する。

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あの先が観音山だろうか?天気はすこぶる良いのだが、シールが・・・。

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おおっ、旭岳だ。反射板も近い。悪雪でも展望が広がると心地よい。

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いい感じだ。

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樹間からの旭岳。

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そして、快晴の観音山に到着した。

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兎に角、凄い展望だった。右、大白森山。左、小白森山。

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二股山の後ろに磐梯山。左、大戸岳。右奥は、安達太良、吾妻か?

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小野岳の後ろに純白の飯豊連峰。

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会津の山々。燧ケ岳、会津駒周辺~会津朝日か?手前に七ヶ岳。博士も見える。


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唐沢山、三倉山、大蔵山。

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流石山と大峠。流石から大峠へ滑ってみたいなぁ~。

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三本槍。その右は朝日岳か?

あまりの好天に目がヤラレそうになり、小杉の日陰に退避。時間も早いので、ゆっくりと昼飯を食った。

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観音沼に続く尾根には雪崩の跡が。雪崩の外側の片側に獣の足跡が見えた。獣は雪崩に巻き込まれたのだろうか。

すると、観音沼の尾根からオッサンが登ってきた。長靴姿だったので、たそがれさんを思い出す。
オッサンに観音沼からの尾根の状況を根堀は堀聞く。登ってきた尾根は雪切れだったので、できれば、雪の繋がったコースで帰りたかったのだ。オッサンの話では、雪は観音沼の手前まで繋がっているとの事。但し、尾根が細い上、藪気味であるそうだ。う~ん。スキーでは厳しそうだ。

さぁ~て、そろそろ下ろう。

シールはずしてパイプ~の煙り♪
気分は明るい。

ところがどっこい、重い新雪にスキーが潜り全然スキーが回らない。プルークボーゲンも拒否された。横滑りと斜滑降&キックターンという最悪の組み合わせで凌ぐしかなかった。徒然さんのようにはいかないのだ!
そんな滑りで雪切れ地点に到着。下りなので横着をし、スキーを肩に担いだ。笹に足を取られまたもや転倒。学習効果なし。ここは、思い出したくもないワサ。あれ、藪の写真が無いねぇ~。それほど、余裕が無かったのかねぇ~。

ようやく雪が現れスキーを着けた。朝の硬い雪がウソのように赤城シグレに変わっていた。まぁ良くある事ですワ。足元ビチョビチョで鳥居に帰還。今日は坪足か、ワカンで来るべきだったかなぁ。結果論ではあるが・・・。

しかし、ひどい滑りではあったが楽しかった。

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早朝、全面凍結していたように見えた観音沼も、水面が見えていた。秋にもう一度来てみよう。