2011.10.16
紅葉を楽しもうと4時に家を出たが、激しい雨だった。即、帰宅。今は、雨降りの日には山に行かないのだ。
秋は短い。困った。
秋は短い。困った。
これまで、何度か秋の山で雪に降られて難儀したことがある。

谷川岳 11月25日 雪が深く、この時はコースを天神尾根に変えた。ジェットコースターのようなラッセル跡が踏み固められ、苦労する事無く山頂へ達した。アイゼン・ストック携行。楽しい事もある。

八方尾根 10月10日頃 2日間悪天候で八方池山荘に沈殿。3日目に快晴。三段染めが美しかったのだが、余りの雪の深さに、丸山ケルンで撤退。冬装備なしで出かけていた。
山小屋で朝起きてビックリというケースが多い。
11月、那須の坊主沼避難小屋で朝起きたら雪が積もっていた。雪山装備なし。甲子山の下まで雪が続いた。急斜面の下りが怖かった。
11月、会津田代山の太子堂で朝起きたら雪が積もっていた。山上湿原は完全に雪原と化していた。木道が全く見えず、雪まみれで下山口を捜しまくった。冬山装備なし。
9月末、一の越山荘で朝起きたら小雨。雄山の登りの途中より激しい雪となった。強風を伴い、顔面を雪礫に叩かれ、雄山神社に転がり込んだ。
十勝岳の時が一番ひどかったかもしれない。
工場立ち上げの応援で、室蘭に半年ほどいた事がある。北海道の山を楽しめると内心ホクソ笑んでいたが、忙し過ぎてそれどころではなかった。ようやく休日が取れて、9月末日十勝岳凌雲閣に泊まった。風呂に入り、山の上部を見ると雪が見える。紅葉もいい具合だった。呑気なものだった。夕方より小雪がちらついていた。
工場立ち上げの応援で、室蘭に半年ほどいた事がある。北海道の山を楽しめると内心ホクソ笑んでいたが、忙し過ぎてそれどころではなかった。ようやく休日が取れて、9月末日十勝岳凌雲閣に泊まった。風呂に入り、山の上部を見ると雪が見える。紅葉もいい具合だった。呑気なものだった。夕方より小雪がちらついていた。

十勝岳温泉付近。朝。富良野岳を見る。
朝起きると、雪は凌雲閣にも積もっていた。ジーパンに軽登山靴で来ていたが、行ける所まで行こうと出発。小雪は、やがて吹雪に変わった。なおも上に向かって歩いた。お一人下山してきた。その方の話では、上はとても歩ける状態ではないと言っていた。

おバカなおいらは、冬装備無しでさらに登った。
雪は益々激しくなった。気が付けば、膝下の雪だったのが股まで達していた。視界が無いワイ。顔面が耐えがたくカミホロカメットク山手前で、ようやく撤退を決意した。遅すぎるワ。
視界が極端に悪く、自分の踏み跡もどんどん埋まっていく感じ。ようやく、アセリを感じた。アセリを感じるのが遅すぎた。下り始めたが、自分の踏み跡など全く消えてしまった。やがて樹木の切れ目が現れ、ホットした。下るに従い道型が現れた。安心すると足が異常に冷たい事に気が付いた。凌雲閣で冷えた体を温めて、車に乗り込んだ。
そして、深夜、吹雪の日勝峠を越えた。こちらも怖かった。まさか、9月にこれ程の雪に出くわすとは思わなかった。
視界が極端に悪く、自分の踏み跡もどんどん埋まっていく感じ。ようやく、アセリを感じた。アセリを感じるのが遅すぎた。下り始めたが、自分の踏み跡など全く消えてしまった。やがて樹木の切れ目が現れ、ホットした。下るに従い道型が現れた。安心すると足が異常に冷たい事に気が付いた。凌雲閣で冷えた体を温めて、車に乗り込んだ。
そして、深夜、吹雪の日勝峠を越えた。こちらも怖かった。まさか、9月にこれ程の雪に出くわすとは思わなかった。
さて、窓の外を覗くと、青空が覗いているじゃぁないの!さっきまでの雨はなんだったのよ。
やっちまったかな。
やっちまったかな。
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