山行日:2010.10.16
目的地:平標山
コース:元橋(8:10)~岩魚沢林道別れ(8:50)~平元新道~平標山の家(9:50休)~(10:50)平標山(11:20)~元橋(13:10)

前日仕事帰りが遅くなり、前夜発の日光山行を諦めた。朝発でこの時期日光に行くことはできない。ピンチヒッター的ではあったが、平標山に出かけてみた。

かなり昔、平標山にはよく登った。上越線の急行で後閑や越後湯沢経由で行っていたので必ず平標山の家に泊りがけとなった。今回、初めて車利用の日帰りとなった。
元橋周辺の様相は一変していた。バブル時の名残か、巨大な建物がひしめいていた。登山口に登山者用大型駐車場ができていたのも驚きだ。そして、数十台もの車が停まっていたのにも驚かされた。いつの間にか人気の山になっていたようだ。きっと、日帰り客ばかりになっているに違いない。

岩魚沢林道に入ると、住宅が点在していた。別荘地であろうか。これも驚きである。林道周辺は以前よりも薄暗く感じた。木が育ったのだろうか。舗装されている所もある。かつてのイメージは全く失せていた。

平元新道に取り付くと、木段の連続でる。これもかつて無かった事。ただ、歩きやすい間隔で助かる。登るにつれ紅葉が美しくなってきた。何組か抜かしてしまった。紅葉を愛でながらゆっくり歩きたいので抜きたくなかったのだが。


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苗場山が見えた。

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青空のもとの紅葉は美しいな。

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平標山の家着。快晴だ。ここから眺めはすばらしい。

小屋も新築されたようだ。以前は2棟あったが、1棟に。景色は変わらないが、人工物は、かなり変わってしまった。「谷川連峰の鐘」だけは同じように吊るされ、そして誰かが鳴らしている。

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エビス大黒の頭が覗いてる。

一服後、山頂に向かう。こんなに遠かったけ。バテる。


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仙ノ倉山を眺めたり。


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赤谷川を眺めたりし、休み休み登った。


山頂には大勢いらしゃった。若い方々も多い。いつの間にか、人気の山になっていたのだ。


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平標の池を俯瞰。

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仙ノ倉山に雲がかかり始めた。この後すぐに、濃密な雲に覆われてしまった。

雲に覆われた国境稜線を見て、仙ノ倉山に行くのはアッサリやめにした。握り飯を食い、山頂を去る。


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松手山に向かう。雲が押し寄せてきた。

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ヤカイ沢の紅葉が美しかった。それにしても、腕が悪いねぇ~。

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松手山付近

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降りてきた道を振り返る。


木段の多い道を下ると、国道17号線の車の音が聞こえ始める。鉄塔をくぐりイヤになった頃元橋に帰着。
このまま、金精峠に向かおうと思っていたが、雲が多くなった事と意外な疲労感におそわれた事を理由に家路に急ぐ。
途中、名胡桃城に寄ってしまった。