山行日:2010.8.22
目的地:寒沢の宿、太郎山
コース:新薙コース登山口(7:30)~1900mヤブ入り(8:10)~登山道に引き返す~1880mヤブ入り(9:00)~水の流れれる沢~白い河原~周辺徘徊~敗走~1920m登山道(11:45)~新薙登山口(12:15)
目的地:寒沢の宿、太郎山
コース:新薙コース登山口(7:30)~1900mヤブ入り(8:10)~登山道に引き返す~1880mヤブ入り(9:00)~水の流れれる沢~白い河原~周辺徘徊~敗走~1920m登山道(11:45)~新薙登山口(12:15)
多くの方々が行かれている寒沢の宿に行き、そこから新薙の北側の薙に沿って太郎山に登る事を計画した。
新薙登山口を見つけるのに、右往左往した。林道を2往復してしまった。結局数台停まっていたガレた沢のすぐ先に登山口の標識があった。初めからケチがついていたのだ。
おいらの他に2組3人が出発した。
寒沢の宿は小真名子山と太郎山の鞍部1879m付近にある。チラチラとネット情報を見ていると、多くの人は新薙登山道を寒沢の宿と同じ高度まで登り、トラバース気味に達しているようだ。おいらもそれに習い、1800m付近より右側を注意深く観察しながら歩いた。
コース入り口の候補は3箇所あった。
おいらの他に2組3人が出発した。
寒沢の宿は小真名子山と太郎山の鞍部1879m付近にある。チラチラとネット情報を見ていると、多くの人は新薙登山道を寒沢の宿と同じ高度まで登り、トラバース気味に達しているようだ。おいらもそれに習い、1800m付近より右側を注意深く観察しながら歩いた。
コース入り口の候補は3箇所あった。
1900m付近の目印。
まずは1900m付近の3本テープの先にある薄い踏み跡を辿った。しばらくすると踏み跡を逃し密林となった。これはかなわんと思い、登山道に復帰した。
登山道を少し降り、1880mの踏み跡を辿ることにした。
登山道を少し降り、1880mの踏み跡を辿ることにした。
1800m付近の目印。
ここに入るとかなりしっかりした踏み跡があり、境界見出しの赤いプレートが散見された。また木には赤いペンキが小刻みに塗られていた。磁石の方向もほぼいい感じ。これに従い歩いた。
一度小沢に下る。僅かに水が流れていた。
対岸に登り直し、進む。
小尾根上を北側に登り、まずいなと思った頃、右に降る踏み跡を見つける。これを辿る。この頃、赤いペンキは見失う。
小尾根上を北側に登り、まずいなと思った頃、右に降る踏み跡を見つける。これを辿る。この頃、赤いペンキは見失う。
やがて、白い河原に出た。水の流れは無い。沢筋の奥に太郎山が見えた。
高度計は、1880mを指していた。
河原を対岸に渡ると、やや平坦な密林となる。磁石を定め進むと小さな赤いテープが2つ続けざまに見つかった。近いのではと思ったが、寒沢の宿は現れなかった。少々不安になり一旦白い河原に戻る。なかなか戻れない。マズイなと思った頃ようやく河原に復帰。
河原を上下してみると、太郎山と小真名子山を直線的に結ぶ位置に居ることがわかった。寒沢の宿は近いはずだ。磁石をセットし直し、白い河原の左岸台地を降った。するとかなりはっきりした踏み跡とピンクテープを見つけた。辺りを探し回るが見つからない。一升ビンやビールビンが落ちている。近いはずだ。
しかし、見つからない。
ヌメリのある倒木に足を滑らした。とっさに目の前の木を掴んだ。手のひらに痛みを感じる。見ると手のひらから血が吹き出した。出血部を抑えた後、水筒の水で洗い流した。リュックの雨蓋の奥にクシャクシャのバンドエイドが一枚あった。これを貼る。バンドエイドがみるみる赤くなる。右手の親指で出血部を再び抑えた。しばらくすると、出血はおさまったようだ。
なおも、捜すが見つからない。歩き廻っていると、今度は右足が腐った木のウロの様な所にはまった。股まで落ちた。その時したたかにスネを打ち付けた。足は腐った木屑にまみれた。最早ここまで。撤退を決意する。
白い河原にはなかなか戻れなかった。大分下の方で河原に降り立ち、河原を登った。行き過ぎ、また戻る。ようやく、元の位置に復帰。この河原の左岸を登れば太郎山に登れるような気がしたが、その意欲はすっかり失せていた。
退路とて見つからず、磁石でトラバース。往路では目にしなかった急峻な崖を上り下り。谷の底で大真名子山を確認。さっきまで小真名子山と思っていたのは、実は大真名子山だということが、この時わかった。あ~ぁ。これじゃぁどうしようもないね。自分にあきれる。
河原を対岸に渡ると、やや平坦な密林となる。磁石を定め進むと小さな赤いテープが2つ続けざまに見つかった。近いのではと思ったが、寒沢の宿は現れなかった。少々不安になり一旦白い河原に戻る。なかなか戻れない。マズイなと思った頃ようやく河原に復帰。
河原を上下してみると、太郎山と小真名子山を直線的に結ぶ位置に居ることがわかった。寒沢の宿は近いはずだ。磁石をセットし直し、白い河原の左岸台地を降った。するとかなりはっきりした踏み跡とピンクテープを見つけた。辺りを探し回るが見つからない。一升ビンやビールビンが落ちている。近いはずだ。
しかし、見つからない。
ヌメリのある倒木に足を滑らした。とっさに目の前の木を掴んだ。手のひらに痛みを感じる。見ると手のひらから血が吹き出した。出血部を抑えた後、水筒の水で洗い流した。リュックの雨蓋の奥にクシャクシャのバンドエイドが一枚あった。これを貼る。バンドエイドがみるみる赤くなる。右手の親指で出血部を再び抑えた。しばらくすると、出血はおさまったようだ。
なおも、捜すが見つからない。歩き廻っていると、今度は右足が腐った木のウロの様な所にはまった。股まで落ちた。その時したたかにスネを打ち付けた。足は腐った木屑にまみれた。最早ここまで。撤退を決意する。
白い河原にはなかなか戻れなかった。大分下の方で河原に降り立ち、河原を登った。行き過ぎ、また戻る。ようやく、元の位置に復帰。この河原の左岸を登れば太郎山に登れるような気がしたが、その意欲はすっかり失せていた。
退路とて見つからず、磁石でトラバース。往路では目にしなかった急峻な崖を上り下り。谷の底で大真名子山を確認。さっきまで小真名子山と思っていたのは、実は大真名子山だということが、この時わかった。あ~ぁ。これじゃぁどうしようもないね。自分にあきれる。
手を樹液でベトベトにしながら密林を掻き分ける。赤土の小沢と思ったら登山道だった。標高1920m
で登山道に復帰。落ち込みながら駐車地点に戻る。
で登山道に復帰。落ち込みながら駐車地点に戻る。
あの、タワミ近くに行きたかったのだよ。
野に咲く花も、今回ばかりは気休めにならなかった。
当分、寒沢の宿探しはよしておこう。
充電期間が必要。
次回は、たそがれオヤジさん・他のネット情報をカンニングし、頭に叩き込んでからにしよう。
いつになることやら・・・。トホホ・・・。
充電期間が必要。
次回は、たそがれオヤジさん・他のネット情報をカンニングし、頭に叩き込んでからにしよう。
いつになることやら・・・。トホホ・・・。
コメント