山行日:2010.5.9
目的地:岩屋観音・銭沢不動尊・四本龍寺
コース:東武日光駅(8:40)~志渡淵川渡渉~岩屋観音~鳴虫山~合峰~化星の宿~銭沢不動尊~神橋~本宮神社~四本龍寺~ラーメン屋~東武日光(14:15)

先週、ハーさんから鳴虫山でツツジが咲いているとメールがあった。ならば、行かないわけにはいかない。アカヤシオを堪能するのだ。
コースは未知の中曽根コース。中曽根コースの入り口は、イマイチはっきりしない。アキ爺さんのレクチャーを受け、安心して出かけることと相成った。

春日部に到着した「快速日光行き」は、超満員だった。通勤列車並み。後で知ったのだが、鹿沼で「さつきマラソン」なる催しがあったようだ。鹿沼で大半の乗客が降りた。ようやく座れたが、日光駅に着いた時はすでに足にきていた。

東武日光駅で、出すものを出し、吸うものを吸い、出発。
多くの人は、鳴虫山を目指している。アカヤシオへの期待が高まる。
鳴虫山登山口の標識をやり過ごし、車道を進む。舗装道が左にカーブし志渡淵川を渡ろうとしたとき、やや遠めの所からオッサンに呼び止められた。おいらに何かしきりに合図を送ってくる。何のことやら判らず、道を戻る。オッサンは、鳴虫山の登山口の位置を丁寧に教えてくれた。おいらは、
「それは中曽根の道ですか?」
「うん、うん。頂上から化け地蔵に行けばいいから。」
「それは、岩屋観音への道ですか?」
「あそこに見える電柱の所から入ればいいから。」
「なるほど。」
「標識を立てておいたから。」
「ご親切に、ありがとうございます。」
おいらは、丁寧にお礼を言い、先へ行った。電柱の所へ行くと小さな標識に、鳴虫山へと書かれていた。
う~んっ。これは、おいらが目指すルートではないなぁ。振り返ると、オッサンがこちらを見ていた。おいらは、その道を覗いてみた。違うな。「オッサン、おいらが行きたいのはこの道じゃあないのですよ。オッサン、申し訳ない。」心の中でつぶやいた。
先へ進むと、沢の合流点があった。アキ爺さんにレクチャーして頂いた所に相違ない!

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沢の合流点で、より小さい沢を渡った。簡単に渡れた。

小沢を渡り周りを観察すると、右手に小道が見えたのでこれを辿る。急だが良く踏まれた道だった。右手下方には、日光・宇都宮有料道路が間近に見えるようになる。


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女峰山と男体山。手前の緑の尾根は、イノシシ像から化星の宿の尾根?

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800m付近で左から小尾根をあわせる。そこに石の道標らしきものがあった。字が刻まれているが、読めない。

怪しいなと思い、周りを観察すると、左手に踏み跡がある。もしやと思いこれを辿ってみた。

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小尾根を廻り込むと、本日のメイン、岩屋観音があった。目の悪いおいらは観音様が良く見えなかったが、なぜか満足する。

石の道標に戻り、鳴虫山を目指す。ここからは、やや踏み跡が薄くなる。

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ミツバツツジが咲いている。

お目当てのアカヤシオは、道端にボタボタとその花を落としている。
急坂で小枝を掴み、なんとか登ると傾斜が緩んだ。

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「入っちゃいけませんよ」のロープをくぐり、現在の登山道に合流。鳴虫山山頂は近い。

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鳴虫山山頂で僅かに残っていたアカヤシオ。

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鳴虫山から男体山。

鳴虫山には、大勢の方々いる。休まず通過。合峰へ向かう。
合峰で、一服。銭沢不動尊へのルートには「入っちゃいけませんよ」のロープが張ってある。人が居るので、10:30だったが時間つぶしにニギリ飯を食った。食い終わっても次々に人が訪れ休んでいく。人目を忍んで行きたかった。が、仕方ない。ロープをくぐった。
異常な急坂を2箇所下る。傾斜が落ち着くと、石祠があった。さらに下ると化星の宿に着いた。

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化星の宿の石祠。

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時間があったので、化星の宿のそばを歩きまわってみた。なにやら人工の石垣らしきものがあった。このほか、切削された平坦地なども見受けられた。

化星の宿を下りると、やや左手に尾根をはずしテープ類が目に付く。これに従い進むと主尾根に復帰し、小峰に登ると、「銭沢不動尊へ」の目立つ標識があった。イノシシ像、もしくは日光金谷ホテルに続く主尾根とここで別れ、銭沢不動尊を目指す。
昨年このルートを覗いた時は藪道に見えたが、実際入ってみると明瞭な踏み跡があった。ここもツツジ尾根で、すでに一部シロヤシオなどが咲いていた。多くのツツジはつぼみを膨らませていた。

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小ピークとの鞍部に銭沢への標識があった。

標識に従い、グチョグチョの沢を下る。シマッタ。二宮へ行くのを忘れていた。先ほどの鞍部から小ピークを経て二宮へ行こうと思っていたのだが、時すでに遅し。

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銭沢不動尊へ着いてしまった。案外歴史は浅く、江戸期に成立したようだ。

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銭沢不動尊周辺には、多くの石像があった。

ここからは、道は明瞭になり、日光宇都宮有料道路をくぐる。T字路をなんとなく勘で左に折れると、「歴史の道」の標識が現れ、市内に向かう。

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途中、八重桜が見事に咲いていた。

神橋から、本宮神社、四本龍寺に向かった。

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本宮神社より、四本龍寺三重の塔を望む。

四本龍寺にて、今年の日光詣でのご挨拶をし、去る。

駅に向かう途中の外国人御用達のラーメン屋で、ビールとラーメンを注文する。店のバアさんと小一時間、世間話をし店を出る。

ビールを飲みながら特急スペーシアに揺られた。
アカヤシオにまともにお目にかかることはできなかったが、満足して帰宅した。