つづき


凍った沢に再び水流が現れ、二股になった。意外にも右側に黄色いポールが見えた。
思案したが、予定通り左の谷を進んだ。

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すぐに水流が消え、頭上が明るくなった。

5分ほど背丈を越える笹薮を掻き分けると都県境に到着した。


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日向沢の峰西方に達した。


晴れているとは言え、雲量が多いので、日向沢の峰は割愛し、蕎麦粒山に向かった。
山頂には、お一人。そしてもう一人。そしてもう二人。昼飯を食って、立ち去った。


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仙元峠は、相変わらず人気が無い。皆様巻いて通過するようで。ここに立ち寄るのは、たそがれオヤジさんとおいらくらいのものか。おいらとて、長居は無用。すぐに立ち去る。


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昨年立てられた新しい標識が無残な姿に。重機、もしくはそれに匹敵するパワーが必要。オソロシや。

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仙元尾根を呑気に下る。53、54鉄塔だろうか。

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三つドッケが逆光でまぶしく見える。三峰のピナクルにその内登りたい。三つドッケ山頂に着いたときはいつもバテバテなので、その余力が無いのだ。


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今日目安にした、51、52鉄塔と繋がっている、え~っと57だか、58号鉄塔より蕎麦粒山。

仙元尾根にあるススキの4基目の鉄塔を通過すると、恐ろしい急坂が待っている。ここは、いずれ崩壊するだろうな。

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はじめて、明るい浦山大日堂を見た気がする。広河原谷を渡って帰着。




ワサビ田の爺さんが言っていた蕎麦粒山へのルートは、52号鉄塔からの可能性が高いと思った。但し、上部は、かなりの笹薮と思われる。
三工場谷からのルートにも惹かれるが、こちらは少々手ごわそうな予感がする。