山行日:2009.12.19
目的地:酉谷山
コース:大血川観光釣り場(7:30)~クイナ沢橋(8:00)~熊倉山分岐(10:30)~小黒(11:20)~(11:50)酉谷山(13:00)~熊倉山分岐(14:00)~クイナ沢橋(15:45)~大血川観光釣り場(16:30)

先週の三つドッケ続きとして、今週は酉谷山に行ってみよう。都県境の山を人気の少ない埼玉県側から登るのだ。
このコースも途中の小黒あたりで迷いやすいようだ。地図とコンパスを持ってでかけよう。

国道140号線から大血川沿いの道に入ると、いきなりうっすらとした雪道になった。畦道仕様のハイゼットを4WDモードにし、低速で切り抜けた。東谷林道に入ろうとすると、遮断機に鍵がかかっていた。大血川観光釣り場前の公衆便所に車を留めた。
公衆便所前には地元の方と思われるオッサンがいた。一応、ここに車を留めていいか聞いてみた。「酉谷山に行くのかね。ちゃんと車の鍵を閉めておくように。」と言われ、駐車が許可された。
ここは、太陽寺入り口でもある。ここに来るのは高校生の時以来。30ウン年ぶり。当時は釣り場も、便所も無かったと思う。


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うっすらとした雪が。やたらに寒い。


東谷林道に入る。結構傾斜のある林道だ。東大演習林で「美しい森」との事だったが、大して美しくもなかった。


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クイナ沢橋に着いた。クイナ沢の4段の滝が迎えてくれる。

クイナ沢左岸伝いにピンクリボンがいくつか見えた。怪しいと思いさらに林道を進むと、わずか10m
で崩壊地となり林道終点。崩壊地を渡るように赤テープがある。こちらを選択し、登り始める。
雪と巨大な霜柱と枯葉のミックス。足が滑り思うように前に進まない。急傾斜地の九十九折れの踏み跡は、斜めに傾いている。恐る恐るの歩きとなる。


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登りやすいところもある。


途中、道が崩落している所があった。斜面は凍りつき、通過に手間取った。杉林となり、幾分道が落ち着いてきた。杉林を二つ抜け、滑りやすい道を登ると熊倉山分岐と思われる平坦地に着いた。



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熊倉山分岐。すでにクイナ沢から2:30が経過。コースタイムでは、酉谷山に着いている時間。


ここには、熊倉山方面からの足跡があった。これで、小黒で道に迷う心配は無くなったと思った。鹿が激しく鳴いている。あちこちで。平坦な尾根を進むが、すぐに急になる。鹿道にだまされ、足跡を見失う。磁石で方向を定めて歩く。二重山稜の右側を歩いていると赤テープが現れホットする。倒木が多く夏道を忠実にはたどれない。
上方の藪からガサガサと音がする。立ち止まり激しく手を叩いた。ガサガサと音がし、丸いケツが走り去った。黒っぽかった。
恐る恐る登ると、小黒山頂と思しきところだった。山頂を下ると、雪に滑ったケモノの足跡があった。鹿のものではなかった。足跡は、登山道から藪の中に。
すぐに、大血川峠と思われるタワミに達した。雪が深くなり、人の足跡が見えた。これをたどるが、再び鹿道にはまる。赤テープが見えるが、倒木でとてもそちらには行きたくない。尾根型が消えているので、上を目指して適当に登った。頭上に道標が見えた。

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待望の酉谷山に着いた。コースタイム3:20の所を4:20を要した。

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先週行った三つドッケ。


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わかり易い大岳山

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悲しい出来事があった。

眺めもよく、風も無いので、一時間以上ここで過ごした。人の気配は全く無かった。
足先が冷たくなってきたので、往路を引き返した。アイゼンを装着した。

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小黒山頂

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小黒の下りより、酉谷山を振り返る。


小黒の下りで、またしても足跡を失う。磁石で方向を定め下ると赤テープが。やがて、自分の足跡を見つける。
熊倉山分岐まで、アイゼンでガシガシ下る。ここからは、朝あった雪が殆ど溶けていた。アイゼンをはずし、足の指の痛みをこらえて下る。下部で再び雪が現れる。アイゼンを着けるのは面倒なのでギクシャク下った。
暗くなり始めてクイナ沢に到着。


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ツララを見たり。

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炭焼き窯(?)を見たり。

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大血川の瀬音を聞いたり。


足の爪の痛みをこらえながら、トボトボと林道を下った。
猿の群れが林道を横切った。

釣り場近くの取水施設で何か作業をしていた。ようやく人の姿を見た。