山行日:2009.10.24
目的地:深山巴の宿と夕日岳
コース:古峯神社(7:50)~古峯ヶ原(9:00)~深山巴の宿(道迷い)~古峰ヶ原(9:40)~行者岳(10:20)~竜の宿(11:30)~地蔵岳(12:15)~三つ目(12:30)~(12:40)夕日岳(13:20)~ハガタテ平~林道~古峯神社(15:20)


またしても、パソコンがぶっ壊れた。先週の土曜日に一日かけて復旧させたのだが、火曜の夜には再びぶっ壊れた。今度はコントロールパネルも動かない。お手上げです。

金曜の夜に遅く帰り、土曜日はやや寝坊気味。東北自動車道に入ると車は異常に多かった。速度は80km/hくらい。おいらのポンコツ軽ではちょうどよい。
鹿沼市街で古峰ヶ原の標識に従うが、グルグル回し。帰りはちゃんと戻れるのだろうか。
細い県道に入り、一安心。しかし、天気予報とは裏腹に今にも雨が落ちそうな空模様であった。

古峯神社のWCで出すものを出し、出発。予定時間を大幅に過ぎていた。
延々と車道を歩き、ようやく山道にありつく。「関東ふれあいの道」とある。人影は全く無く、ふれあう事無く、再び車道に出た。



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そこは古峰ヶ原だった。紅葉の盛りはすでに過ぎているようだ。


何台か車が止まっている。夫婦と思われる登山者が案内板を見ている。「わかんないわねぇー。」おいらも「わかりませんねぇー。」と言い、「巴の宿→」へ向かった。


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深山巴の宿はすぐ近くだった。

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案内板の向かいに鳥居があった。ここを下り小沢を渡る。

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深山巴の宿。重要文化財。

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四方を小沢に囲まれた不思議なところだった。なぜか満足。

一服し、案内板を見ると、古峰ヶ原に戻らなくとも、行者沼に行けそうなので、出発。再び県道にでる。県道を下り、それらしき道に入るが様子がおかしいと思い県道に戻る。少し下りそれらしき道に入るが様子がおかしい。しかたなく古峰ヶ原に戻る。

仕切りなおして、山道に入るとすぐに行者沼が左手に見えた。泥沼で、水は無かった。いつもこうなのだろうか。さらに登ると「大天狗の大神」に出た。古峯神社繋がりの地名のようだ。ここからは尾根となる。


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名残のもみじをめでながら。

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いくつもの小ピークを越える。

行者岳、大岩岳、唐梨子山はいずれも展望なし。高曇りの空から雨が落ちてこないだけでも善しとしよう。


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唐梨子山(読み方不明)を下ると薄暗く倒木の多い平坦地に出た。「竜の宿」であった。おおっ。なぜか感動する。

下り気味の道を行く。時計を見るともう12時前だ。夕日岳は無理かなぁ。などと思いながらもピッチを上げた。

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ハガタテ平を素通りし、地蔵岳に向かう。


地蔵岳から降りてきたオッサンから「どこに行くのか。」と厳しく聞かれた。「夕日」と答えた。「遅すぎる!」と一喝された。恐縮して、さらに登る。

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地蔵岳山頂にあった傾いた石祠。


地蔵岳12:15着。おいらにしては大分追い上げた。これなら夕日岳も大丈夫だろうと思い、地蔵岳を素通り。



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三つ目到着。素通り。


主尾根から別れ、夕日岳に向かう。




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夕日岳到着12:40。追い上げた。が、今日の展望は今ひとつ。日光連山が重苦しく見える。


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先週行った半月山なども見えるが、冴えない。


案外早く着いたので、昼飯を食ってのんびりした。

今日登った尾根は禅頂行者道と呼ばれているらしい。三つ目からさらに北上すれば、薬師岳に至る。薬師岳はT字路になっており、東に行けば鳴き虫山から神橋に至る。西に行けば、細尾峠から茶の木平。茶の木平を下れば、中禅寺湖畔。茶の木平を西進すれば、半月山、社山、黒桧岳に至り、さらに道なき道となりシゲト山を経て群馬、栃木国境の三股山に連なる。ここを北上すれば錫が岳、日光白根、温泉ヶ岳。南下すれば、秘境国境平を経て皇海山、袈裟丸山。

などと思いつつ、一つ一つの尾根を追う。冴えない景色でも見ていると飽きないのだ。

気がつくと大分時間が過ぎていた。

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樹間から皇海山が。鋭鋒に見えた。


重い腰を上げ下る。三つ目、地蔵、ハガタテと通過。ハガタテを2~3分下るとすぐに水流が現れた。古の修験者もここで水を汲んだに違いない。


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今年、日光最後の紅葉を惜しみ下る。


古峯神社に立ち寄り、帰途に着く。


自宅近くの電気屋に立ち寄りパソコンを購入。折り悪くウゥンドウズ7売り出し開始で価格は高い。XPを探すがなし。パソコン音痴のおいらに最新版は不要なのだ。仕方なく、大枚をハタク。意気消沈で帰宅。