①尾瀬燧ケ岳
山行日:2009.5.2
目的地:尾瀬燧ケ岳
コース:御池(10:50)~燧ケ岳(14:20休)~御池(15:30)~御池田代

これまでGWは休みを目一杯使って極楽スキー登山をしてきたが、今年は諸般の事情により大幅縮小。断腸の思いが募るが、致し方ない。
燧ケ岳と大杉岳はセットで5月の中旬以降にスキー納めとして毎年登ってきた。かつて燧ケ岳は6月の3週目まで御池からスキーで往復できたこともあるくらい豪雪の山だった。今年はどうなのだろうか。

早朝に家を出発。佐野ICを過ぎると道は渋りがちとなる。栃木ICで完全に渋滞につかまった。予想されたこととは言え、気持ちはあせる。
たまらず鹿沼ICで高速を降り、121号線をたどる。杉並木の立派さに驚かされる。
かつて通った今市からの会津西街道の様変わりにも驚かされる。田島への道を分けるとさすがに車の量は減った。10:30に御池にようやく到着。雪の少なさに唖然とする。御池の駐車場の土手に笹が出ていたのだ。考えられない。

燧ケ岳に登るかどうか迷ったが、コースタイムを指で折ると遅くも16:00には下れそうなので出発することにする。準備をしていると、お一人に燧ケ岳の登山口を聞かれた。
「夏道は全く出ていないので、ここから9割の人が登っていますよ。」と答えた。聞くと、磁石は持参していないらしい。少し心配だが、スキーの跡を追えば大丈夫だろう。

雪が少ないとは言え、スタートからスキーで登れた。(当たり前だが、何年か後は心配)コースはスキーの跡だらけだ。すぐに急斜面となる。


イメージ 1
バテ気味で広沢田代に到着。正面の山を左手に巻けば幾分楽に熊沢田代に行ける。


当然、左に巻くが登りすぎた。熊沢田代へ下る。


イメージ 2
熊沢田代からの越後の山々。


イメージ 3
熊沢田代を振り返る。背後左手の山が大杉岳。その後に続く大津岐峠、会津駒の山々は山名同定できない。


イメージ 4
燧ケ岳の大斜面手前で休憩。おにぎり2個を食らう。次々に登山者が降りてくる。

大斜面に喘ぐ。午後の陽射しがきつすぎる。


イメージ 5
ようやく山頂に到着。尾瀬沼はかろうじて凍っているようだ。
遠く日光白根のドームが見える。残念ながら先々週行った温泉ヶ岳は確認できなかった。


イメージ 6
柴安クラと背後に至仏山。至仏の山の鼻コースはきわどく雪切れを免れている。


イメージ 7
平が岳と越後の山々。


イメージ 8
山頂を少し下ると、柴安クラが立派に見える。


シールを剥がしてここから大滑降。雪面はゲレンデ並みに荒れている。大斜面右手にコースを取りシュプールの無いコースを下る。喝采を叫び、あっという間に疎林地帯に。代償に苦しいトラバースを強いられ、一般ルートに戻る。
登り返しを避け、東田代よりに滑り込み、再びトラバースし正規ルートに戻る。樹林帯の急斜面となるがブッシュが無いので比較的滑り安い。
3:30を要した登りも、スキーの下りは早い。僅か30分の出来事だった。



燧ケ岳滑降の後は、これも定番となっている御池田代散策に出かけた。


イメージ 9
御池田代① 遅い春の訪れ。と言いたい所だが、ここでは早すぎる。

イメージ 10
御池田代②

イメージ 11
御池田代③

イメージ 12
御池田代④ 水芭蕉は「夏の思い出」ではなく、「早春の思い出」と感じているのはおいらだけだろうか。


イメージ 13
御池田代⑤ 田代の一番奥からは、今滑り降りてきた燧ケ岳がよく見えた。

イメージ 14
御池田代⑥ 


田代からは平が岳が大きくくっきり見えるのだが、本日は春霞に霞んでいた。残念。
誰も居ない御池田代をあとに、駐車場に戻る。すでにテントが幾張りも張られ宴会がもようされていた。
おいらは車の中で生暖かくなったビールを立て続けに2本飲んだ。



②大杉岳
山行日:2009.5.3
目的地:大杉岳
コース:御池(7:00)~大杉岳(8:30)~御池(10:10)


この時期御池の朝は寒い。
のそのそと起き出しトイレに向かう。ヒーター付きの公衆便所が嬉しい。
前日プリムスのガスコンロが火を噴き、朝飯は冷たいロールパンだけになってしまった。
薄雲が広がり体も重い。あまり気が進まないのだが、7:00に出発。夏道コースをやめて、御池ロッヂの向かいから小尾根に取り付いた。


イメージ 15
尾根はスーッと立ち上がったブナの林だ。奥武蔵や奥多摩のブナとは形が違う。


イメージ 16
いつしか黒木の森となり夏ルートと合流。振り返ると燧ケ岳が颯爽と見える。


波打つ尾根をひたすら登ると斜度が無くなり展望の無い大杉岳に到着。標識等は一切見えない。


イメージ 17
山頂から少し先に進むと、大津岐峠から会津駒(通称アイコマ、さらに略してアイコ:ちなみに秋田駒はアキコ:魚駒はエチコ 皆色っぽい)方面が見える。越後三山などもよく見えるのだが、本日はぼやけていた。向こうからオッサンがやってきた。鉄塔の手前から引き返してきたそうだ。随分早い。


イメージ 18
山頂の先には大きな雪堤があった。


眺めがよくないので、すぐに山頂に戻る。山頂には先ほどのオッサンが居た。ビールを強引に進められた。けっこうです。と言いながら、嫌いではないので頂いてしまった。
するともう一人やってきた。一週間位この界隈を滑りまくっているらしい。この方からも山人参とやらを頂いた。
少々長居をしたが、シールを剥がし滑降に移る。僅か15分の下りだった。


桧枝岐に戻り、「開山」で大盛りの裁ちソバを食う。

GWの山スキーとしては小粒であったが、体力的にもこの辺が限度なのかもしれないなぁ。と思い、納得して帰途に着いた。