山行日:2002.3.3
コース:北斗窯(7:40)~尾根取り付き(8:50)~県境(10:00)~金ヶ谷山(10:30)~11:50朝鍋鷲ヶ山(12:50)~北斗窯(13:45)
コース:北斗窯(7:40)~尾根取り付き(8:50)~県境(10:00)~金ヶ谷山(10:30)~11:50朝鍋鷲ヶ山(12:50)~北斗窯(13:45)
「岡山の山百選」に出ていた本コースを1/25000図で確認すると、林道から金ヶ谷山まで登山道が記されていなかった。これはマズイと思い、雪が降ってから出かけた。
道をはさんで北斗窯の対面には「あじわいの宿新庄」があり、ここの駐車スペースをお借りした。
着替えなどしていると、オッサンが現れ、「こんな所でスキーができるのかい」と岡山弁で聞かれた。「チョット山に登ろうかと思いまして」と答えると、いぶかしげな顔をした。オッサンは釣り人で、3月1日の解禁日にあわせて「あじわいの宿新庄」に宿泊しているのだという。「あじわいの宿新庄」の豪華な食事の話をしてくれた。
おいらが出発すると、「おーい。」と声をかけ、釣竿を立てた。その先の銀色に輝く魚をを見せた。「なんの魚ですか」と聞くと、「岩魚だよ。」と嬉しそうに声を上げた。
着替えなどしていると、オッサンが現れ、「こんな所でスキーができるのかい」と岡山弁で聞かれた。「チョット山に登ろうかと思いまして」と答えると、いぶかしげな顔をした。オッサンは釣り人で、3月1日の解禁日にあわせて「あじわいの宿新庄」に宿泊しているのだという。「あじわいの宿新庄」の豪華な食事の話をしてくれた。
おいらが出発すると、「おーい。」と声をかけ、釣竿を立てた。その先の銀色に輝く魚をを見せた。「なんの魚ですか」と聞くと、「岩魚だよ。」と嬉しそうに声を上げた。

道を渡り、北斗窯の脇から林道に入る。すぐに雪道となり、スキーを着ける。地図に無い林道が現れるが、意外にも「金ヶ谷山」の標識があり迷うことは無い。しかし、目指す尾根の末端には標識は無く、やはり道の無いルートなのであろうか。
下部はややブッシュが目立ったが、樹間がそこそこ有り、緩やかなので上りやすい。
下部はややブッシュが目立ったが、樹間がそこそこ有り、緩やかなので上りやすい。

やがて、右手に金ヶ谷山が見えてきた。

尾根は細身のブナが目立つ。

取り付きから1時間少々で県境の主稜線に飛び出した。稜線上は標識が完備されていた。

そして、すばらしい霧氷の尾根道となった。

潅木を抜けると金ヶ谷山に着いた。山頂はとても静かだった。

南西に白い頭の毛無山が見えた。

シールをはずし、フカフカの新雪を滑る。

ブナの大木の広い樹間を気持ちよく滑る。
しかし、そんな滑りは長くは続かない。ブナ林の尾根は直線的に続くが、朝鍋鷲ヶ山へは、左手に進路をとる。鞍部でシールを着け再び登る。尾根が広くなり潅木帯を抜けると、送電線がある。折りしも、ばさばさと氷が落ちてくる。タイミングを見計らって、送電線をくぐると、すぐに広々とした朝鍋鷲ヶ山に着いた。大きな展望台に登る。眺望を楽しむが、寒くてすぐに降りる。風当たりの弱い林の影でカップヌードルを食う。
帰路は林道を忠実に下った。ガチガチの氷とひなたのド腐れ雪に苦労し、県道に出る。県道も雪に覆われ滑る。野土路の名水付近で除雪となるが、道路脇に残った雪や山腹をスケーティングで凌ぐ。結局、北斗窯までスキーに乗れた。
帰路は林道を忠実に下った。ガチガチの氷とひなたのド腐れ雪に苦労し、県道に出る。県道も雪に覆われ滑る。野土路の名水付近で除雪となるが、道路脇に残った雪や山腹をスケーティングで凌ぐ。結局、北斗窯までスキーに乗れた。
金ヶ谷山は山スキー向きの静かな山でした。
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