今日は風が強そうなので、山に行くのはよそう。

昨日、写真の写真がそこそこうまくいったので(稚拙な方法だが、パソコン能力が無いので)、写真の写真で岡山・鳥取県境の恩原三国山を紹介させていただきます。



山行日:1999~2002の2,3月の期間、何度と無く訪れました。

この間、人に出会ったのは林道でお一人だけ。その他に北嶺付近で輪環の跡を見ただけです。最近、ネット上で記録が散見できるので、以前よりは入山者が増えているのかもしれません。


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青下地の地名は勝手につけた仮称です。(ギラガ仙と三国山北嶺は一般化した山名のようです。)
赤線はスキーで登るのに適したルートです。
青線はスキーで下るのにに適したルートです。
緑線は、雪の状態が悪いときの非常ルートです。
ギザギサ線はスキーの帰りに面倒なルート、または危険を伴うルートです。


コース①中津河集落~中津河川左俣~大杉Ⅲ尾根~大杉~三国山Ⅱ峰~本峰・ギラガ仙鞍部~本峰・北嶺鞍部~三国山北嶺~恩原三国山本峰~三国山Ⅱ峰~三国山Ⅲ峰~県界尾根~中津河川左俣谷~中津河集落


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中津河川左俣谷の林道の行き止まり。この手前で大杉Ⅲ尾根に取り付くと楽に登れます。


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大杉Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ尾根が収斂する大杉台地。一本の大杉が孤高に聳えています。


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大杉尾根を振り返る。雨後に現れる縞模様が美しかった。


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三国山Ⅱ峰を一滑りで越えます。


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中津河川右俣谷が見えます。下部は潅木の密林で、スキーでは登れませんでした。


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中津河川右俣谷を快適に滑り(寄り道です。)、登り返します。


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Ⅱ峰との鞍部から緩く登ると恩原三国山本峰に着きます。杉の大木とブナの森の山頂です。標識はありません。登る人は極端に少ないと思います。


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三国山北嶺山頂。ここにはギラガ仙との鞍部から本峰東面にスキーを滑らせ辿りつきました。少々危険なトラバースで、その後は北嶺には行っていません。
北嶺そのものは、ブナ林に囲まれた幽玄な所です。
鳥取県側の山々には自然林が残り、美しく見えました。


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本峰、Ⅱ峰に登り返し、さらに進むと三国山Ⅲ峰です。広々とした雪原が続く県界尾根はスキー向きです。ただし、雪質は重いことが多く曲げるのに苦労します。この時は雨後でガチガチに凍りつき、かえって軽快に滑ることができました。

中津河川左俣谷を少し下り、林道に出ます。林道は滑らないことがあるので、ワックスは必携です。




コース②恩原牧場から恩原三国山本峰


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恩原スキー場から恩原牧場に出ます。ギラガ仙が見えます。左にチラリと見えるのが本峰でしょうか。


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時には大山が見えることもあります。


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恩原牧場の道のドンつきをさらに進むと切り開きがあります。これを辿ります。時には霧氷が見られます。

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恩原牧場の尾根はこんな感じです。


いくつかの小ピークを越えるとギラガ仙です。頼りない感じの恩原三国山がよく見えます。ギラガ仙を下り、緩く登り返すと恩原三国山本峰です。

帰りはシールの脱着が多く、あまりスキー向きではありませんが、危険な所はありません。途中、左の大きな尾根に引き込まれないように注意が必要です。スノーシューなどが適しているコースではないでしょうか。(おいらは、スノーシュー未経験ですが)