山行日:2008.11.23
目的地:有間川源流尾根
コース:落合(6:30)~仙岳尾根~槇ノ尾山(8:10休)~長尾丸山~クロモ山~山ナシ山
~日向沢の峰(11:00休)~有間峠~タタラの頭(休)~橋小屋の頭(13:00休)~蕨山 (14:00休)~藤棚山~大ヨケの頭~落合(16:00)
目的地:有間川源流尾根
コース:落合(6:30)~仙岳尾根~槇ノ尾山(8:10休)~長尾丸山~クロモ山~山ナシ山
~日向沢の峰(11:00休)~有間峠~タタラの頭(休)~橋小屋の頭(13:00休)~蕨山 (14:00休)~藤棚山~大ヨケの頭~落合(16:00)
つい先だって、橋小屋の頭で出会ったオヤジに河又~棒の折山~有間山~蕨山~河又の周回コースを聞いて、おいらも行く気になってしまった。
よくよく調べるとこのコースはマサニ有間川源流の尾根を周回するコースであることが分かった。しかし、距離は長い。足の弱いおいらには荷が重い。しかし、しかし、地図をよく見ると、多少スケールが小さくなるが、落合起点で、ミニ有間川源流尾根周回コースが採れるではないか。それでも昭文社刊の奥武蔵・秩父では、コースタイムが10時間を越える。日の短い今日この頃、チョイトやばい、とは思った。
よくよく調べるとこのコースはマサニ有間川源流の尾根を周回するコースであることが分かった。しかし、距離は長い。足の弱いおいらには荷が重い。しかし、しかし、地図をよく見ると、多少スケールが小さくなるが、落合起点で、ミニ有間川源流尾根周回コースが採れるではないか。それでも昭文社刊の奥武蔵・秩父では、コースタイムが10時間を越える。日の短い今日この頃、チョイトやばい、とは思った。
谷間の夜明けは遅い。6:00に落合を出発しようとしたが、暗くて登山道が見つからない。6:30頃明るくなり、観光釣り場の門扉の中に、登山道入り口を見つけた。門扉は施錠されていたが、別の場所のロープをかいくぐり、こっそりと登山道へ入った。
仙岳尾根は登山用地図では破線で示されているが、ルートは明瞭で迷うような所は全く無い。部分的に異常な急坂があるが。猟師が3人ほど尾根上でタムロしていた。おいらのことを撃たないようにお願いして、通り過ぎた。林道に出くわすとようやく斜度が落ち、踏み跡をたどると、いきなり槇ノ尾山山頂に出た。地図では、棒の折山との間に出るはずであったが。山頂には、「落合へ」と標識も出ていた。
山頂ではご夫婦が蕎麦粒山に行くと言って、通り過ぎて行った。日向沢の峰まで、人と会ったのは、この二人だけだった。
仙岳尾根は登山用地図では破線で示されているが、ルートは明瞭で迷うような所は全く無い。部分的に異常な急坂があるが。猟師が3人ほど尾根上でタムロしていた。おいらのことを撃たないようにお願いして、通り過ぎた。林道に出くわすとようやく斜度が落ち、踏み跡をたどると、いきなり槇ノ尾山山頂に出た。地図では、棒の折山との間に出るはずであったが。山頂には、「落合へ」と標識も出ていた。
山頂ではご夫婦が蕎麦粒山に行くと言って、通り過ぎて行った。日向沢の峰まで、人と会ったのは、この二人だけだった。

薄暗い槇ノ尾山山頂
長尾丸山あたりまでは、快調に足が進む。

やたらと細身のブナが目立つ長尾丸山山頂
杉林が多く、薄暗い尾根道が続く。細かいピークに辟易する。地図では分からなかったが、雛壇式の急登が続き、早くもバテはじめる

杉林が切れれば、最後の紅葉が、青空に映える。

細かいピーク① クロモ山

細かいピーク② 山ナシ山
鉄塔台地に着くと、有間山が見える。

奥の台形の山が有馬山の峰
この先、地図には無い、「有間ダムへ」、「有間山へ」の分岐が現れ、迷いを生じたが、日向沢の峰に向かう。
日向沢の峰南峰はすこぶる展望が良い。有間川源流尾根随一と言っても過言では無いはずだ。兎に角、富士山が見えれば文句は無い。
日向沢の峰南峰はすこぶる展望が良い。有間川源流尾根随一と言っても過言では無いはずだ。兎に角、富士山が見えれば文句は無い。

日向沢の峰南峰 奥多摩の山々と富士山 富士山が見えたのはここだけ。
日向沢の峰中央峰に有間山に続く尾根道があった。

立派な標識の影に有間山へ看板がひっそりと。
有間山方面から、続々と登山者がやってくる。聞くと、有間峠からの往復だと言う。山頂を退散する。しばらく下ると、再び鉄塔が現れた。ここからは有間川源流尾根がよく見渡せる。

今日登ってきた尾根。奥の高まりが棒ノ折山。雛壇の急坂も見える。

大持山 遠く、赤城、日光の山山が見えたが、写真には写っていないようだ。

ようやく、近づいてきた有間山
さらに下ると地図に無い林道に出た。林道は尾根を巻いて、有間峠に続いているようだ。登山道もある。登山道に入ると、いきなり、背丈を越える笹の道となった。道はしっかりしているが、バテバテになっていたので、林道へ戻り、これを辿る。平坦な道を進むと、有間峠に着いた。多くの自動車が駐車している。ここから、登山道を探したがなかなか見つからない。登山道は林道を蕨山方向へ進んだ所にあった。笹は影を潜め、歩きやすい道となった。有間山最高峰タタラの頭には先客がいた。その後も続々と人が来る。最後はヤブの中から人が登場した。聞けば、落合からバラ尾根を登ってきたと言う。何でも最短距離だそうだ。恐れ入りました。橋小屋の頭は、同じメンバーがそろった。ここで、遅い昼飯とした。

橋小屋の頭には、有間山の立派な標識がある。
橋小屋の急坂を降り、鞍部に出ると、バイクの人たちがいた。蕨山の登りの斜面にワダチが着いている。あまり、山を痛めつけないでください。
蕨山はタタラの峰のメンバーがいたが、意外にもひっそりとしている。アマチュア無線の方が交信をしていた。
蕨山はタタラの峰のメンバーがいたが、意外にもひっそりとしている。アマチュア無線の方が交信をしていた。

藤棚山を下った所 午後の陽を浴びて、紅葉が映えていた。
重い腰を上げ、金毘羅尾根を下る。藤棚山を越え、最後の山頂大ヨケの頭に着いた時はほっとした。
山頂から落合へ下る標識はあったが、枯れ木などで道はふさがれ、入っちゃいけないよ的な雰囲気がぷんぷんしていた。強引に下る。しかし、林道手前で、崖となり下れない。仕方なく山頂へ戻る。河又方面に降り、途中より、林道へ強引に降り、林道を蕨山方向に戻る。すると、落合への道があった。この道は、最高に急な降りだった。踏み跡はしっかりしているので、迷うことは無い。コースタイム0:30のところ、1:00かけて落合に帰着。
足はガタガタになってしまいましたが、満足な一日でした。
山頂から落合へ下る標識はあったが、枯れ木などで道はふさがれ、入っちゃいけないよ的な雰囲気がぷんぷんしていた。強引に下る。しかし、林道手前で、崖となり下れない。仕方なく山頂へ戻る。河又方面に降り、途中より、林道へ強引に降り、林道を蕨山方向に戻る。すると、落合への道があった。この道は、最高に急な降りだった。踏み跡はしっかりしているので、迷うことは無い。コースタイム0:30のところ、1:00かけて落合に帰着。
足はガタガタになってしまいましたが、満足な一日でした。
本コースは登山用地図で、破線で示されている道が多いが、特に道が不明瞭な所はなかった。強いてあげれば、
①槇ノ尾山から仙岳尾根を下る場合、山頂直下がやや不明瞭。
②大ヨケの頭から地図にあるように真直には下れない。林道に降りられない。林道に降りる所を探す必要あり。林道に下りれば、落合への標識があるので、ルートに乗れる。
ただし、林道から尾根に登っている道が見えたので、どこかに正規ルートがあるのかもしれない。
②大ヨケの頭から地図にあるように真直には下れない。林道に降りられない。林道に降りる所を探す必要あり。林道に下りれば、落合への標識があるので、ルートに乗れる。
ただし、林道から尾根に登っている道が見えたので、どこかに正規ルートがあるのかもしれない。
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